大日本帝国の終焉
- サブタイトル
- 画報日本近代の歴史 13 1945-1947
- 編著者名
- 日本近代史研究会 編
- 出版者
- 三省堂
- 出版年月
- 1980年(昭和55年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 31×
- ページ
- 175p,図版8p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.6
- 請求記号
- 210.6/N71/13
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 執筆:色川大吉,川村善二郎,北島正元,小西四郎,佐藤昌三,遠山茂樹,原田勝正,藤井松一,松島栄一,宮川寅雄,村上重良,吉田常吉 歴史略年表(1945年~1947年):p174-175
- 昭和館デジタルアーカイブ
口絵カラー
核時代の開幕
アウシュビッツ強制収容所
家なき人びと(上野地下道)
フィリピンの捕虜収容所の生活
高校(旧制)の自治寮の記念祭
銀座通りの「復興」
風俗雑誌の登場
この巻のあらまし 大日本帝国の終焉 (遠山茂樹)
連合国軍がフィリピン全土を制圧-ルソン島の戦闘
ドイツ降伏の三か月後にソ連は対日参戦
東京の玄関口に殺到したアメリカ軍-硫黄島の激闘①
矢弾尽き果て散るぞ悲しき
大都市の市街地に爆弾と焼夷弾の雨-東京大空襲①
渦巻く熱風と炎の激流に逃げまどう-東京大空襲②
沖縄全島に吹き荒れた”鉄の暴風”-アメリカ軍、沖縄に上陸
不沈戦艦も沈没した特攻「菊水」作戦-沖縄決戦の展開
雨と泥濘で一進一退の首里攻防戦-沖縄本島の激闘
人間がなしうる非人間性の極限状況-「アウシュビッツ」
ヨーロッパの反ファシズム戦争の終結-ナチス・ドイツの降伏
「本土決戦」を説きつつ終戦の道を探る-鈴木貫太郎内閣
日本の首都、一面の焦土となって壊滅-東京大空襲③
大都市を壊滅させた無差別焼夷弾攻撃-大都市空襲終了
本土の「防波堤」に倒れた生霊二〇数万人-沖縄の戦闘終了
軍需施設に爆弾、中小都市には焼夷弾-空襲の拡大
工場と機械は破壊され、船は沈められ-低下する軍需生産
アメリカ軍機の跳梁になす術もなし-中小都市の被害増大
恐る恐る読んで半信半疑の「紙の爆弾」-B二九の宣伝ビラ①
人びとが関心を抱いた「空襲の予告」-B二九の宣伝ビラ②
連合国が日本に戦争終結の条件を提示-ボツダム宣言の発表
一瞬に現出したこの世の生地獄-広島に原爆投下①
恐るべき爆風、熱線、放射線の威力-広島に原爆投下②
真実が伝えられなかった被害の実態-広島に原爆投下③
真っ赤な火球から不気味なきのこ雲へ-長崎にも原爆投下①
衝撃と恐怖で無我夢中に歩く人びと-長崎にも原爆投下②
最悪の事態を迎えて「国体護持」の努力--ソ連参戦と降伏交渉
ポツダム宣言を受諾してついに降伏し-一九四五年八月一五日
全国民は敗戦を三省し総懺悔せよ
植民地支配からの解放とあらたな苦難-朝鮮の「独立」の行方
空から海からはじまった連合国軍の進駐-日本占領の開始
「東京までは長い困難な道のりだった」-マッカーサーの日本進駐
アメリカ軍艦で運ばれた日本全権団-降伏文書の調印①
ここに第二次世界大戦は終わった-降伏文書の調印②
皇居の前に君臨した連合国軍総司令部-GHQの東京進駐
盛り場に響く「再建」「復興」の槌の音-銀座と浅草から
国敗れて鉄かぶとが鍋に生まれ変わる-「軍国日本」の解体
占領下における言論、報道の自由と統制-天皇とマッカーサーの会見
出獄した「獄中十八年」の「自由戦士」たち-政治犯の釈放
「政治活動の自由」をえてぞくぞく誕生-左右の政党復活
あらわになった左右両派の対立抗争-戦後の中国と朝鮮
植民地の再建を許さぬ民族独立の旗-アジア諸民族の独立
平和、人道にたいする「戦争犯罪」を裁く-ニュルンベルク国際軍事裁判
日本の支配層にあたえた異常な衝撃-「戦犯」逮捕の開始
虐待を骨身に刻んだ元捕虜たちの告発-近衛文麿の死と横浜軍事裁判
追及された「捕虜虐待」「市民虐殺」の責任-海外の「戦犯裁判」
祖国の土を踏んだ海外の約六〇〇万人-復員、引き揚げの開始
壕舎、仮小屋、地下道で雨露をしのぐ-深刻な住宅難
金さえ出せば何でも入手できる青空市場-食糧難と闇市
大邸宅を解放せよ、米三合を配給せよ
メスを戦争の潜在力と封建性の温床に-財閥解体と農地改革
ようやくに見出した「国体護持」の活路-天皇の「人間宣言」
内閣総辞職か、改造か、政界の大動揺-公職追放の指令
前途多難の戦後の国際平和維持機構-国際連合の誕生
生活の向上と社会の民主化を求めて-すすむ民衆運動の組織化
一気にたかまった民主戦線結成の気運-「七命十六年」の野坂帰る
真の日本文化の創造と高揚をめざして-文化運動の復活
「天皇中心の軍国主義教育」の一掃へ-「民主教育」への第一歩
飢えに苦しむ人で大混雑の買い出し列車-食糧危機の深刻化
インフレの進行は止められなかった-金融緊急措置令
公娼制度が廃止されて街娼がふえる-「夜の女」とDDT
障害をのりこえて自立と解放へ-婦人運動の前進
「明治憲法」をくずさない政府の憲法改正案-GHQ案の起草
東京周辺に展開されたあらたな「神話」づくり-「人間天皇」の巡幸
既成宗教の再建と新宗教の進出-「宗教の自由」の確立へ
民主主義を求める民衆の政治運動-幣原反動内閣打倒人民大会
婦人を含む有権者が選んだ政治地図-戦後最初の総選挙
保守勢力の動揺を深めた「政治的空白」-幣原内閣総辞職
一一年ぶりに復活した労働者の祭典-第一七回メーデー
「ワタシタチハ オナカガ ペコぺコデス」-食糧メーデー
保守勢力を元気づけたマッカーサー声明-吉田茂内閣成立
「A級戦犯」として裁かれる戦争指導者たち-極東国際軍事裁判①
被告らは文明にたいし宣戦を布告した
恐怖の閃光と大爆発、酸鼻な大被害-ビキニ原爆実験
各地にひろがった国共両党の全面衝突-中国情勢の新展開
焦点となった「象徴天皇」と「戦争放棄」-憲法改正案の審議
農地解放はいかなる光をもたらすか-第二次農地改革と財閥解体の進行
各地にたかまる首切り反対ストライキ-十月闘争の展開
あらたな転機を迎えた日本の労働運動-ニ・一ストの禁止
「真理と平和を希求する人間の育成」を-六三制新教育の発足
占領軍に祝福された「中道政権」の誕生-片山連立内閣の成立
主権在民、戦争放棄、基本的人権の尊車-日本国憲法の施行
エッセイ 廃墟にて-一九四六年日記から (色川大吉)
歴史略年表(一九四五年~一九四七年)
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