図書センソウ ト コッカ ソウドウイン000067033

戦争と国家総動員

サブタイトル1~10
画報日本近代の歴史 11 1936-1940
編著者名
日本近代史研究会 編
出版者
三省堂
出版年月
1980年(昭和55年)4月
大きさ(縦×横)cm
31×
ページ
175p,図版8p
ISBN
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/N71/11
保管場所
閉架一般
内容注記
執筆:色川大吉,川村善二郎,北島正元,小西四郎,佐藤昌三,遠山茂樹,原田勝正,藤井松一,松島栄一,宮川寅雄,村上重良,吉田常吉 歴史略年表(1936年?1940年):p174-175
和書
目次

口絵カラー
「勅命下る軍旗に手向ふな」
帝国議会の新議事堂
衆議院の本会議場
第六九特別議会
「與亜議会」
「奉祝国民歌・紀元二千六百年
「ウゴクハシ、カチドキ橋」
「佐渡の春駒」
生活綴方運動
「征く人」
「蘆溝橋事件」
「上海江湾鎮爆撃」
「安慶碼頭」
「討伐」
大阪中央郵使局
大島測候所
宇部市民館
 
この巻のあらまし 戦争と国家総動員 (遠山茂樹)
 
「尊皇討好」をかかげて重臣を襲撃-二・二六事件①
 
日本をゆるがした雪の四日間-二・二六事件②
 
「兵に告ぐ」「勅命下る軍旗に手向ふな」-二・二六事件③
 
愛人を殺して胸に一物手に荷物-阿部定事件
 
「国威発揚」の手段とされた「民族の祭典」-第一一回オリンピック大会
 
「国威発揚」のはずが一転「国力失墜」-東京オリンピック返上
 
ファッショ・イタリアの侵略戦争-エチオピア併合
 
ファシズムに反対する勢力の結集を-フランス人民戦線の勝利と崩壊
 
人民戦線にたいするファシストの反乱-スペイン戦争①
 
「誰がために弔鐘が鳴ると問うなかれ」-スペイン戦争②
 
華北につくったかいらい政権第二号-冀東防共自治政府
 
抗日のために内戦を停止せよ-魯迅の死と西安事件
 
ソ連を対象にファシズム国が提携-日独防共協定の締結
 
巨大戦艦「大和」「武蔵」の建造はじまる-無条約時代
 
組閣を妨害した陸軍の横車-宇垣内閣流産前後
 
エドワード八世とシンプソン夫人-王冠を賭けた恋
 
東京・ロンドン間九四時間一七分五六秒-神風号の快記録
 
有権者が反発したとつぜんの議会解散-近衛文麿内閣の成立
 
歴史に残るぬぐうべからざる汚点-スターリンの「血の粛清」
 
鴨緑江を渡った民族解放の遊撃戦-朝鮮祖国光複会
 
「兵一名不明」の誤認から戦闘開始-日中戦争勃発
 
徹底抗戦にはばまれて日本軍苦戦-戦火華中に拡大
 
天険をこえ泥濘になやまされて進撃-華北戦線の日本軍
 
国共合作でかためられた抗戦体制-抗日民族統一戦線の成立
 
国際政局を緊張させた「世界の孤児」の提携-日独伊防共協定
 
宣戦布告のないまま本格化した侵略戦争-南京占領
 
多数の捕虜、市民、婦女子を惨殺暴行-南京虐殺事件
 
父、夫、息子は歓呼の声に送られて-応召兵士の歓送
 
「挙国一致」「尽忠報国」「堅忍持久」-国民精神総動員①
 
「見よ東海の空明けて旭日高く輝けば...」-国民精神総動員②
 
戦争遂行のじゃまになる思想と運動を弾圧-人民戦線事件
 
弾圧された生活と権利を守るたたかい-三重県の人民戦線事件
 
小市民の生活感情をもりこんで-時代劇映画の頂点
 
誠実に人間性を追求した現代劇映画-「蒼氓」「裸の町」「路傍の石」など
 
緊張のなかで燃えたつ創作意欲-「暗い谷間」の文学
 
みずから閉ざした日中和平への道-近衛声明の発表
 
法治主義の原則を無視した統制法-国家総動員法の公布
 
吹きまくるインフレの旋風-戦時公債の急増
 
北から南から徐州をめざして進む-徐州作戦の展開
 
うちきられた戦争終結の日中交渉-近衛内閣の改造
 
「暗い谷間」を照らした「良心の灯」-「火山灰地」の上演
 
新劇運動の実りゆたかな創造の時期-新協劇団と新築地劇団
 
生活の苦悩にめげずに生きる少女の姿-生活綴方運動①
 
地域の現実に根ざした教育の実践-生活綴方運動②
 
子供の目を生産と生活にそそがせる-生活綴方運動③
 
小手調べで軍備の機械化の必要を痛感-張鼓峰事件
 
限界にたっした日本軍の進攻作戦-広東・武漢の占領
 
戦う中国から反戦を呼びかけた日本女性-長谷川テルの生涯①
 
中国の北の空に消え去った緑の星-長谷川テルの生涯②
 
大陸の戦線に動員された文士部隊-戦争下の文学者
 
「治安」の維持もままならぬ「点と線」-日本軍の占領地域
 
「日本ヲ愛スルナラ戦争ヲ止メロ!」「敵ハ日本軍閥ダ!」-占領地域の抗日スローガン
 
「王道楽土」の建設の人柱として-「満蒙」開拓移民①
 
武装移民の中核となった青少年義勇軍-「満蒙」開拓移民②
 
ドイツのチェコ侵略を認めた宥和政策-ミュンヘン会談
 
苦闘二年八か月のマドリード陥落-スペイン人民戦線の敗北
 
ダムの湖底に沈む日陰の村-電力管理法と小河内村
 
新鋭が無敵横綱の七〇連勝をはばむ-双葉山の黄金時代
 
米英と妥協するか、独伊と結ぶか-平沼騏一郎内閣
 
「けんか両成敗」とした「平賀粛学」の嵐-河合教授ら休職
 
郷土出身の戦没者を慰霊顕彰する-護国神社の発足
 
ソ連機械化部隊に惨敗した日本軍-ノモンハン事件
 
「複雑怪奇」ヨーロッパの新情勢-平沼内閣総辞職
 
ポーランドひと月たらずで滅亡-第二次世界大戦の勃発
 
北は熱闘三か月、西は奇妙な静けさ-ソ連-フィンランド戦争
 
国産飛行機が樹立した世界的記録-航研機とニッポン号
 
日本人を魅了した芸術性と大衆性-フランス映画とドイツ映画
 
脚本の事前検閲と外国映画の制限-強まる映画統制
 
軍需産業へ送られた「名誉の応徴」戦士-国民徴用令と興亜奉公日
 
生活必需品は不足し闇物価は上がる-九・一八ストップ令
 
文武を修練して国家隆昌の任をはたせ-「汝等青少年学徒」
 
戦争がおこれば「聖戦」も偽善
 
「国体」に抑圧された学問・芸術の自由-津田左右吉起訴
 
中国民衆の支持を得られないかいらい政権-南京国民政府の樹立
 
連合国をあわてさせた電撃作戦-ドイツ軍総攻撃
 
なるか「ヨーロッパ新秩序」の建設-フランス降伏とイギリス本土空襲
 
「大東亜新秩序・国防国家の建設」-第二次近衛内閣と新体制運動
 
拡大された大東亜新秩序の範囲-日本軍の北部仏印進駐
 
対米戦争を必至とした政治的結束-日独伊三国同盟の締結
 
「戦地の兵隊を思え」「ぜいたくは敵だ」-ぜいたく禁止命
 
「承詔必謹」「臣道実践」により戦争協力へ-大政翼賛会の結成
 
国体の精華と皇威の宣揚のキャンペーン-「紀元二千六百年」
 
エッセイ戦時下の宗教弾圧 (村上重良)
 
歴史略年表(一九三六年〜一九四〇年)