図書目録ニホン ヨウガク ガイシ資料番号:000067015

日本洋楽外史

サブタイトル
日本楽壇長老による体験的洋楽の歴史
編著者名
野村 光一 著/中島 健蔵 著/三善 清達 著
出版者
ラジオ技術社
出版年月
1978年(昭和53年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
vi,336,22p,図版 [4] p
ISBN
NDC(分類)
762
請求記号
762/N95
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
日本洋楽外史年表:巻末
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 明治時代
はじめに
日本洋楽原始時代と体験的洋楽事始
日本洋楽の開祖・幸田延先生のこと
先覚者伊沢修二と音楽取調掛
滝廉太郎
ケーベル博士とユンケル氏
小学唱歌と讃美歌
ピアノ初体験談義
聴衆談義
日本洋楽事始の理念と実際
大隈重信と東京音楽学校
男のくせに音楽とは
邦学の位置
洋楽と国家権力/大阪の音楽会
音楽学校(の風紀)と国家権力
かつて上野はメッカであった
田中正平博士と純正調オルガン
日本伝統の崩壊
蠟管レコードの価値
 
第二章 明治から大正へ
今日は帝劇・明日は三越
よもやま話
頭デッカチの文化人たち
音楽出版≪音楽と文学≫
軍楽隊
追悼-東海林太郎
三浦環(旧姓柴田)
 
第三章 大正時代
第一次世界大戦と視野の拡大
イギリス新進作曲家の紹介
ロシア革命と亡命音楽家
セルゲイ・プロコフィエフ
大田黒・堀内・野村コンビの誕生
帝劇・ストロークによる外来演奏家の招聘
レオポルド・ゴドフスキの来日
帝劇音楽会のオモテとウラ
ローシー盛衰記-ローヤル館時代
浅草オペラ盛衰記
浅草オペラと永井荷風
音楽外々史-永井荷風
音楽の周辺つれづれ
第一次世界大戦と自然主義
ドイツ派からフランス派へ
交響楽運動の曙と山田耕筰
人間山田耕筰
日本交響楽協会の設立
新交響楽団の結成
オーケストラ運動の意味
新聞音楽批評の確立
大正時代総まとめ
 
第四章 間奏曲(人物外伝)
親方近衛秀麿
近衛家のお家柄、白樺派とのつながり
名実ともにお公卿さま
編曲者としての理念と実際
音楽世界ならではのボス的存在≪親方≫衆
日本の洋楽界を支えた人々
新交響楽団蔭の創設者-原善一郎
フランス音楽輸入の先駆者-薩摩治郎八
オークラロを発明したダンディー-大倉喜七郎
南葵文庫の開設者-徳川頼貞
日本洋楽界の精神的後援者-小宮豊隆
 
第五章 昭和時代
年号は変われども
日本洋楽史に大正・昭和の区別なし
音楽ファンが増えたのは演奏会かレコードか
楽壇内人間と楽壇外エリート人間の対話
外人指揮者概観
プリングスハイムの再評価
日本歌曲の展開
音楽コンクール
オペラの動き
日本オペラ運動のあけぽの
エロチシズムかハイカラか
放送歌劇の創設者
日本楽劇協会とその周辺
藤原歌劇団のスタート
藤原義江その人、われらがテナー
藤原歌劇団と藤原義江
オペラ運動をやる人間の条件
マンフレット・グルリット
続「お雇い外国人」考
初期の外来演奏家たち
エルマン・トーンをめぐって
芸術家フリッツ・クライスラー
フランスのエスプリ、テイボー
師弟だったテイボーとチャップリン
二人の亡命チェリストたち
シャリアピンとワインガルトナー
求人外人教師と求職外人教師
パウル・ショルツの功罪
ドイツの新風レオニード・コハンスキー
(閑話休題)スクリアビンについて
シロタとワインガルテン
マキシム・シャピロ
レオニード・クロイツアー
アレキサンダー・モギレフスキー
小野アンナ、ローゼンシュトックなど
暗黒時代
暗黒時代の幕開け、音楽諸団体の成立
日本音楽文化協会とその周辺
軍部の圧迫
日露戦争の生き残り
第二次大戦中の在日外人音楽家たち
戦時下音楽愛好家処世法
好きこそ音楽の維持者なれ
歌舞音曲の自粛と洋楽発展の矛盾
…そしてついに何も無くなった
レコードを持つ者は幸なるかな
やはり暗黒時代でもあった
終戦前後
日本交響楽団からNHK交響楽団へ
完全に継続した音楽コンクール
東京音楽学校から東京芸術大学へ
音楽学校の内粉と改革
終戦後
ああ、音楽-ラザール・レヴィ
戦後最初の大物-メニューイン
オペラの花開く-イタリア・オペラ
戦後外来演奏家コンテスト
おわりに
付録(巻末注)
あとがき
年表

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