図書目録ボク ノ エイガ ジンセイ資料番号:000066959

ぼくの映画人生

サブタイトル
実業之日本社文庫;お10-1
編著者名
大林 宣彦 著者
出版者
実業之日本社
出版年月
2020年(令和2年)7月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
345p
ISBN
NDC(分類)
778.21
請求記号
778/O12
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
作品目録あり 2008年刊の一部修正
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

プロローグ 眠っていた山彦が目覚めて 美しい日本が戻り始めた
 キャメラが山を向いてしまう
  学生から「大林先生、清貧って知っていますか?」
  子供たちも地方も、「美しい日本人」に戻っている

第一部 二十一世紀の海彦語る
第一章 ぼくの生い立ち 美しい日本人がいた尾道
 汽車と間違えたブリキの活動大写真機
  ぼくがかいた絵が動く! 処女作『マヌケ先生』
 少年時代-「がんぼう」と「さびしんぼう」
  授業をさぼって映画館へしのびこむ小学生
  「わしの屁じゃ」-いい大人がたくさんいた
 東京へ 遠い世界で医学部を受験
  「じゃ、ぼく、映画をつくるよ」

第二章 個人映画の時代とCM黎明期
 アラン・レネとつながるインディペンデント映画
  フィルム・アンデパンダンというジャーナリズム
 CMの世界と一六ミリの自主製作映画
  チャールズ・ブロンソンとの出会い
「東宝」初の、外部人間が撮った『HOUSE/ハウス』
  三十九歳の新人監督として

第三章 ぼくの映画づくり-最初の「尾道三部作」を中心に
 角川映画との出会い
  『金田一耕助の冒険』と『ねらわれた学園』
 『転校生』
  制作中止の危機を乗り越える
  大勢のファンに愛される映画とは
 『時をかける少女』
  映画づくりの恐ろしさ
 『廃市』と『さびしんぼう』
『ふたり』-『新・尾道三部作』へ
  映画と原作との関係

第二部 二十一世紀への序奏
第四章 バブル崩壊 変貌する日本のなかで
 『あした』
   ベテラン映画人が若い映画人に伝える厳しさと楽しさ
 『あの、夏の日。~とんでろじいちゃん』
   まだここにある日本映画の現場のよさと、壊される風景と

第三部 二十一世紀の山彦語る
第五章 大分、信州 山彦の映画づくり
 『なごり雪』
   美しい日本人が住む町
 『22才の別れ=Lycoris-葉見ず花見ず物語』
   文明に協力した町と、文化を守った町
『転校生』ふたたび-この映画の観客は、お前の孫だぞ
  大きく報道された「大林監督、尾道を叱る」の理由

第六章 映画づくりを教える立場から
 9・11の惨劇は、ぼくたち映画人がつくった
  「小津や黒澤ならすげぇ~CGつくってるぞ」
 映画作家として、『イマジン』が歌える世界をつくる
  いまこそ、「芸術は自然を模倣する」

エピローグ「おれ、また新人だ。つくり出す映画がきっと変わるぞ」
 映画が映画の役割を取り戻すには
 女優というもの
 じいちゃんと孫の関係はいいな

あとがき
解説「ふたり」の思い出(赤川次郎)
フィルモグラフィー

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