天籟地嘯
- サブタイトル
- 鎮魂之歌
- 編著者名
- 里見 賢一 編
- 出版者
- 里見賢一
- 出版年月
- 1997年(平成9年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 561p
- ISBN
- NDC(分類)
- 767
- 請求記号
- 767/Sa86
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 奥付のタイトル:天籟地嘯:鎮魂の歌
- 昭和館デジタルアーカイブ
明治天皇御製
序めに
発刊を祝して(石原日左男)
新軍歌集の発刊を祝して(高田秀蔵)
発刊によせて(仲敬)
国歌・儀禮歌篇
国歌 君が代
満洲國國歌(神光開宇宙)
満洲國國歌(大御光 天地に満ち)
一月一日(四方拜)(年のはじめの 例とて)
紀元節(雲に聳ゆる 高千穂の)
天長節(今日の吉日は 大君の)
明治節(亜細亜の東 日出る處)
金剛石(金剛石も みがかずば)
元始祭(天津日嗣の 際限なく)
海行かば(海行かば 水漬く屍)
皇御國(皇御國の ものゝふは)
國の鎭め(國の鎭めの 神社と)
足曳き(足曳きの 山邊とよもす)
吹きなす笛(吹きなす笛の その音も)
命を捨てゝ(命を捨てゝ 大丈夫が)
水漬く屍(水漬く屍と 身をも惜まず)
おゝ君の(おゝ君の 御稜威かしこみ)
扶桑歌(わが天皇の 治めしる)
扶桑歌(天皇尊の 統御しる)
あらきいわね(あらきいわねを ふみさくみ)
靖國の神(戦の場に 火花を散らして)
靖國神社(維新以來 幾萬の)
靖國神社の歌(日の本の 光に映えて)
殉國勇士を弔ふ歌(襟を正して おごそかに)
満洲國建國歌(天地内有了新滿洲)
校歌篇
陸軍經理學校(芙蓉の雪に 照り映ゆる)
新京陸軍經理學校(第四期生迄)(見よ大陸に 大洋に)
新京陸軍經理學校(白雲悠々 天高く)
南京陸軍經理學校(征馬は進む 大陸に)
昭南陸軍經理學校(緑巒震ふ 勝鬨に)
北京陸軍經理學校愛唱歌 北支派遣軍の歌(御稜威の下に 丈夫が)
陸軍士官學校(大瀛の波 清く寄せ)
陸軍士官學校(太平洋の 波の上)
陸軍士官學校(相武臺)(太平洋の 波の上)
陸軍豫科士官學校(振武臺)(太平洋の 波の上)
陸軍航空士官學校(玲瓏富士の 嶺高く)
陸軍軍官學校(蘭花の薫 たゞよひて)
陸軍幼年學校(あはれ雄々しき 極みなる)
陸軍中央幼年學校(芙蓉千古の 雪白く)
東京陸軍幼年學校(戸山ヶ原の 朝づく日)
仙臺陸軍幼年學校(舊)(榴ヶ岡の 春の花)
仙臺陸軍幼年學校(大瀛潮の 高鳴れば)
名古屋陸軍幼年學校(舊)(逢蕎深く 月冴へて)
名古屋陸軍幼年學校(東海の天 雲晴れて)
大阪陸軍幼年學校(舊)(高津の宮の 昔より)
大阪陸軍幼年學校(明治の天皇の 聖旨にて)
大阪陸軍幼年學校(菊の御紋章)
廣島陸軍幼年學校(舊)(北に見ゆるは 大本營)
廣島陸軍幼年學校(建軍遠し 三千年)
熊本陸軍幼年學校(舊)(鬼将軍の 築かれし)
熊本陸軍幼年學校(舊)(畵津の湖 阿蘇の峰)
熊本陸軍幼年學校(仰げば高し 銀杏城)
熊本陸軍幼年學校(天の八重雲 押披き)
教導團の歌(皇御國の 武士は)
豊橋陸軍教導學校(朝に仰ぐ 富士の峯)
豊橋陸軍教導學校學生隊歌(昭和の使命 新しく)
仙臺陸軍教導學校(緑滴る 青葉山)
熊本陸軍教導學校(仰げば 蘇岳の峯高く)
陸軍戸山學校(帝都の乾 深緑の)
陸軍工科學校(小石川畔の 工科校)
陸軍工科學校(學の庭に 十五夜の)
陸軍兵器學校(旭日の御旗 高らかに)
陸軍少年通信兵學校(直く明るき 若人は)
熊谷陸軍飛行學校(皇威輝く 日の本の)
陸軍航空整備學校(飛ぶや萬里の 大空遠く)
陸軍中野學校(赤き心で 斷じて為せば)
江田島健兒の歌(海軍兵學校)(澎湃寄する 海原の)
海軍機關學校(暁映ゆる 青葉山)
海軍經理學校(ゆるぎなき 御代の姿)
陸軍士官学校雄叫篇(其之一)
雄叫の誕生
雄叫 序文
血潮と交へし(討露の歌)(血潮と交へし 遼東に)
豊榮登る(豊榮登る 日の本の)
西豺狼(西豺狼の 醜鷲の)
戰雲暗し(戦雲暗し 歐洲の)
濁り世深き(濁り世深き 蓬の下に)
嗚呼玉樓の(北に飛ぶ)(嗚呼玉樓の 春の宵)
山紫に水清き(山紫に 水清き)
霧淡晴の(霧淡晴の 野に亂れ)
仰げば巍々たる(仰げば巍々たる 市ヶ谷の)
嗚呼桃源の(飛龍三百市ヶ谷の空)(嗚呼桃源の 夢の世に)
航空百日祭の歌(望めば遙か 漂渺の)
飛べよ日本のはてまでも(行手は何處 雲深く)
筑行(都の空の 花曇り)
陸軍士官学校雄叫篇(其之二)
任官元年(任官元年 春の風)
酒盃は飛んで(酒盃は飛んで 蝶の如)
濱田か鯖江か村松か(濱田か鯖江か 村松か)
學科嫌ひ(乞食袋を)(乞食袋を 重さうに)
士官學校の四季(春は 嬉しや 二人揃ふて 測板測圖)
薩摩隼人の歌(燃えて火となれ 男子の心)
北海道下り(猫の額の 小天地)
KD一日(朝は嬉しや 起床ラッパに 人員點呼)
五・一五(若き陸生 殉生の)
逆戻り(青葉茂れる)(青葉茂れる 市ヶ谷の)
菓子は幾萬ありとても(菓子は幾萬 ありとても)
馬賊行(俺も行くから 君も行け)
馬賊の歌(嵐吹け吹け 靺鞨颪)
今度は俺だ俺は騎兵(今度は俺だ 俺は騎兵)
大した氣焰を吐く奴だ(大した氣焰を 吐く奴だ)
大分議論が喧しい(大分議論が やかましい)
待たるゝ哉や今年の五月(待たるゝ哉や 今年の五月)
工兵志願の剛の者(工兵志願の 剛の者)
朝から晩迄苦しんだ(朝から晩迄 苦しんだ)
對島落ち(帝都の春の 風受けて)
嗚呼蹄跡の(嗚呼蹄跡の 邊に君と)
英雄の末路(あはれ昨日は 人の上)
英雄の悔悟(驕激事を 誤りて)
英雄の涙(訪る友の 聲絶へて)
英雄の心事(靴を枕の 夢さめて)
八紘一宇(赤い血潮で 日の丸染めて)
非馬狂(騎兵志願の その人よ)
野武士(今じゃしがない 野武士じゃけれど)
無名戰士の歌(艱難汝を 玉となす)
世界維新の歌(嵐に起る 太平洋)
西北行(嵐吹け吹け 崑崙颪)
雄圖大略(それ人生を 觀ずれば)
倭寇(遠くかすむは 煙か島か)
重砲兵の歌(外篇)(崩るゝ潮が 渦まいて)
歩兵(擔ひし銃は 輕くして)
中隊團結(うちの中隊長は 百人力よ)
戰車ブスの歌(四度目に生れた 候補生)
戰車節(昔々 そのむかし)
陸軍士官学校雄叫篇(其之三)
第四十八期生(天地の 開闢けし初め)
第四十九期生(光榮の 市ヶ谷臺上)
第五十期生(三千年の 御稜威燦たり皇國日本)
第五十一期生(肇國の理想は遠し 三千年)
第五十二期生(天照らす御稜威は 永久に)
第五十三期生(朝にたぎる 熱血の)
第五十四期生(アジアの正義 復すべき)
第五十五期生(新亜細亜の 宣言を)
第五十六期生(蒼昊と仰げ 皇祖)
第五十六期生歌(逆巻く渦は 星雲の)
第五十七期生(黎明今ぞ 大アジア)
少尉候補第二十四期生 錦會歌(君の御楯と 選ばれて)
第五十八期生(皇軍は 歩武堂々と)
第五十九期生(東亞聖戦 第三年)
第六十期生(聖戰こゝに 四星霜)
陸士最後の兵 第六十一期生(芙蓉の峰を 仰ぎては)
陸軍経理学校精華篇(其之一 生徒隊)
陸軍經理學校軍歌集「精華」誕生について
序
陸軍經理學校 校歌(芙蓉の雪に 照り映ゆる)(再掲)
陸軍主計團 團歌(五十鈴の川の 水清く)(再掲)
陸軍經理學校生徒隊歌(日出づる國の 彌榮え)
第一期生歌(暗雲低く 垂れこめて)
野邊の白雪(野邊の白雪 解け去りて)
第二期生歌(見よ新世の 曙を)
滄溟遙か(滄溟遙か 三萬里)
肇國遠し(肇國遠し 三千年)
都の乾(都の乾 若松の)
春光繁き(春光繁き 水野原)
第三期生歌(嗚呼大東の 曙に)
第三期生百日祭歌「飆塵遠く」(飆塵遠く 吹き去りて)
第三期生百日祭歌「噫 崑崙の」(噫 崑崙の 雪白く)
第四期生歌(東々一葦 帯水の)
第四期生豫科百日祭歌(東雲告ぐる 鷄の)
第四期生本科百日祭歌(彌生の村に 訪れて)
第四期生行進曲(暁に高らかになる かねの聲)
第五期生歌(漂渺海の 面をそめ)
第五期生百日祭歌「渤海遠き」(渤海遠き 北の天)
第五期生百日祭歌「首途の朝」(仰げ大空 見はるかす)
第五期生百日祭歌「宵の集」(峯の白雪 踏迷ふ)
第五期生百日祭歌「團欒の夜」(嗚呼紅の 血に燃えて)
第六期生歌(神武創業 八紘の)
第六期生百日祭歌(櫻花みだるゝ 春四月)
第七期生歌(滔々寄する 南の)
第七期生百日祭歌 門出の歌(南溟の果 杳渺の)
第七期生百日祭歌(あゝ御軍に 魁けて)
大和島根の(大和島根の 朝づく日)
旗鼓轟きて(旗鼓轟きて 亂れあひ)
第八期生歌(見よ狂瀾の 猛りたち)
第八期生百日祭歌(天は怒りて 地は叫び)
第九期生歌(東天染むる 旭日は)
旭松志士の歌(崩るる音ぞ 天地の)
第十期生歌(菊の香高き 神無月)
卒業生を送る歌(戰雲東亜に 狂ほひて)
第二期生を送る「西崑崙の」(西崑崙の 雲赤く)
第三期生を送る「東亜の天地」(東亜の天地 風荒び)
第四期生を送る「御稜威の旗の」(御稜威の旗の 輝きに)
嗚呼 長尾部隊長(妖雲北支の 空こめて)
血染の傳令(こゝは北支那 前線を)
噫 繼區隊長(波森漫の 海遠く)
經理學校學科嫌ひ(五億百億 何のその)
沙婆へ前進(沙婆ノ風 ヨシヤ冷ク荒ムトモ)
陸軍經理部將校の補充
經理部士官候補生制度
軍歌集精華及レコード作成
陸軍経理学校精華篇(其之二)
主計候補生第三期生(高梁の蔭煙蒸し)
主計候補生第四期生(五十九の君よ いざさらば)
主計候補生第六期生(紅映ゆる 朝日影)
第六期生徒の歌(此處は山の手 奥の院)
主計候補生第十三期生(蒼穹澄みぬ 我が行手)
主計候補生第十四期生(葉蔭に戰く 黄昏の)
主計候補生第十五期生(世は青陽の 春たけて)
主計候補生第十五期生讃歌(あゝ青春の 血は燃えて)
主計候補生第十六期生(見よ瞭爛の 花の如)
主計候補生十六期團結歌(蒼穹高く 肥馬勇む)
昭二・乙六 武士の散るも(武士の散るも かくこそ櫻花)
若松行進曲(昔戀しい ポマードの香り)
富士・二期 流れの末は(流れの末は 八潮路の)
東幹 第七期同期生歌(星條の旗 色褪せて)
東幹 八期生歌(嗚呼懷舊の 華散りて)
東幹 九期生の歌(戰雲暗く 垂れこめて)
東幹 第十期生の歌(潮と湍つ 皇戰の)
東幹 第十一期生會歌(曉告げし アジアなる)
東幹 第十二期生會歌(聖戰萬里 幾山河)
東幹 第十三期生會歌(中原鹿を 逐うならず)
あゝ分任資金前渡官吏(あるいはギルダー、ペソ、ルピア)
陸軍軍官學校 北辰篇
北辰賦
陸軍軍官學校軍歌集「北辰」序文
陸軍軍官學校校歌(蘭花の薫 たゞよひて)(再掲)
日系軍官の歌(北黒龍の 水千里)
先驅之歌(森々千里 黒龍や)
軍校第一期生之歌(生も死も 命のまにまに)
軍校第二期生之歌(榮光に滿つ 十億の)
軍校第三期 早緑匂ふ(早緑匂ふ 臺上に)
軍校第四期 みことかしこみ(我が祖 我が父 我が兄が)
軍校第六期生之歌(鵬翼遠く 九萬里)
巢立の譜(長き巢ごもり 長々と)
旭日の下(旭日の下 永へに)
相武臺百日祭 玄海渡れる(玄海渡れる 三歳の上よ)
石碑の嶺に(あかつきが 石碑の嶺に)
曉寄する(曉寄する 新潮の)
日系軍官節(ホロンバイルは 荒野じゃないよ)
トコトンヤレナー節(士官學校 卒業して)
戰車兵節(陸士出るときゃ ビリでも出たが)
空に咲く(蘭花特別攻撃隊)(積る吹雪を 煙と捲いて)
同徳臺野營祭歌(臺は臺でも 同德臺は)
陸軍軍官學校之歌(道在爾 忠與孝)
滿江紅(怒髪沖冠憑爛處)
黃族(黃族應享黃海權)
軍人立志(軍人軍人 要立志)
兵科篇
歩兵の歌(歩兵の本領)(萬朶の櫻か 襟の色)
戰車兵の歌(聖戰萬里 海を越え)
少年戰車兵の歌(朝に仰ぐ 富士が嶺や)
騎兵の歌(來れ我が友 血に燃ゆる)
騎兵(嗚呼我れ如何に 腰間の)
砲兵の歌(襟には榮ゆる 山吹色に)
野砲兵の歌(白皚々の 雪の中)
要塞砲兵の歌(重砲兵の歌)(崩るゝ潮の 渦巻きて)
工兵の歌(聖戰進む 大陸に)
輜重兵の歌(嗚呼神州の 空高く)
輜重兵(押せ共押せ共 車は行ず)
輜重兵(けはしき谷も ふみさぐみ)
通信兵の歌(怒濤逆巻く わだつみの)
少年通信兵行進歌(東亜に誇る 日の本の)
船舶工兵の歌(曉映ゆる 瀬戸の海)
航空兵の歌(ロッキー山や アルプスの)
航空兵の歌(鵬搏一擧 九萬里)
航空兵の歌(バシーの南 浪騒ぎ)
防空兵の歌(人智の潮 蒼穹の)
電波兵の歌(永久に榮ゆる 神の國)
團體歌篇
近衞軍歌(二千五百有餘年)
陸軍唱歌(日本男兒は みな兵よ)
主計團歌(五十鈴の川の 水清く)
關東軍軍歌(曉雲の下 見よ遙か)
獨立守備隊の歌(あゝ 滿洲の 大平野)
駐蒙軍の歌(黎明興亜の 新天地)
獨立守備隊(東亜の文化 黃海の)
國境警備の歌(朝鮮北境警備の歌)(此處は朝鮮 北端の)
朝鮮國境守備隊の歌(千古の鎭護 白頭の)
北支派遣軍の歌(御稜威のもとに 丈夫が)
上海派遣軍の歌(昭和十二の 夏半ば)
南支派遣軍の歌(波濤萬里を 蹴りて衝く)
ビルマ派遣軍の歌(詔勅のもと 勇躍し)
大南方軍の歌(亜細亜の南 緑なす)
比島派遣軍の歌(海の鳳 陸の鷲)
臺灣軍の歌(太平洋の 空遠く)
航空軍の歌(正氣鍾まる 神州の)
機甲團の歌(八紘一宇の 礎を)
第二十三師團歌(紫紺のみ空 草の海)
近衞歩兵第二聯隊歌(明治七年 たまはりし)
歩兵第二十四聯隊歌(怒濤萬里の 玄海に)
印度航空作戰の歌(高部隊隊歌)(歷史をひらく 黎明の)
飛行第六十四戰隊歌(加藤隼戰闘隊)(エンジンの音 轟々と)
戰隊歌リレー(岐阜・輝く傳統 新しき理想)
鯨部隊の歌(南國土佐を 後にして)
船舶特別幹部候補生の歌(捨てて甲斐ある わが命)
陸軍潜水艦部隊ゆ⃝部隊の歌(東亜の空の 朝ぼらけ)
サルウィンの別れ(龍部隊)(今ぞビルマを サルウィンの)
富〓會の歌(富貨物廠の歌)(若き血汐を 滾ぎらして)
第二十五軍司令官訓示 陸軍中將 田辺盛武
帝國在郷軍人會會歌(建國二千有餘年)
青訓歌(櫻花咲き 菊香る)
日本青年團歌(綾雲輝き 百鳥歌ひ)
青少年團歌(皇統は 窮みなし)
青年團行進(空は晴たり 氣は澄て)
青年歌(空は青雲 俺らは若い)
青年の歌(明け行く 穹よ)
特幹の歌(翼輝く 日の丸に)
満蒙建國歌(興安嶺の 麓より)
國民歌(天照す太陽を 名に負て)
國防の歌(旭日燦然 さし出でて)
東京唱歌(忠勇無比の 國民が)
帝國青年(東海日出でて 波濤打處)
陸海軍篇(其之一)
軍人勅諭の歌(汝は朕が 股肱ぞと)
金鵄勲章(君の勅命を 畏みて)
ますらたけを(我等は如何なる 國民ぞ)
丈夫(我丈夫は 山行かば)
櫻花(わが國まもる 武士の)
軍人送別(いざゆけ君よ 勇ましく)
軍人歡迎(重き軍務を 果されて)
皇國の守(來れや來れ いざ來れ)
凱旋軍歌(我が日の本の 軍人)
光は東方より(神聖神武 わが皇祖)
皇軍の凱旋(凱旋々々 日本の勇士)
凱旋(あな嬉し 喜ばし)
凱旋(金風萬里 秋高く)
凱旋(目出度く 凱旋なされしか)
皇軍凱旋歌(皇軍還る 陸の海の)
皇軍の歌(旭日煌々 太平洋に)
敵は幾萬(敵は幾萬 ありとても)
勅語奉答(あやに畏き 天皇の)
大和魂(高嶺に積る 白雪の)
凱旋(道は六百八十里)(道は六百八十里)
陸海軍篇(其之二 陸軍)
軍旗(忝なくも 大君の)
我が陸軍(輝く朝日の 旗押立て)
我が陸軍(忠勇無双と 名に立る)
陸軍の歌(日出るの國 大君の國)
大陸軍の歌(青雲の 上に古く)
日本陸軍(天に代りて 不義を討つ)
日本陸軍の歌(明治天皇 御諭の)
陸軍行進曲(其之一)(思へば畏し 神武の帝)
陸軍行進曲(其之二)(旭日燦たる 帝國の)
入營の歌(聲をあげて送る 君は壯丁)
入營兵を送る(萬世一系 かぎりなき)
除隊の歌(歸れり國の よき兵士)
朝日に匂ふ櫻花(朝日に匂ふ 櫻花)
太平洋の(太平洋の 波間より)
千古の雪を(千古の雪を 戴きて)
陸軍航空の歌(神武の昔 天高く)
突貫(戰熟せり 勇めや進め進め)
陸軍記念日を祝ふ歌(奉天戰の 勝鬨の)
東京行進曲(畏くも 明治の大帝)
陸軍記念日(いざや祝はん 此好日)
捜索(捜れや捜れ よく捜れ)
斥候(覺れや覺れ よく覺れ)
大演習(東亜の風雲 烈き今に)
兵士戰闘訓戒(そも軍隊は 歩騎砲工)
中隊家庭(抑も我等の 中隊は)
進擊追擊(見渡せば よせて來る)
歩哨の守則(歩哨は絶えず 敵軍の)
歩哨の動作(歩哨は絶えず 敵方を)
陸海軍篇(其之三 海軍)
軍人勅諭(軍人たるの 本分は)
國旗 軍艦旗(天津日影の 曇りなく)
日本海軍(四面海もて 圍まれし)
海軍軍歌(時これ 明治十五年)
海軍記念日の歌(我皇國の 興廢を)
觀艦式(御稜威普ねき 大君の)
艦船勤務(四面海なる 帝國を)
遠洋航海(今度此度 國の為に)
海の進軍(あの日揚った Z旗を)
月月火水木金金(朝だ夜明けだ 潮の息吹)
同期の櫻(貴様と俺とは 同期の櫻)
若鷲の歌(若い血潮の 豫科練の)
海の勇士(勇ましく 出港用意の)
如何に狂風(如何に狂風 吹きまくも)
別れ(今日は手を取り 語れども)
来撃隊隊歌(狂亂怒濤の 飛沫浴び)
戰闘機隊の歌(鋼の翼 羽搏いて)
偵察隊の歌(怒れる波は 岩を嚙み)
艦爆隊の歌(妖雲低く 亂れ飛び)
生徒に示す(靈鷹峰に 棲みしてふ)
江田島三勇士(櫻花咲く 緑の風に)
襟のマーク(襟のマークの 凛々しさゆえに)
古今名歌篇(懷しの歌)
とことんやれな節(錦の御旗)(宮さま 宮さま お馬の前の)
拔刀隊(吾は官軍 我が敵は)
小楠公(嗚呼正成よ 正行よ)
元寇(四百餘州を擧る)
月下の陣(霜は軍營に)(霜は軍營に 滿ち滿ちて)
月下の陣(宵の篝火)(宵の篝火 影失せて)
雪の進軍(雪の進軍 氷をふんで)
橘中佐(遼陽城頭)(遼陽城頭 夜は闌けて)
橘中佐(嗚呼々々悲慘)(嗚呼々々悲慘 慘の極)
廣瀬中佐(轟く砲音 飛び來る彈丸)
陸奥の吹雪(白雪深く 降り積る)
楠公の歌(櫻井の訣別)(青葉茂れる 櫻井の)
四條畷(吉野を出でて 打向ふ)
楠公父子(天にあふるゝ その誠)
乃木大將(湊河原の 五月雨)
ワシントン(天は許さじ 良民の)
ウォーターロー(渦巻く硝煙 飛散る彈雨)
波蘭懷古(一日二日は 晴れたれど)
ホーヘンリンデンの夜襲(日は早や西に 入相の)
ブレドー旅團の襲撃(義を見て勇む 武夫の)
白虎隊(霰の如く 亂れくる)
赤穗義士(頃は元禄十四年)
楠正行(きけよ正行 なんじ)
星落秋風五丈原(祁󠄀山悲愁の 風更けて)
兒島高德(船坂山や 杉坂と)
古今名歌篇(抒情歌)
螢の光(螢の光 窓の雪)
仰げば尊し(仰げば尊し わが師の恩)
荒城の月(春高樓の 花の宴)
川中島(西條山は 霧ふかし)
美しき天然(空に囀る 鳥の聲)
花(春のうららの 隅田川)
青葉の笛(一の谷の 軍破れ)
七里ヶ濱の哀歌(眞白き富士の根 緑の江の島)
箱根八里(箱根の山は 天下の嶮)
朝日は昇りぬ(朝日は昇りぬ 日は出でぬ)
濱邊の歌(あした濱邊を さ迷へば)
鐵道唱歌(東海道編)(汽笛一聲 新橋を)
電車唱歌(玉の宮居は 丸の内)
遠別離(訣別)(程遠からぬ 旅だにも)
古戰場(屍は朽て 骨となり)
千引の岩(千引の岩は 重からず)
護良親王(鎌倉山の 雲を掃ひ)
埴生の宿(埴生の宿も 我が宿)
菊(庭の千草)(庭の千草も 虫の音も)
故郷の空(夕空晴れて 秋風吹き)
旅愁(更けゆく秋の夜 旅の空の)
早春賦(春は名のみの 風の寒さや)
夏は來ぬ(卯の花の匂ふ垣根に 時鳥)
ローレライ(何故かは知らねど 心わびて)
からたちの花(からたちの花が 咲いたよ)
濱千鳥(青い月夜の 濱邊には)
ドナウ河の漣(月はかすむ 春の夜に)
日清戰役篇
日清談判(日清談判 破裂して)
成歡驛(頃は水無月 初めより)
平壤の大捷(大同江の 激流も)
平壤の戰(見るは今宵と 昔より)
安城の渡(喇叭の響)(渡るに易き 安城の)
鴨緑江(あやに畏き 天皇の)
婦人從軍歌(火筒の響 遠ざかる)
豊島の戰(鷄の林に 風立ちて)
黃海の大捷(ころは菊月 半ば過ぎ)
黃海の戰(硝煙看る看る 山を爲し)
勇敢なる水兵(煙も見えず 雲もなく)
坂元少佐(煙か浪か はた雲か)
水雷艇の夜襲(月は隠れて 海暗き)
膺てや懲らせや(膺てや懲らせや 清國を)
勇敢なる喇叭手(勝ち誇りたる 軍隊は)
露營の夢(土城子の夢)(露營の夢を 土城子に)
雪夜の斥候(天の川浪 荒れ立ちて)
旅順口の戰(天時か地利か はた人和)
威海衞襲撃(要害無比の 威海衞)
明治天皇奉頌(大政維新の 光さして)
北白川宮能久親王殿下(踏足灼くる 夏の日も)
北白川宮(想起すも 涙かな)
三角湧(吾も諸君も 日の本の)
日露戰役篇(含 大正時代)
軍艦(軍艦行進曲、同マーチ)(守るも攻るも黒鐵の)
二十世紀(アムール河の流血や)(アムール河の 流血や)
日露軍歌(露軍討つべし 破るべし)
征露の歌(ウラルの彼方 風荒れて)
ロシヤ征討の歌(討てや討て討て ロシヤを討てや)
征夷歌(金石鋼鐵 皆湯と鎔かす)
上村將軍(荒浪吠ゆる 風の日も)
蔚山冲の海戰(蔚山冲の 冲遠く)
常陸丸(見よや見よや 玄界灘に)
常陸丸殉難(浪穏やかに 風絶えて)
橘中佐(かばねは積りて 山を築き)
遼陽占領(敵の要害 遼陽城や)
決死隊七十七士の歌(闇にも著るき 旅順口)
決死隊(天皇と國とに 盡すべく)
閉塞隊(我が日の本に 獨り咲く)
決死隊を送る歌(勇みて進め 決死隊)
軍神 廣瀬(神州男子 數あれど)
廣瀬中佐(一言一行 いさぎよく)
廣瀬中佐(生ては敵を 恐れしめ)
戰友(ここはお國を 何百里)
出征(父上母上 いざさらば)
水師營の會見(旅順開城 約成りて)
乃木將軍(君ぞ眞の 大丈夫)
乃木大將(夢より淡き 三日月の)
旅順陥落祝捷歌(祝へや祝へ 敵將降りて)
奉天附近會戰(三十五萬 四十萬)
大越中佐(心を鍛へ 膽を練れ)
陸軍記念日(梢を渡る 春風に)
日本海海戰(敵艦見えたり 近づきたり)
日本海々戰(海路 一萬五千餘浬)
日本海夜戰(龍虎互に 相搏ちて)
日本海海戰(明治三十八の年)
愛馬(親とも思ひ 僕とも)
看護(世に文明の 花とさく)
露営の夢(夜風つめたく かゞり火ゆれて)
東郷元帥(出でては統ぶる 艦隊の)
祖國の護り(海濤天を 衝く處)
大山元帥(あゝわが大山元帥は)
露營(背囊枕に 草のうえ)
負傷(父上様か 母様か)
第六潜水艇の遭難(身を君國に 捧げつゝ)
佐久間艇長(花は散りても 香を殘し)
青島落城(雄圖摧けて 二十年)
昭和初期・滿洲事變篇
あゝ中村大尉(義勇奉公 四つの文字)
討匪行(何處迄續く 泥濘ぞ)
眠れ戰友(山溪々に 谺して)
爆彈三勇士の歌(廟行鎭の 敵の陣)
肉彈三勇士(廟行鎭の 夜は明けて)
肉彈三勇士(戰友の屍を 越えて)
あゝ我が滿洲(滿洲滿洲 あゝ我滿洲)
滿洲行進曲(過ぎし日露の 戰に)
滿洲前衞の歌(西は大陸 歐路につゞく)
護れ滿蒙の生命線(鐵の兜に 身を固め)
噫!古賀聯隊(錦西城北 嵐か雪か)
古賀聯隊長(朔風獵々 刃の如く)
林聯隊長(算を亂して 逃げかゝる)
噫!空閑少佐(江彎鎭の 夜深く)
空中艦隊の歌(仰げば雲の 果遠く)
愛國機(騰れ銀翼 國民の)
非常時日本の歌(非常時來れり 我等が國に)
國難突破 日本國民歌(吼えろ嵐 恐れじ我等)
亜細亜行進曲(有色の 屈辱のもと)
山田一等兵(こゝは北滿 大興の)
噫!南嶺(柳條溝の 夜は更けて)
北大營(晩秋 九月十八日)
建國行進曲(其の一)(日の大神が 日の國を)
建國行進曲(其の二)(神の惠の 高千穂に)
青年日本の歌(汨羅の淵に 波騒ぎ)
皇軍進發(東亜の空に 風荒れて)
嗚呼 茅野記者(東亜の空に 風荒れて)
護れ大空(太平洋よ 大陸よ)
進軍の歌(日出づる國の 丈夫が)
若き者(若き者 勇ましき者)
侍 ニッポン(人を斬るのが 侍ならば)
國境の町(橇の鈴さえ 寂しく響く)
月の國境(月の國境 小夜更けて)
義人村上(何處へ曳かるゝ 人質ぞ)
椰子の實(名も知らぬ 遠き島より)
ラジオ體操の歌(躍る旭日の 光を浴びて)
夕日は落ちて(荒野の涯に 日は落ちて)
急げ幌馬車(日暮れ悲しや 荒野ははるか)
あゝ我が戰友(滿目百里 雪白く)
祖國の柱(高粱枯れて 烏啼く)
日本よい國(日本よい國 東の空に)
朝(朝はふたたび こゝにあり)
白虎隊(戰雲晦く 陽は落ちて)
滿洲想へば(ハァーまたも雪空 夜風の寒さ)
七了口上陸戰鬪の歌(其之一)(懐し故郷を 後に見て)
七了口上陸戰鬪の歌(其之二)(嗚呼人の波 旗の波)
支那事變篇
軍國の母(こゝろ置きなく 祖國の爲)
進軍の歌(雲湧きあがる この朝)
涯なき泥濘(行けども行けども 涯しなく)
男なら(男なら 男なら)
流沙の護り(男度胸)(男度胸は 刃鐵の味よ)
軍國子守唄(坊や泣かずに ねんねしな)
露營の歌(勝って來るぞと 勇ましく)
愛國行進曲(見よ東海の 空明けて)
愛國の花(眞白き富士の けだかさを)
麥と兵隊(徐州徐州と 人馬は進む)
上海だより(拝啓御無沙汰 しましたが)
荒鷲の歌(見たか銀翼 この勇姿)
日の丸行進曲(母の背中に 小さい手で)
千人針(橋のたもとに 町角に)
皇國の母(歡呼の聲や 旗の波)
さくら進軍(日本ざくらの 枝のびて)
つわものの歌(俺は日本の つわものだ)
愛馬進軍歌(國を出てから 幾月ぞ)
愛馬行(行けど進めど 夕空遠い)
九段の母(上野驛から 九段まで)
太平洋行進曲(海の民なら 男なら)
黃昏の戰線(戰線暗く 黃昏れて)
月下の吟詠(戰止んで 長城遙か)
大陸行進曲(呼べよ 日本一億の)
出征兵士を送る歌(わが大君に 召されたる)
兵隊さんよありがたう(肩を並べて 兄さんと)
父よ貴方は強かった(父よ貴方は 強かった)
くろがねの力(清新の血は 朝日と燃えて)
紀元二千六百年(金鵄輝く 日本の)
興亜行進曲(今ぞ世紀の 朝ぼらけ)
國民進軍歌(この陽この空 この光)
機上の歌(男なりゃこそ 五千尺空の)
あゝ大黃河(楊柳青く 芽をふきて)
航空日本の歌(無敵の譽 銀色の)
燃ゆる大空(燃ゆる大空 氣流だ雲だ)
空の勇士(恩賜の煙草 いたゞいて)
戰陣訓の歌(日本男兒と 生れ來て)
戰陣訓の歌(天皇上に 在しまし)
戰陣訓の歌(夫れ戰陣の つはものは)
曉に祈る(あゝあの顔で あの聲で)
愛馬花嫁(主は召されて 皇國の勇士)
世紀の若人(くれない燃え立つ 命の曙)
崑崙越えて(雲は行く行く 遙かに)
梅と兵隊(春まだ淺き 戰線の)
出せ一億の底力(出せ一億の 底力)
あゝ草枕幾度ぞ(あゝ草枕 幾度ぞ)
嗚呼北白川宮殿下(明くるアジヤの 大空を)
そうだ その意氣(なんにも言えず 靖國の)
大政翼賛の歌(兩手を高く さし上げて)
南進男兒の歌(きみが劍の 戰士なら)
憧れの荒鷲(わが憧れは 空をゆく)
いさおを胸に(いろはの いの字は)
慰問袋を(花と散る氣の 勇士の)
小國民愛國歌(國を思へば 血が躍る)
婦人愛國の歌(抱いた坊やの 小さい手に)
大日本の歌(雲湧けり 雲湧けり)
湖上の尺八(名殘りの月の 影淡く)
陣中髭くらべ(おいおい戰友 おい戰友)
ハルハの護り(續く砂丘に 夕陽は落ちて)
起てよ 國民(天神怒り 地祇恚る)
仰げ 軍功(めざまし今日の 戰況を)
恩賜の煙草(日本男兒だ 最後まで)
いとし あの星(馬車が行く行く 夕風に)
白蘭の歌(あの山かげにも 川邊にも)
熱砂の誓(よろこびあふれる 歌聲に)
紅い睡蓮(花の北京の 灯點し頃を)
上海の花賣娘(赤いランタン ほのかに搖れる)
南京の花賣娘(みどりの光よ たそがれよ)
ほんとにほんとに御苦勞ね(楊柳芽をふく クリークで)
母子船頭唄(利根のお月さん 空の上)
父母のこえ(太郎は父の ふるさとへ)
國境の春(遠い故郷は 早や春なれど)
燦めく星座(男純情の 愛の星の色)
流轉(男命を みすじの糸に)
上海の街角で(リラの花散る キャバレーで逢うて)
何日君再來(忘れられない あの面影よ)
支那の夜(支那の夜 支那の夜よ)
蘇州夜曲(君がみ胸に 抱かれて聞くは)
めんこい仔馬(濡れた仔馬の たて髪を)
歩く歌(歩け歩け 歩け歩け)
隣組(とんとん とんからりと隣組)
皇軍大捷の歌(國を發つ日の 萬歳に)
人生劇場(やると思へば どこまでやるさ)
上海ブルース(涙ぐんでる 上海の)
滿洲娘(私十六 滿洲娘)
大東亜戰爭篇(含戰後)
大東亜決戰の歌(起つや忽ち 擊滅の)
大東亜戰爭陸軍の歌(今こそ擊てと 宣戰の)
大東亜戰爭海軍の歌(見よ檣頭に 思ひ出の)
ハワイ大海戰(天に二つの 日は照らず)
電撃隊出動の歌(母艦よさらば 擊滅の)
英國東洋艦隊潰滅(滅びたり 滅びたり)
空の神兵(藍より蒼き 大空に大空に)
子を頌ふ(太郎よおまえは よい子供)
アジアの力(雲と湧く 亜細亜の力)
戰い拔こう大東亜戰(勅を受けて 皇軍が)
進め一億火の玉だ(ゆくぞゆこうぞ ガンとやるぞ)
戰友の遺骨を抱いて(一番乘りを やるんだと)
アッツ進軍歌(あゝ北洋の 朝ぼらけ)
アッツ島血戰勇士顯彰國民歌(刃も凍る 北海の)
索敵行(日の丸鉢巻 締め直し)
大空に祈る(風吹きゃ 嵐にならぬやう)
海を征く歌(君よ別れを 言ふまいぞ)
ラバウル海軍航空隊(銀翼連ねて 南の前線)
突撃喇叭鳴り渡る(勝って會ふと 誓って征った)
勝利の日まで(丘にはためく あの日の丸を)
轟沈(可愛い魚雷と 一緒に積んだ)
海底萬里(逆巻く波を 蹴散らして)
あゝ紅の血は燃ゆる(花も蕾の 若櫻)
君こそ次の荒鷲だ(あゝ誰ゆえに たぎる血ぞ)
サイパン殉國の歌(哭け怒れ 奮えよ擊てよ)
バンザイクリフに涙あり(風哭き波は 語るべし)
大航空の歌(見よ見よ大空に 荒鷲が)
體當り海鷲だより(あの隊長も あの戰友も)
嗚呼 神風特別攻撃隊(無念の齒がみ こらへつゝ)
必勝歌(今日よりは かへりみなくて)
海行く日本(波を枕に 嵐を歌に)
男一匹の唄(赤い夕陽は 砂漠の果てに)
カタカナ忠義(戰友見てくれ せがれの手紙)
學徒空の進軍(鬪 今ぞたけなは)
戰友よ安らかに(年に一度の 靖國詣で)
學徒進軍歌(跫音も高らかに 高らかに)
お山の杉の子(昔々 その昔)
有難う本當にご苦勞さん(磯のかほりの 濱邊の便り)
朝だ元氣で(朝だ朝だよ 朝陽がのぼる)
明日はお立ちか(明日はお立ちか お名殘惜しや)
欲しがりません勝つまでは(どんな短い 鉛筆も)
迎春花(窓をあければ アカシヤの)
南から 南から(南から 南から)
祖國の花(花の香りに ふと目がさめて)
たんぽぽの花(たんぽぽの花は 可愛い)
ジャワのマンゴ賣り(ラーラ ラーラ)
村は土から(村は土から 誠實から)
今年の燕(今年も村へ やってきた)
輝く日本(見よ東海の 君子國)
異國の丘(今日も暮れゆく 異國の丘に)
あゝモンテンルパの夜は更けて(モンテンルパに 日が暮れる)
岸壁の母(母は來ました 今日も來た)
寮歌篇
アムール川の流血や(アムール川の 流血や)
嗚呼玉杯に花うけて(嗚呼玉杯に 花うけて)
緑もぞ濃き柏葉の(緑もぞ濃き 柏葉の)
春爛漫の花の色(春爛漫の 花の色)
紅萌ゆる岡の花(紅萌ゆる 岡の花)
ウラルの彼方(征露の歌)(ウラルの彼方 風荒れて)
都ぞ彌生の(都ぞ彌生の 雲紫に)
四高南下軍の歌たゞに血を盛る(たゞに血を盛る 瓶ならば)
第五高等學校開校記念の式歌(阿蘇の峯より いや高き)
東京帝國大學寄贈之歌(武夫原頭に 草萌えて)
北辰斜に(北辰斜に さすところ)
高知高等學校校歌(自由の空に寄す 南溟の)
慕南歌(春は彌生の 花影に)
豪氣節(一人のあの娘が 戀しけりゃ)
早稻田大學 校歌(都の西北 早稻田の森に)
明治大學 校歌(白雲なびく 駿河臺)
早稻田大學 應援歌(あゝ若き日の 血は躍る)
慶應大學 應援歌(若き血に 燃る者)
慶應大学 野球部(天は晴れたり 氣は澄みぬ)
オリンピック選手應援歌(走れ! 大地を)
琵琶湖周航の歌(われは湖の子 さすらひの)
人を戀ふる歌(妻をめとらば 才たけて)
琵琶湖哀歌(遠くかすむは 彦根城)
俗歌篇
野毛の山から(さいさい節)(野毛の山からノーエ)
欣舞節(日清談判 破裂して)
ラッパ節(私しゃ よっぽど あわてもの)
デカンショ節(丹波篠山 その山奥で)
田原坂(雨は降る降る 人馬は濡れる)
黒田節(酒は呑め呑め 呑むならば)
白頭山節(白頭天地に 積りし雪は)
鴨緑江節(朝鮮と 支那の境の)
ダンチョネ節(元唄)(三浦岬でョ どんと打つ波は)
ダンチョネ節(其之一)(明日はお立ちか お名殘り惜しや)
ダンチョネ節(其之二)(冲の鷗と 飛行機乘りは)
陸軍小唄(軍隊小唄)(いやじゃありませんか 軍隊は)
綏芬河小唄(流れ流れて 綏芬河)
滿洲里小唄(積る吹雪に 暮れゆく街よ)
滿洲小唄(命さゝげて来た 身じゃけれど)
ハンダガヤ小唄(西はノモンハン 砂丘は續く)
ノモンハン小唄(ホロンバイル小唄)(夕べ風吹く ハイラルの)
ホロンバイル小唄(二)(ホロンバイルは 荒野じゃないよ)
生命線節(曠漠千里 滿洲の)
北はアムール(北はアムール 南は熱河)
青島節(青島の山から 指さして)
ナッチョラン節(青島よいとこと 誰が言ふた)
四季の歌(春は嬉しや 一人しょんぼり歩哨に立てば)
四季の歌(京の四季)(春は嬉しや ふたりそろって 花見の酒)
つはもの私吟(オイチニオイチニで 二年暮しゃ)
滿蒙節(赤い夕陽の 滿洲蒙古)
蒙疆節(おれが死んだら 三途の川でヨー)
蒙古放浪歌(心猛くも 鬼神ならぬ)
可愛いスーチャン(お國のためとは いひながら)
江田島節(腰に短劍 錨の徽章)
遠航節(女人禁制のヨー)
海軍小唄(一)(ずんどこ節)(汽車の窓から 手を握り)
海軍小唄(二)(輸送船小唄)(椰子の實のなる ラバウルで)
軍港小唄(春の横須賀 霞に明けて)
巡航節(雪をあざむく 白地の事務服)
兵學校數え唄(一ツとせ 廣島縣下の 江田島は)
ラバウル小唄(さらばラバウルよ また來るまでは)
パラオ戀しや(海で暮すなら パラオ島へおじゃれ)
特攻隊節(燃料片道 テンツルシャン)
飛行機乘りの歌(飛行機離陸は 祖國を離れ)
飛行豫備學生(腰の短劍に すがりつき)
ハバロスク小唄(一)(ハバロスク ラララ 河の流れはウスリー江)
ハバロスク小唄(二)(ハバロスク ララ 故郷は遙かな 雲のかげ)
シンガポール小唄(椰子の葉かげに さくらの花を)
ハルビン小唄(月に咽ぶか 流浪に泣くか)
シャン高原ブルース(野行き山行き 南の涯に)
軍隊數え唄(一つとせ 人のいやがる軍隊へ)
名詩篇
春曉(春眠不覺曉)
易水送別(此地別燕丹)
春望(國破山河在)
題不識庵擊機山圖(鞭聲肅々夜過河)
九月十三夜(霜滿軍營秋氣清)
訣別(妻臥病牀兒泣飢)
八幡公(結髪從軍弓箭雄)
偶成(少年易老學難成)
城山(孤軍奮闘破圍還)
九月十日(去年今夜侍清凉)
芳野懷古(今來古往事茫々)
偶成(豪氣堂堂横大空)
金州城(山川草木轉荒凉)
爾靈山(爾靈山嶮豈難攀)
凱旋(王師百萬征强虜)
大楠公(豹死留皮豈偶然)
題壁(男子立志出郷關)
四十七士(臥薪嘗膽幾辛酸)
偶成(幾歷辛酸志始堅)
芳野(古陵松柏吼天飆)
題楠公訣子圖(海甸陰風草木腥)
泉岳寺(山嶽可崩海可飜)
楓橋夜泊(月落烏啼霜滿天)
常盤雪行(雪壓笠檐風巻袂)
吉野懷古(山禽叫斷夜寥々)
舟至由良港(回首蒼茫浪速城)
月照墓前作(相約投淵無後先)
送元二(渭城朝雨浥輕塵)
早發白帝城(朝辭白帝彩雲間)
獄中作(二十六年如夢過)
出郷作(決然去國向天涯)
山行(遠上寒山石徑斜)
逸題(櫻樹未開柳眼嬌)
泊天草洋(雲耶山耶呉耶越)
櫻花詞(薄命能伸旬日壽)
題兒島高德圖(踏破千山萬嶽煙)
前兵兒謡(衣至骭袖至腕)
本能寺(本能寺溝深幾尺)
白虎隊(少年團結白虎隊)
正氣歌(死生有命不足論)
和文天祥正氣歌(天地正大氣)
蒙古來(筑海颶氣連天黒)
國體篇(邈兮二千六百秋)
あとがき
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