横浜正金銀行の研究
- サブタイトル
- 外国為替銀行の経営組織構築
- 編著者名
- 白鳥 圭志 著
- 出版者
- 吉川弘文館
- 出版年月
- 2021年(令和3年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- iv,221p
- ISBN
- 9784642039031
- NDC(分類)
- 338
- 請求記号
- 338/Sh86
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p212-218
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 後発国多国籍銀行=横浜正金銀行経営史研究の課題と視角―ジェフリー・ジョーンズの多国籍銀行史研究の方法論についての再検討―
本書の課題―対象の限定
ジョーンズの多国籍銀行分析の方法上の特徴
本書の着眼点
第1章 創業期の横浜正金銀行―貿易金融業務の開始と経営管理体制の構築―
はじめに
横浜正金銀行の株主構成と企業統治
創業当初の業務展開と1883年の経営整理
1883年の経営整理以後の経営動向
おわりに
第2章 産業革命期の横浜正金銀行―中国大陸におけるビジネスの拡大と組織的経営管理体制の成立―
はじめに
1890年恐慌による不良債権の発生と「連合的営業法」の形成
金本位制施行前後における横浜正金銀行の地域別の営業状況
金本位制の確立と業務体制の変化
東洋支店長会議の開催と大陸における業務統轄体制の変化
日露戦争前後における大陸侵略活動
おわりに
第3章 第一次世界大戦期から関東大震災期までの横浜正金銀行―外国為替銀行の金融危機への対応―
はじめに―課題と視角
第一次世界大戦期における横浜正金銀行
反動恐慌期における横浜正金銀行
関東大震災期における横浜正金銀行
おわりに―結論と展望
第4章 金融恐慌・昭和恐慌期の横浜正金銀行―外国為替銀行の金融危機への対応(その2)―
はじめに
金融恐慌,昭和恐慌期の為替政策の基本路線―監査役会での質疑から
金融恐慌期の横浜正金銀行
金解禁と横浜正金銀行―資金流失のインパクト
管理通貨制度下における資本移動規制機関化―商工省のスクリーニング機関化
不良債権の処理
おわりに
第5章 総力戦体制下における横浜正金銀行―経営戦略と経営組織の再編成―
はじめに
日米開戦前の横浜正金銀行
日米開戦後の横浜正金銀行
日本敗戦と横浜正金銀行の閉鎖機関指定,東京銀行への業務継承
おわりに
終章 後発国の政府系多国籍銀行史を貫くもの
あとがき
初出一覧
参考文献一覧
索引
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