図書センゴ ミンシュ シュギ000066858
戦後民主主義
サブタイトル1~10
中公新書 2627 現代日本を創った思想と文化
編著者名
山本 昭宏 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2021年(令和3年)1月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
viii,316p
ISBN
9784121026279
NDC(分類)
309
請求記号
309/Y31
保管場所
閉架一般
内容注記
主要参考文献:p289-295 戦後民主主義関連年表:p297-316
和書
目次
はじめに
第1章 敗戦・占領下の創造―戦前への反発と戦争体験
占領下の「自由」と反戦意識の醸成
日本国憲法の誕生―「平和と民主主義」の確立
朝鮮戦争と再軍備支持―第九条との併存へ
第2章 浸透する「平和と民主主義」―一九五二~六〇年
保守政党による改憲熱―アメリカの要望と理解
高揚する社会運動―直接民主主義への期待
六〇年安保と「憲法感覚」―戦前からの大きな変貌
第3章 守るべきか、壊すべきか―一九六〇~七三年
進歩的文化人の権威化と危機感
二極化する「平和」―佐藤栄作政権とベ平連
戦後民主主義の〝鬼子〟―全共闘運動と全権威の否定
第4章 基盤崩壊の予兆―一九七三~九二年
経済大国化する日本―劣勢に立つ直接民主主義
日米同盟の安定、消費社会の到来―経済的繁栄下の平等
「一国平和主義」批判―冷戦崩壊と〝大国〟の役割
第5章 限界から忘却へ―一九九二~二〇二〇年
文化としての浸透―サブカルチャーと教育
戦後五〇年を経た百家争鳴―遠くなる戦争の記憶と新論点
戦争体験者の退場、象徴にすがる理想主義
終章 戦後民主主義は潰えたか
あとがき
主要参考文献
戦後民主主義 関連年表