図書目録ナゼ センソウ タイケン オ ケイショウ スル ノカ資料番号:000066826

なぜ戦争体験を継承するのか

サブタイトル
ポスト体験時代の歴史実践
編著者名
蘭 信三 編/小倉 康嗣 編/今野 日出晴 編
出版者
みずき書林
出版年月
2021年(令和3年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
503p
ISBN
9784909710147
NDC(分類)
319
請求記号
319/A65
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p433-459 平和博物館関係研究文献リスト(二〇〇九-二〇一九)福島在行編:p460-486
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 課題としての〈ポスト戦争体験の時代〉(蘭信三)
 
第1部 体験の非共有性はいかに乗り越えられるか
継承とはなにか―広島市立基町高校「原爆の絵」の取り組みから(小倉康嗣)
開いた傷口に向き合う―アウシュヴィッツと犠牲者ナショナリズム(田中雅一)
戦友会の質的変容と世代交代―戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性(遠藤美幸)
創作特攻文学の想像力―特攻体験者はどう描かれてきたか(井上義和)
戦争体験の聞き取りにおけるトラウマ記憶の扱い(森茂起)
戦争を〈体験〉するということ(人見佐知子)
 
第2部 平和博物館の挑戦―展示・継承・ワークショップのグローバル化
平和博物館は何を目指してきたか―「私たち」の現在地を探るための一作業(福島在行)
英霊を祀る―遊就館(靖国神社)(山本晶子)
体験的継承から対話的継承へ―長崎原爆資料館(深谷直弘)
原爆の災禍から何を学ぶのか―広島平和記念資料館(根本雅也)
核の記憶とともに―第五福竜丸展示館(市田真理)
地域からみる、観光が拡げる―知覧特攻平和会館、大刀洗平和記念館、人吉海軍航空基地資料館(清水亮)
ともに働くという継承―ひめゆり平和祈念資料館(仲田晃子)
「平和と民主主義」のもとに―立命館大学国際平和ミュージアム(兼清順子)
〈国民〉の〈労苦〉―昭和館、しょうけい館(中村江里)
体験者でもわからないものとして空襲を捉え直す―東京大空襲・戦災資料センター、戦争と平和の資料館ピースあいち(木村豊)
「慰安婦」被害者と出会い、正義を求め行動する拠点―アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)(木下直子)
過去と対話する下伊那の歴史実践―満蒙開拓平和記念館(山本めゆ)
平和博物館研究をより深く学ぶために(福島在行)
「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」(今野日出晴)
 
参考文献
平和博物館関係研究文献リスト(二〇〇九―二〇一九)(福島在行)
あとがき(蘭信三)
著者プロフィール
索引

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