つれづれ独りがたり

第一部　花車
紅(べに)の花
後悔
八月の火鉢
タクシー
春の風　花の子
ワイングラスと黄色いバラ
ゼロ番線ホーム
絵筆に込めて
『花ひいらぎの街角』
巾着袋
花車
羅(うすもの)
本泥紬(越後紬)
姉妹の大島紬
朝
お見舞い
介護
取り調べ
彼とズボンのベルト
　
第二部　我(わが)ママに生きたい
我(わが)ママに生きたい
二人の出会い
父のつぶやき、母のやさしさ
花柊の頃
引揚げ船の記憶
昭和二十三年、福岡の町(東郷)
昭和二十六年、大分の町
昭和二十八年、日田(ひた)の風景
昭和二十八年頃の長崎
奄美市名瀬の七夕
鹿児島市のさつま揚げ
再び長崎へ
両親からの手紙
　
あとがき
参考文献