ホロンバイルは遠かった

Ⅰ　満洲へ
岩手から満洲・免渡河へ
ホロンバイル開拓組合
ハイラル尋常小学校
免渡河の生活
山本のおじさんの死
旅館からの通学
弟の誕生
笠井村の誕生と姉の渡満
小学校卒業
漬物工場から高等科へ
往復十時間の汽車通学
　
Ⅱ　看護婦として
急性肋膜炎と免渡河分校
ハルピン市青年義勇隊中央病院看護婦養成所
肋膜炎の再発
見習看護婦の生活
父の死
発疹チフスの蔓延のなかで
嫩江訓練所病院の応援
妹の死
帰院=母との別れ
敗戦と丸坊主
　
Ⅲ　死からのがれて
地獄のなかで
南下=ふるさとめざして
チチハルの収容所
逃亡、住込み女中
保母になりきって
久しぶりの内地
母と弟の死・そしてふるさと
私の戦後
　
Ⅵ　開拓と思い出(詩歌編)
土地
一枚の写真
やすこちゃん
カブ畑
三十年ぶり
短歌
　
命の記録(菊池敬一)
あとがき