図書ショウネンタチ ノ マンシュウ000066595

少年たちの満洲

サブタイトル1~10
編著者名
吉村 曉 著
出版者
自由社
出版年月
1992年(平成4年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
541p,図版 [8] p
ISBN
4915237087
NDC(分類)
916
請求記号
916/Y91
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

第一章 故郷と異郷
旅順高校創立五十周年同窓会で
太平洋戦争末期の進路選択
日露の古戦場・旅順
 
第二章 束縛の中で
全寮制の旧制高校
自由の誇りと統制の規律
勤労奉仕と厳しい授業
「満洲育ち」はちゃらんぽらんか
肉体労働の暑い夏
読書とだべりの季節・二学期
慢性空腹症と食欲
荒れた寮生活と救い
進級・兵隊への道
クラス全員旅順を去る
 
第三章 雑兵として
四平・西安・朝陽鎮・金川へ
敗戦、師団長独断の召集解除
西安組の帰途、もたつく
ソ連軍越境と東寧陣地
置き去りになった清水豊治の小哨
しぶとかった弱卒・吉井宏
倉重一郎、密山から半截河へ
掖河付近と琿春付近の戦闘
精鋭・機動第一旅団の田中邦實
遼陽―承徳往復の馬係・山門耕一
兵卒としてのシベリア捕囚
ビカデンスカヤ、ビースク、ハバロフスク、コムソモリスクなど
 
第四章 大連および大連から
黒石礁の自宅に帰る
騒然となった星ヶ浦地区
孤立した高砂町一六三番地
ソ連兵とのつきあいに忙殺
ソ連兵との同居生活
桜井家の青年士官たち
家を棄てて真金町クラブへ
それぞれの受難と生活(1)
それぞれの受難と生活(2)
葫蘆島引揚げを支えた清水畏三
かりそめの安住(1)
かりそめの安住(2)
 
第五章 ふたたび故郷と異郷
日の丸と新生中国
歴史の断面を見る
 
あとがき