図書ショウワ ノ センソウ ワ ナゼ オコッタカ000066567

昭和の戦争はなぜおこったか

サブタイトル1~10
編著者名
川崎 渉三 著
出版者
川崎渉三
出版年月
1994年(平成6年)3月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
230p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ka97
保管場所
閉架一般
内容注記
15年戦争史年表:p224-227
和書
目次

まえがき
 
Ⅰ 戦争はどのように始まり、どのように終わったか
15年戦争
戦争の犠牲者
犠牲になった植民地の人々
大まかな見通し
すべては満州事変に始まる―1931年
満州事変の背景
ワシントン体制―1921~22年
中国への侵略の開始―1927年
ワシントン体制からの離脱
軍部クー・デタと右翼テロ
上海事変
「満蒙=日本の生命線」
満州国の実態
満州移民と「残留日本人孤児」
支那事変の前夜―33~36年
盧溝橋事件
支那事変の背景
戦争の拡大
国民の動員
経済の軍事化
日本が中国でしたこと・1
日本が中国でしたこと・2―「毒化政策」
日本が中国でしたこと・3―「三光作戦」
日本が中国でしたこと・4―細菌戦・化学戦
支那事変と与謝野晶子
戦争と短歌
南方進出への動き
真珠湾にいたる一年
大政翼賛会
「八紘一宇」と「紀元2600年」
大東亜戦争の宣戦布告を読む
日米の対立点
狂喜した国民
「ラヂオを聞いてお母さん」
6ヵ月で日本守勢に転ずる
「大東亜共栄圏」の実態
15年戦争下の朝鮮
逃亡生活13年―劉連仁
国民の統合
戦争を支えた人々
戦争下の国民生活
戦争下の「少国民」
アメリカにおける犠牲
本土の防波堤としての沖縄戦
ポツダム宣言
原爆の投下
第二次世界大戦
8月15日
 
Ⅱ 戦争はなぜおこったか
戦争の特徴
統帥権の独立
内閣の無力
軍部大臣現役武官制
国民の自由の制限
学問・思想への弾圧
政党の無力
無産政党の戦争協力
教育の軍国主義化
「お国のために」のまやかし
新聞のはたした役割
国家独占資本主義
1930年代の経済政策
日本資本主義と中国
日本資本主義と戦争
天皇の戦争責任・1
天皇の戦争責任・2
軍部の愚行の原因
まとめのかわりに
 
Ⅲ 日本は戦争の反省をどうおこなってきたか
海を渡った自衛隊
反省するドイツ
反省しない日本
日本政府の公的発言と政治家の本音
日の丸・君が代の強制
教科書の検定
靖国神社
在日朝鮮人問題の反省
日本社会の底流にある右翼テロ
現代天皇制の強化
「ヨクミキキシ ワカリ ソシテ ワスレズ」
より深く知るために
 
後注
15年戦争史年表
あとがき
『高校生のための日本歴史ガイド』正誤表
 
図表目次
図1 満州国組織図
表1 15年戦争期の財政と軍事費
図2 同軍事費の比率
表2 東南アジア諸国の推移
表3 東南アジアにおける物価上昇
図3 国民の統合
表4 労働組合・組合員数の推移
表5 15年戦争期の労働者の状況
表6 戦争下の国民生活年表
図4 各国年次別結核死亡率
表7 原爆投下までの経過
表8 治安維持法による検挙者数
表9 30年代の日本の貿易収支の地域別割合
図5 陸軍の教育機関
表10 2・26事件の幹部将校と父の職業
表11 過去5年間の言論・表現活動に対する主な暴力・威迫事例