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十五年戦争史序説

サブタイトル1~10
編著者名
黒羽 清隆 著
出版者
三省堂
出版年月
1979年(昭和54年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
xii,530p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ku72
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序(家永三郎)
方法的な序説―「はしがき」にかえて―(くろはきよたか)
 
Ⅰ 上海事変考
上海事変おぼえがき―国際連盟脱退前史―
一九三三年における天皇の歌一首―上海事変をめぐる「付随的な推定群」―
「便衣隊」考―日本側史料による上海事変の一面
私記
 
Ⅱ 側面観・十五年戦争
十五年戦争における戦死の諸相―「統計」と「歌」―
太平洋戦争と潜水艦―ロンドン条約史の一側面―
国民意識における日中戦争―戦争記・戦争吟を中心として―
十五年戦争史のフォークロア―日記を読む楽しみ―
もう一つのアヘン戦争―日中戦争史の一断面―
私記
 
Ⅲ 昭和史における天皇
ただひとりの人―昭和史と天皇―
政治史における天皇―『天皇制の歴史心理』をめぐる方法論的感想―
私記
 
Ⅳ 昭和思想史ノート 思想史と意識史のあいだで
朝日新聞論説委員としての柳田国男
『暗黒日記』ノート―共同幻想としての「共産革命」―
西園寺公望ノート―「明治村」心象紀行―
服部史学ノート―「大日本帝国」を中心に―
『断腸亭日乗』ノート―戦中・戦後日記の意識史的考察―
「結城哀草果歌集」私注―ある「戦争吟」の意識史的考察―
私記
 
Ⅴ 一つの花束 書評片々
卓抜な十五年戦争史像―家永三郎著『戦争と教育をめぐって』本多公栄著『ぼくらの太平洋戦争』―
南京団虐殺の史実性―洞富雄著『南京大虐殺〈まぼろし〉化工作批判』―
適切な史料選択の眼―『神奈川県史』資料編13 近代・現代(3)―
加害史と抵抗史の両局面を体系化―歴史学研究会編『太平洋戦争史』(全六巻)―
現代史の抽出に成功―大江志乃夫著『戦後変革』(『日本の歴史』第31巻)―
私記
 
あとがき