広島平和記念資料館は問いかける
- サブタイトル
- 岩波新書 新赤版 1861
- 編著者名
- 志賀 賢治 著
- 出版者
- 岩波書店
- 出版年月
- 2020年(令和2年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- xiii,238,10p
- ISBN
- 9784004318613
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/Sh27
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 関連年表:巻末p1-4 主要参考文献一覧:巻末p5-8
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
原爆被災図
序章 いくつかの出会い
被爆再現人形の問いかけ/続く報道と戸惑い/いくつかの出会い
第一章 広島平和記念資料館へ
広島平和記念資料館と原爆資料館/資料館の位置/路面電車/【コースその1】原爆ドーム経由/【コースその2】平和大通り、平和大橋経由/資料館に入館/資料館内の施設/情報資料室/シュモーハウス
第二章 全面更新した展示
最大規模の第三次展示更新/動線/導入展示/八月六日のヒロシマ/破壊された街/救援・救護活動/放射線による被害/無言の問いかけ/絵筆に込めて/故郷を離れた地で/生き残ったものの/消えぬ想い/ギャラリー/焼け跡に立つ少女/情報の東館/核兵器の危険性/
原子爆弾の開発と投下/原子爆弾の脅威/戦前の広島/企画展
第三章 被爆資料、遺品の声―資料館の誕生
原点は長岡省吾/長岡邸に伺う/廃墟に佇つ/収集/原爆参考資料陳列室/原爆資料保存会/山崎与三郎/原爆記念館/開館後の資料館運営/被爆資料の展示/施設の整備/保存・管理体制の整備/遺品の受け入れ/資料の劣化、全館一斉清掃
第四章 資料館の歩み、ヒロシマの歴史
平和記念都市建設法/平和記念公園及び「平和記念施設」の設計競技/廃墟のなかから立ち上がる/平和記念資料館の開館/原子力平和利用博覧会/広島復興大博覧会/原爆資料館はどこへ行く/資料館の性格づくり/平和記念施設整備改善計画の策定/入館料の値上げ/
第一次大規模展示更新/米国から返還された資料/第二次大規模展示更新/東館の新築・開館/スミソニアン協会・国立航空宇宙博物館での特別展/アメリカン大学での原爆展開催/「平和の拠点」リストラの波/新たな資料館を目指して
第五章 何を、どう伝えるか―展示の変遷
展示の移り変わり/開館当初の展示/「人影の石」を保存する/爆心直下の街並みの復元/蠟人形論争/その後の蠟人形論争/第一次大規模展示更新/人形論争再び/第二次大規模展示更新―劇場化された展示/東館の開館/「放射線による被害」展示の充実/「投下理由」の展示拡充
終章 「被爆者不在のヒロシマ」を前に
資料館への期待/新しい展示の評価/分かり易い展示/感じる力、想像する力/フォーラムとしてのミュージアム/海外での原爆展/内外の博物館との連携/国際博物館会議/被爆資料と資料館/死者の記憶を預かる/被爆資料を展示するということ/もう一人の詩人
あとがき
図表出典一覧
主要参考文献一覧
関連年表
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