旅衣いろはあせども
序文(藤縄正勝)
序章 生い立ち
ギョギョッ!
斎藤先生の胸に
第一章 小学校時代
桃太郎の奮戦
マイヌツ先生
ツェッペリン伯号来る
三原のホームスチール
「侍ニッポン」に感動
トーキー映画にびっくり
満州事変の勃発
波蹴る軍艦に魅了さる
日米戦うのか?
ロスのオリンピック
一泊の修学旅行(大洗)
トテシャンですね
欠食児童と早乙女先生
足利のアルサスとロレーヌ
白木屋デパートの火事
「島の娘」で大目玉
鬼才、柳田治夫
第二章 中学校時代
男の友情を知る
ゴーストップ事件(陸軍対警察)
中京・明石25回の死闘
学校教練の査閲
拝見、男子のみしるし
御料車誤導事件(桐生市)
沢村栄治の快投
大ヒット「キングコング」
「二人は若い」の大流行
今カラデモ遅クナイ
面白い日土講習会
阿部先生の三大革命
神風号と重巡「足柄」
自由への渇き
第三章 城北時代
城北道場精神と「航研機」
ハイレベルの城北
関根金次郎名人のお話
実り多き城北の生活
わが母校、城北
第四章 一高時代
一高の性格
自治寮の大原則
寮歌あっての一高
読書の生活
戦艦シュペー号の最期
「呑喜」のおやじ
独乙軍の電撃戦
中国留学生の直言
悲憤の対三高戦
豊原令雄の死闘
安倍能成新校長の着任
日独伊三国同盟の締結
横浜沖の観艦式
ハス博士の大賀一郎氏
夢の総代会議長に
白熱の緊急総代会
安倍校長に感動
寮生・教官の出征始まる
忍び寄る戦争
運命の12月8日
第五章 東大から海軍へ
無念の休学
召されて帝国海軍へ
品川の海軍経理学校へ
「殴る」教育と「通い合う」教育
601海軍航空隊へ
第二御楯特別攻撃隊
唸る玉井の鉄拳
最期のピッチング(石丸進一)
燃料片道ではなかった戦艦「大和」
沖縄県民斯ク戦ヘリ
先見の中島知久平(飛行機の時代)
水上特攻の「大和」
御前会議のウルトラC
快なる哉!「紫電改」!
第六章 戦後の東大
共之会の発足
兄の復員と自決
時事通信社々長・長谷川才次氏
戦後の一高エピソード
煙草の受込み
空席目立つ卒業式
第七章 故郷へ帰る
晋山式と和田私塾
舌ガン5分前
空母「エンタープライズ」の波紋
「ビルマの竪琴」は慰霊の書
田中敬吉先生と航研機
火の玉の小林義男君
「白線と短剣」の出版
すみれの花咲く軍艦旗
第八章 学徒出陣五十周年
学生は駆り出されたのか
注目すべきカリフォルニア
人種的偏見とコンプレックス
日本海海戦の意義
恐日病の発生
排日のあらし
第九章 祖国よ永遠なれ
終章 旅衣いろはあせども
あとがき