図書カタリツグ000066425

語り継ぐ

サブタイトル1~10
戦後60年 九十三人の証言
編著者名
出版者
石川県教育文化財団
出版年月
2005年(平成17年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
407p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/I76
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

発刊にあたって(竹多賞選考委員・荒川義清)

第一部 戦争を体験した世代
ジャワ島での抑留生活(宝達志水町 吉野三郎 89歳)
七年振りの再開(金沢市 酒井富枝 88歳)
常夏の国から雪国の漁村へ引き揚げて(志賀町 龍揖澄子 88歳)
あゝ戦友(金沢市 中嶋伊之助 88歳)
関東軍 一中隊長の終戦(金沢市 細木忠清 88歳)
戦後は百年経っても終わらない(小松市 白江勉 87歳)
我が家の昭和史(津幡町 杉田亘 87歳)
戦記(野々市町 福浦金太郎 87歳)
初年兵の回想(金沢市 福岡重勝 86歳)
大陸から帰還できた喜びと妹たちを亡くした悲しみ(金沢市 寺田孝一 86歳)
戦車兵の思い出(津幡町 高 四良 85歳)
結婚三年で夫は広島の灰に(金沢市 中村鈴 85歳)
祖国のために戦った若者たち(小松市 大丸有量 85歳)
入隊・捕虜そして帰郷の半生(白山市 山田則行 84歳)
元兵長の記録(かほく市 坂本信一 84歳)
戦友会の解散(金沢市 片岡茂太郎 83歳)
百歳指婆(金沢市 大樋道夫 83歳)
わが敗戦記屈辱の日々(津幡町 田川利公 82歳)
私に召集令状が来た(金沢市 武田雪子 82歳)
小松飛行場(津幡町 北川利秋 82歳)
戦後の食糧難時代、ナメクジを食べた苦い思い出(小松市 松本忠勝 81歳)
大きな戦争のあった遠い昔(金沢市 西川士郎 81歳)
あれから六〇年 忘れ得ぬ記憶(金沢市 橋爪義守 80歳)
国境の街・黒河からの逃避(金沢市 宮岸和枝 80歳)
短いようで長かった抑留(金沢市 英幸雄 80歳)
『忠即考』の時代(野々市町 吉田外儀 80歳)
ひたすらなるころ―ある少年の戦時(金沢市 山口幸夫 80歳)
苦い遭難の思い出(内灘町 横谷利作 79歳)
父の不慮の死後、一家を支えた母(白山市 山田みよ 79歳)
魔のバシー海峡(内灘町 多田幸雄 79歳)
原紙爆弾と風船爆弾(白山市 西方吉弘 79)
地獄の戦場 嗚呼・硫黄島(金沢市 宮村長夫 78歳)
学徒動員、ああ紅の血は燃ゆる(金沢市 高松正朋 78歳)
戦後六〇年・私の人生路(金沢市 掛上とみ子 78歳)
妻の急死、一人息子も・・・いまは思い出の家に一人(珠洲市 作田実 78歳)
腕立て伏せとしない電車(金沢市 鈴木幸雄 78歳)

第二部 少年少女だった世代
戦後六〇年を振り返って(小松市 又多寿一 77歳)
横浜の実家と疎開先の外山で戦災に遭う(金沢市 若崎和夫 77歳)
飛行機エンジンの磁石発電機を作る中学生(金沢市 甲斐博人 77歳)
満州での敗戦から引き揚げ迄の思い出(金沢市 市村八十男 77歳)
旧満州に生きる山窩の男達(加賀市 打田勇 77歳)
終戦の詔勅(加賀市 東出忠 76歳)
志、忘れまじ市少年のある生きざま(金沢市 大江行雄 75歳)
父の最後の言葉(小松市 辰巳國雄 75歳)
欲しがりません勝つまでは(内灘町 横田典男 75歳)
横浜大空襲から生き延びて、いま想うこと(白山市 一二信治 74歳)
忘れ得ぬ空襲(白山市 瀬尾弘昭 74歳)
戦争と二人の母へのさまざまな思い(野々市町 高柳忠司 74歳)
平和な原風景の陰にひそむ戦争の悲劇―日立市で空襲に遭って—(中能登町 酒井幸子 73歳)
オセキデ ズガハ 一トウネ(七尾市 半浦正子 73歳)
ひと粒のご飯(金沢市 角山智子 73歳)
「予科練の歌」と「若い力」に胸が躍った少年時代(金沢市 佐谷才一 73歳)
戦意高揚の学校教育(金沢市 米尾貞夫 73歳)
「8月27日」を読んで、TV「大地の記憶」をみて満蒙のコエ(金沢市 俵世婦 73歳)
松脂まで採取・兼六園(金沢市 下郷稔 73歳)
我が家の昭和史(金沢市 林野宏 73歳)
船舶特幹第三期生全国小豆島大会に出席して(白山市 西村菊乃 72歳)
戦後六〇年に想う(野々市町 飴谷久太郎 72歳)
戦争を知らない孫達へ(金沢市 浦川潔 72歳)
歳月から学ぶ(小松市 森道子 72歳)
戦史の公報に母は・・・遺書を支えに(白山市 森道子 72歳)
子供たちのある戦後(白山市 坂田謙一 72歳)
少年時代の回顧録(金沢市 西の恒義 72歳)
練習船で遺骨収集に参加(志賀町 宮道賢 71歳)
小国民と言われた頃(小松市 南登 71歳)
アムールの大河を彩る花火大会(野々市町 宮岸清衛 70歳)
わが子を飢えの苦しみから救った母を思う(金沢市 高橋正純 70歳)
空襲警報の夜、蛍の舞を見る(金沢市 升田香佑祺 69歳)
戦争を風化させぬ教育を(金沢市 橋本博臣 69歳)
私の満州引き揚げ行(金沢市 下村千春 69歳)
別離と再会の人生(金沢市 若山文子 69歳)
『櫻花』燃ゆ 小松航空基地より特攻機(金沢市 米村晋 68歳)
藤箒(白山市 吉田好枝 68歳)
貧しく素朴だっだ家庭の医療(加賀市 平田四郎 68歳)
あの頃の食糧事情と学校生活(羽咋市 明道子 68歳)
軍人の家―祖父の日記から(小松市 西口嘉昌 68歳)
子供達に教えられて(能登町 田中勝英 68歳)
父への心残り(金沢市 坂本富沙子 68歳)
東京から金沢へ、疎開者といわれて(金沢市 上野美奈子 67歳)
吉浦機雷爆発聞き書き抄(能登町 中瀬英夫 66歳)

第三部 若い世代から
マレーシアから留学して原爆死したオマールさん(金沢市 青木由美子 65歳)
戦争の記憶は色と音の断片(金沢市 島田鎮子 64歳)
富山大空襲(金沢市 村上凛子 64歳)
マサツグ(金沢市 井波正次 62歳)
父の遺稿・神風伝説を覆した厳しい戦局(金沢市 濱谷教男 61歳)
フィリピンで戦史した父への旅路(津幡町 油野美千代 61歳)
ミルク一杯の重み(金沢市 清水恒夫 59歳)
お茶を飲もう(金沢市 山口弥洲子 58歳)
歴史観を持たない私たち(かほく市 中本利光 53歳)
平和について思うこと(金沢市 吉田修 52歳)
母の語る戦時中の食卓事情(能美市 西本絹江 51歳)
母から聞いた戦時中(小松市 山口真理子 42歳)
カボチャが飛んだ日(金沢市 角田主枝 35歳)

あとがき(財団法人石川県教育文化財団理事長・重田重守)