人物昭和史 2
昭和の実業家たち
池田成彬 昭和政財界の中枢に位置した三井財閥のトップ・リーダー(山本進)
明治青年の決意
銀行近代化のトップ・リーダーとなる
昭和の激浪にもまれて
財・政・軍を結ぶ中核で
嵐のあと
野口遵 電気化学工業発展のトップを切った新興財閥・日窒の創立者(大野力)
発電所づくりからの出発
硫安の国産化で躍進
朝鮮への進出
大化学コンビナートの完成
〝大事業〟の栄光と悲惨
大原孫三郎 美術館・社研を残して、富を社会に還元した倉紡ワンマン社長(青地晨)
その大いなる足跡
放蕩のはてのキリスト教入信
きびしい経営者、寛濶なパトロン
嵐の中の大原社研
矛盾と撞着の人間像
小林一三 アイディアで勝負、昭和の常識をつくった阪急コンツェルンの総帥(清水哲男)
昭和の常識をつくった男
青春多感
いやいやながらの銀行づとめ
アイディアを武器に
縦横無尽―〝昭和〟に挑んだ天才の秘密
松永安左エ門 一匹狼商法から出発して、財閥・官僚と渡りあった電力王(田原総一朗)
事を起こしつづけた一生
一匹狼商法からの出発
電力による全国制覇をめざして
財閥企業との大勝負に勝つ
昭和が舞台の逆転ドラマ
相馬愛蔵 独自の「商人道」をつらぬき通した中村屋主人(井出孫六)
信州の風土に育つ
〝新しい女〟との結婚
中村屋を創業する
新宿小ルネッサルスの開花
中村屋インターナショナリズム
つらぬき通した「商人道」の軌跡
松下幸之助 丁稚から〝大松下〟グループを創り上げた企業経営の天才(佐藤忠男)
職場が最良の学校
大衆電化製品の開発
「聖なる経営」をめざして
PHP運動
本田宗一郎 世界にホンダを走らせた現代企業家精神の最先端(相良竜介)
現代ベンチャー・ビジネスの先端を行く
油のにおいの中で育つ
「アプレの本田」が拓いた血路
世界を駆けるホンダ
経営の革新者として