図書目録ツバサ ヨ クモ ヨ センユウ ヨ資料番号:000066236

翼よ雲よ戰友よ

サブタイトル
ある戦闘機乗りの記録
編著者名
田中 林平 著
出版者
時事通信社
出版年月
1974年(昭和49年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
iii,278p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ta84
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

口絵 華北基地にあった頃の著者
まえがき
 
1・生と死の分かれみち・日中戦争勃発
全機単縦陣をとれ!
編隊長、真っ先に霧中へ
あの世から来た男
加藤隊長、ただ一度のミステイク
恩賜銀時計のエリート中隊
アッ! 中川機がいない
安全バンドがはずされていた
 
2・なぜ弾(たま)が当たったのだ・華北前線の戦闘
追い風で降りるヤツがあるか!
名パイロット、地上砲火にやられる
フランス人宣教師の美挙
涙をそそる夫人の殉死
加藤中隊、最初の空中戦
機首を北へ向けろ!
なんとか救出して下さい
ネームの入った血染めのシャツ
好漢、中村伍長の最期
 
3・深追いをしなければ・洛陽・西安空中戦
寝てまで整備の夢をみろ!
しっかりやってきてくれーッ
現れた敵機はソ連製
深追いはやめろ!
それは無理だ!
洛陽上空から花環二つ
森本中隊の幸運
追い風に助けられて
 
4・生死を左右するもの・第一次帰徳空中戦
蜂の巣の八八偵、片岡機
輝く日の丸と赤鷲マーク
アッ! エンジンが止まった
いよいよ駄目か今度こそは
ベテランも冷静を欠いた
川原編隊の苦戦
必殺の加藤戦法
部下を探しもとめる隊長機
還ってこなかった川原機
こんな飛行機でよく飛べた
戦果のかげにこの犠牲
 
5・死に直面しても冷静に・第二次帰徳空中戦
寺西大隊長、大いにはじる
初めてみる敵大飛行梯団
福山編隊の苦戦
壮烈! 斎藤機の体当たり
今日は大変な空中戦になるぞ!
深追いはすまい
僚機、敵地へ不時着
下方曹長と一緒に死のう
鬼神も泣く福山中尉の帰還飛行
狐につままれた整備員
バンザイの声もなし
厳粛な自然の掟
車輪カバーが無かったおかげ
 
6・栄光のかげにあるもの・蘭封付近空中戦
栄誉の感状、加藤中隊へ
俺の骨を隊長の墓に埋めてくれ
二四機で大挙出動
初陣の二勇士、緒戦を飾る
友軍将兵目の前の戦果
栄光の日は別れの日
中国軍にも神風があった
 
7・無事に帰ってきてくれよ・ノモンハンの苦闘Ⅰ
栄光の戦隊が受けた屈辱
最初の空戦で学んだもの
ソ連軍の大攻勢はじまる
ハルハ河上空の大空中戦
激励は祈りに変わる
日暮れは遅く夜明けは早い
最後の一機になっても
詰めよる整備員たち
ハイラルの夜はふけて
敵も空戦がうまくなってきた
 
8・自然の掟(おきて)にしたがって・ノモンハンの苦闘Ⅱ
一日の戦闘で四機未帰還
明日こそ俺の番か!
壮烈、加藤中尉の最期
栄誉の感状、三回目
空軍総力あげて敵撃滅へ
有史以来の日ソ大空中戦
アーア、俺は生きていた!
遺族に返事を出す身のつらさ
二人の戦闘機乗り
 
9・相次いで死んでいった・太平洋戦争に突入
加藤隼戦闘隊歌の背景
〝軍歌は私たちの反戦歌〟
歴戦の勇士ことごとく死ぬ
加藤戦隊長の最期
 
10・偶然が重なって・東シナ海不時着
密雲に閉され陸地は見えず
なんと無理解な操縦者よ
汽船のそばに不時着水
因果関係がからみあって
偶然の一致
 
11・命をくれと言われて・太平洋戦争末期
敵地フィリピン乗り込みを計画
無電の有難さを知る
ムチャなことを言うヤツだ
特攻命令を受けて
 
あとがき

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