図書目録センゴ ニホン キオク ノ リキガク資料番号:000066177
戦後日本、記憶の力学
- サブタイトル
- 「継承という断絶」と無難さの政治学
- 編著者名
- 福間 良明 著
- 出版者
- 作品社
- 出版年月
- 2020年(令和2年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 333,viip
- ISBN
- 9784861828140
- NDC(分類)
- 210.76
- 請求記号
- 210.76/F77
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
プロローグ 「継承」の欲望と戦後
I 空間の力学―「記憶の場」の構築と齟齬
靖国神社、千鳥ヶ淵―「社」と「遺骨」の闘争
固有の死者に向き合う場
合祀の困難
「無名戦没者の墓」と「社」の不調和
「社の政治主義」の加速
広島、長崎―「被爆の痕跡」のポリティクス
遺構への不快感
美化と排除
遺構の「発見」
沖縄・摩文仁―「戦跡というメディア」の成立と変容
摩文仁の丘の誕生
「戦跡というメディア」の多義性
戦跡観光への不快感
II 文化の力学―ポピュラー文化と死者の情念
映画『野火』―「難死」と「嘲笑」の後景化
映画『軍旗はためく下に』―覆され続ける「予期」
「遺族への配慮」をめぐる欲望
「学徒兵の神話」の瓦解
美の虚飾と予期の転覆
記憶をめぐる「仁義なき戦い」
鶴見俊輔とカウンター・クライムの思想―「順法」への懐疑
III 社会の力学―「無難さ」の前景化と現代
鹿児島・知覧―「平和の尊さ」と脱歴史化の現代
忘却される「特攻」
「特攻の町」の発見
「平和の尊さ」というアジェンダ
「慰霊祭」の言説空間と「広島」―「無難さ」の政治学
「断絶」の風化とメディア文化―「継承」の欲望を問う視角
「意味」の政治
メディアと空間編成
脱歴史化する記憶
エピローグ 「ポスト戦後七〇年」と「戦争」をめぐる問い
註
あとがき
付記
図版出典一覧
人名索引
事項索引
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