図書目録ヒロシマ フッコウ ノ センゴシ資料番号:000066174

広島復興の戦後史

サブタイトル
廃墟からの「声」と都市
編著者名
西井 麻里奈 著
出版者
人文書院
出版年月
2020年(令和2年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
378p
ISBN
9784409241295
NDC(分類)
217.6
請求記号
217.6/N82
保管場所
閉架一般
内容注記
博士論文『戦災復興の社会史的研究:被爆地広島における土地区画整理と「立退き」の経験をめぐって』(大阪大学,2018)をベースとし、大幅な加筆修正と編成替えを行ったもの 引用文献:p363-375
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章
先行研究と本書の位置づけ
本書の対象と方法
本書の構成
 
第1章 廃墟と描線―都市復興のなかの境界画定
戦災復興土地区画整理事業の開始
異議申立ての声―陳情書の考察・七つの視点から
廃墟と描線
 
第2章 死者の都市―移動する墓碑の軌跡
死者と都市
復興事業と墓碑移転―誓願寺と川内村義勇隊
適正化される空間―都市の復興と死者
コラム1 働いた者の手―復興の空間経験
 
第3章 顕在化する復興の境界線
一九五〇年代、都市の住宅復興
分岐する住まい―引き続く戦災の影響
立退きの延期を求める声
陳情書と都市―境界侵犯/画定の発話行為
 
第4章 禁じられた復興を生きる―広島平和記念公園
公園に住む人びと
記念空間の形成と立退き
原爆ドームを見上げる街
 
第5章 「不法占拠」という復興経験―一九七〇年・相生通り調査から
「相生通り」調査の同時代
個人史のなかの調査経験
「いえ」がつくる「まち」
「基町のおと」の言葉のゆくえ
調査から記録へ―調査経験の再定位
コラム2 波紋を呼び寄せる―「相生」から現代美術館へ
 
終章 廃墟のなかの「声」を読みとく
 
あとがき
引用文献
初出一覧
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