図書目録テイコク リクカイグン ノ センゴシ資料番号:000066170

帝国陸海軍の戦後史

サブタイトル
その解体・再編と旧軍エリート
編著者名
山縣 大樹 著
出版者
九州大学出版会
出版年月
2020年(令和2年)9月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
272p
ISBN
9784798502922
NDC(分類)
392.1
請求記号
392.1/Y22
保管場所
閉架一般
内容注記
博士論文「戦後初期政治史のなかの旧日本陸海軍:終戦処理行政と政治的動向の観点から」(九州大学,2019年)を原型にしたもの 参考文献一覧:p253-266
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

凡例
 
序章 課題と視角
問題の所在
占領史・戦後史研究のなかの帝国陸海軍
本書の課題と視角
本書の構成
 
第一章 敗戦と武装解除
はじめに
終戦と帝国陸海軍
旧陸軍と内地復員
旧海軍の艦艇処分
復員業務をめぐる復員組織職員の本分
おわりに
 
第二章 復員組織職員の職務と役割―第二復員省における公職留任の実態―
はじめに
二復職員の基本的性格
二復職員の公職留任をめぐるGHQ等の認識
占領期における公職留任の深層
一九五〇年代以降における二復幹部の役割変化
おわりに
 
第三章 軍人恩給の復活過程―「経済的非武装化」をめぐる衝撃と諸相―
はじめに
敗戦後の軍人恩給停止
対日占領下における軍事援護の周辺
「画期」としての軍人恩給復活
おわりに
 
第四章 「反動」と旧軍人特権回復―軍人恩給在職年数加算制度復活を事例として―
はじめに
加算制の廃止と先送りの論理
軍恩全連の組織的性格と運動方法
加算制復活をめぐる軍恩全連の活動方針
自民党との連携と加算制の一部復活
おわりに
 
第五章 旧日本海軍グループの「空海軍」再建とその遺産
はじめに
旧日本海軍グループの活動前史
本格的再軍備計画の始動
二復案にみる海上自衛力組織の特徴
「空海軍」構想の激化とその帰結
おわりに
 
終章 帝国陸海軍の解体・再編と旧軍エリート
アクターとしての特徴と役割
動向分析にみる特質とその位置付け
 
あとがき

参考文献一覧
索引

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