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大宅壮一の「戦後」

サブタイトル1~10
編著者名
阪本 博志 著
出版者
人文書院
出版年月
2019年(令和1年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
334p
ISBN
9784409241271
NDC(分類)
289
請求記号
289/O94
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第一章 大宅壮一の「戦後」をどうとらえるか―大衆社会化/転向/戦争体験
はじめに―大宅壮一の時代
昭和三〇年代と大宅壮一
大宅壮一の「戦後」をとらえるために
 
第二章 近現代日本における二度の大衆社会化
一九二〇年代の大衆社会化状況
一九五〇年代の大衆社会化状況
 
第三章 大宅壮一のライフヒストリー
誕生からデビューまで
戦前における活動
「マスコミの王様」へ
晩年の大宅壮一
 
第四章 戦中の大宅壮一―プロパガンダ映画
大宅壮一の戦争体験の把握にあたって
大宅壮一と映画
ジャワ派遣軍宣伝班への徴用と映画工作
ジャワにまつわる大宅壮一の回想と周囲の人物の証言
 
第五章 占領期の大宅壮一―「大宅壮一」と「猿取哲」
問題の所在―〈「猿取哲」から「大宅壮一」へ〉という図式
〈「猿取哲」から「大宅壮一」へ〉という図式の検証
「大宅壮一」と「猿取哲」―その人物論とジャーナリズム論
一九五〇~一九六〇年代へ
 
第六章 大宅壮一の「再登場」―大宅壮一の一九五〇年代へ
大宅壮一の「再登場」
『日本の遺書』と『人間裸像』
『日本の遺書』の意義
「亡命知識人論」から「「無思想人」宣言」へ
 
第七章 帝国主義/総力戦から東西冷戦へ―大宅壮一の海外ルポルタージュをめぐって
大宅壮一の海外ルポルタージュ
『外地の魅惑』と「裏街道」シリーズとの連続性
大宅壮一の海外ルポルタージュと活字メディアにおけるその展開
大宅壮一の「熱い戦争」と「冷たい戦争」―大宅壮一の「戦後」
 
補章 旧制・茨木中学校時代の大宅壮一―時事新報社発行の雑誌『少年』への投稿活動と学業成績
大宅壮一と雑誌『少年』
大宅壮一の『少年』への投稿活動
大宅壮一の投稿活動の意味
 

資料
あとがき
人名索引