円谷幸吉命の手紙
- サブタイトル
- 編著者名
- 松下 茂典 著
- 出版者
- 文藝春秋
- 出版年月
- 2019年(令和1年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 214p
- ISBN
- 9784163911021
- NDC(分類)
- 782
- 請求記号
- 782/Ts24
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 参考文献:p212-214
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに 見えない力に導かれ
第一章 師弟愛
〝黒ゆり伝説〟/人生を脅かす腰通/「土の匂いがする選手」/いちばん古い手紙/NZからのエアメール/教官をビックリさせた世界新記録/初恋の人に買ったダイヤモンド/合い言葉は〝和製ザトペック〟
第二章 夢のあとさき
恋の町札幌/君原の〝生涯忘れ得ぬ日〟/逗子から望む富士/〝後ろを振り向かなかった〟理由はトラウマ/ヒートリーに手紙を書いた長兄/ジープで凱旋パレード/「イグアスの滝」から航空便/モテモテだった羽田の幸吉
第三章 独裁者
悲劇は一枚の葉書から/心変わりした〝よしこ〟/嵐の前の静けさ/結婚に猛反対した校長/荒れた両家の会食/北海道に飛ばされた教官/最長の手紙/「幸吉君には精神的安定剤が」/好事魔多し/突き返されたダイヤモンド
第四章 転落
もう一人の被害者/青梅マラソン「初めての両脚痙攣」/水戸マラソン「惨敗九位に落つ」/幕切れは周回遅れの記録不明/君原に吐露した「日の丸」と「国民」/第三北品川病院三三号室/〝神さん〟へ綴った「見通し暗いです」/下田合宿のラストスマイル/
帰省の車中でなぜか流行歌を
第五章 最期の九日間
快気祝いのはずだった〝おせち料理〟/幸吉も寒かろ寂しかろ/円谷家特製〝三日とろろ〟/自殺前日の陰鬱な写真/黄緑色の壁と真っ赤な床/遺書の名前に間違いが/川端康成「千萬言もつくせぬ哀切」/三島由紀夫「孤高にして雄々しい自尊心」
第六章 謎の女
「人殺し!」と罵られた吉池/突然現れた〝婚約者〟/本籍地・青森県むつ市出生地・北海道稚内市/「私、尼さんになります」/それからの畠野と吉池/〝よしこ〟を訪ねて郡山へ
おわりに 君原と神立が手を携えて
参考文献
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