何のため、人は生きるか
- サブタイトル
- 人生の礎を求めて90年
- 編著者名
- 鈴木 健二 著
- 出版者
- さくら舎
- 出版年月
- 2020年(令和2年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 278p
- ISBN
- 9784865812640
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Su96
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 90年の生涯に思いをはせる
90歳の早朝スキップ
30歳、40歳の疲れと勇気
強度の糖尿病、腎臓摘出
60代、友人もいず
放送界と東京を脱出
3度の死神体験
PSA45の運命やいかに
第1章 歴史の転換点を生きるということ
平成から令和へ
脳味噌一つで放送に臨む
元号をどれだけ覚えられるか
21世紀に残したい言葉
第2章 何のための戦争なのか
法律で定められた元号
福田元総理との縁
大平元総理との縁
令和の「令」で思い出すもの
消えていなかった「武士道」
梅の花の国
国と運命を共にした花
「桜」に飛びついた日本人
令和は「礼和」でありたし
第3章 「三つ子の魂百まで」は真理です
日常に溶け込む神棚
熊本での村おこし
神楽の完全復元
江戸っ子気質で取り組む
大勢が協力してつくり上げる
いま、あるいは今日、何の仕事をしているかが大切
職を失うと社会的価値もなくなるのか
白髪無友、傾蓋有友
第4章 なぜ、歴史は繰り返すのか
令和の世の祟り
「家族」を滅亡させたテレビ
人間の中の清流と濁流
「平成最後」を連発するメディア
情報の半分は自分で探す
資料を確認しないお粗末さ
第5章 師と仰ぐ3人の先生
尋常小学校の担任・木村民雄先生
耳の大手術
入院中の勉強
兵隊の連帯責任
生れて初めての祭り
人生は真っ直ぐと曲り角が連続する一本道
漢字の書き取りの教訓
尊敬する3人の偉人
病気と闘ってきた人生
尊敬するスポーツ選手
第6章 10代の感動が人生を輝かす
自分を励ます言葉
他人を中傷しない
中学校入学
中学校の担任・原隆男先生
思いがけず水泳部へ入部
「感動」の原点
やってみようとする「心」は誰でも持てる
第7章 拾う神は自分の外側に、捨てる神は内側にいる
水泳に明け暮れる毎日
昭和16年12月8日の朝
西太平洋とはどの地域か
勇ましさを増す報道と変わっていく暮らし
「ビリでなければいい」という考え方
自分で捨てても他人に拾われる
第8章 文明が人の心を分断する
何も持たない穴露愚人(アナログじん)暮らし
携帯電話への懸念
連絡は手紙と葉書で
原稿は手書きで移動中に
情報はテレビと新聞から
情報整理術を得たアナウンサー時代
百科事典との出合い
情報収集に役立つのは本
図書購入費の、1人につき1円の捻出
第9章 わが生涯から抹消したいあの2日
人生を直角に曲げた2つの出来事
教育勅語への疑問
昭和20年3月10日の東京大空襲
大空襲後の混沌
弘前へ旅立つ
雪の街と静けさ
静けさを楽しむ東ドイツの小さな街
西ドイツの都市計画
北国に訪れた春
第10章 「意志」と呼ぶ強く清澄な心
40年ぶりの水泳
寮歌を歌う夕べ
阿部次郎教授の教え
男女別学が当り前だった時代
弘前での日々
慕い続ける白い木蓮の花影の人
第11章 大きな感動を与えてくれた人々
ノートルダム大聖堂の火災
ケルン大聖堂で出会った女の子
差し出された傘
バングラデシュ滞在最後の日
破壊され続ける日本人の良心
遠国で発揮したヤマトダマシイ
ブエノスの味
インドの女性アナウンサー
ソビエトのアナウンサーの労働実態
稼ぐために国を越える労働者
日本の地方の状況
国はそこに住む人たちへの気くばりを
第12章 平和の合言葉「武器よ、さらば」
戦闘機の購入よりも遺骨の収集を
自衛隊もいつか人手不足になる
今こそ現代の「廃刀令」を
拉致が引き起す孤独の暴力
良い主観は良い客観になり得る
第13章 「象徴」とは、国民が創造する心の最善の形でしょうか
青森県立図書館館長としての試み
偶然見つけた新聞記事
教育勅語の浸透力
国会の「戦争」は現実味がない
天皇の戦争責任
北溟寮での激論
同時代を生きた同志と時間を共有する
「象徴」とは何か
天皇を「国家儀礼の象徴」としてはいかがでしょうか
第14章 行く道を指さして教えてくれる人がいる
長生きをするということ
禁酒禁煙はお金の節約になる
縁をお互いに引き合うと絆になる
スリランカの爆発事件
満州から引き揚げてきた母娘
3本の美しい芍薬
女性は花であり、花は女性である
北国の冬
風の表情をとらえる
月と子どもに満たされる
第15章 わが心友達よありがとう
心友へ、心をこめて
アナウンサー時代からの夢
夢と現実の隔たり
日常塾の始まり
神楽公演の忘れられない夜
魂が流す涙
次の試みをさっそく始める
ボランティアの本当の意味
閉塾
懐かしの青森へ
あおもり塾の誕生
孤独はいつの間にか訪れる
第16章 穏やかで静かにほほ笑みあえる世の中を
生老病死が生病老死に
高齢社会は障害者社会
世界中に日本語センターの設立を
日本人は「日本英語」でいい
いつの時代も、太陽はゆっくり昇って輝く
最終章 自分との別れ
戦前・戦中・戦後を生きて
「死」はタブーではなかったか
人生を採点してみる
時代の大きな曲がり角
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