医制百年史
序章 医制前
第一章 医制の発布
医制発布の経緯
医制の内容
医制の実施
第二章 近代衛生行政の創始
第一節 総説
概観
近代的衛生行政への出発
コレラの流行と衛生行政の進展
近代的医師制度の形成
近代的薬事制度の形成
環境衛生への進展
防疫体制の確立
食品衛生体制の整備
医師、歯科医師制度の確立
慢性疾患予防行政の萠芽
社会立法の登場
医療保護制度の動き
第二節 衛生行政機構
第一項 中央衛生行政機構
明治初年の機構
中央衛生行政機構の整備
防疫機構の整備
第二項 地方衛生行政機構
地方衛生行政機構の創始
地方衛生行政機構の整備
地方衛生行政機構の推移
防疫機構の整備
第三項 附属研究機関
国立衛生試験所
伝染病研究所
第三節 医療制度
第一項 医療関係者
第一 医師及び歯科医師
医制の発布
医制における医育と医師
医師試験制度の実施
医師免許規則の制定
医師試験制度の改革
医師法、歯科医師法の制定
医師法の要旨
歯科医師法の要旨
医師法、歯科医師法の改正
明治時代の医育
第二 薬剤師
医制における薬舗
薬品営業並薬品取扱規則の制定
薬学教育の発展
医薬分業問題
第三 産婆
明治初期における産婆の取締り
産婆規則の制定
第四 看護婦
看護婦制度の始まり
第五 あん摩師等
初期の取締り
中央法制の成立
第六 医療関係者団体
医師団体
歯科医師団体
薬剤師団体
第二項 医療施設
医療施設の整備
各種医療団体の発生
第三項 医薬品等
第一 一般医薬品
初期の売薬取締り
近代的医薬品制度の発足
近代的医薬品制度の確立
第二 毒物・劇物
初期の毒物劇物取締り
医薬用外毒物劇物の分離
第三 麻薬
初期のあへんの取締り
阿片法の制定
第四項 社会保険
社会保険制度の胎動
第五項 医療保護制度
医療保護制度の萠芽
民間救療事業の発達
第四節 公衆衛生
第一項 防疫
第一 伝染病予防
明治初年の種痘
防疫の発足
総合的伝染病予防法制の成立
伝染病予防体制の確立
伝染病予防法制の改善
第二 検疫
コレラの流行
海港検疫法の制定
第二項 慢性病予防
第一 結核予防
初期の結核対策
第二 らい予防
癩予防法制の始まり
第三 性病予防
初期の性病対策
第三項 精神衛生
明治初期の精神障害者対策
精神障害者に関する全国的法制の出現
第四項 栄養
栄養問題の起こり
第五項 国立公園及び温泉
第一 国立公園
国立公園制度への胎動
第二 温泉
温泉行政の創始
第五節 環境衛生
第一項 食品衛生
食品衛生の発足
食品衛生体制の整備
第二項 上下水道
明治初期の状況
水道条例の制定
下水道法の制定
第三項 廃棄物処理
明治初期の廃棄物処理
汚物掃除法の制定
第四項 環境衛生関係営業
第五項 その他
第一 へい獣処理
第二 ねずみ族・昆虫等の駆除
第三 墓地及び埋葬
第四 と畜衛生
第六節 労働衛生
初期の労働衛生
工場法の制定
第七節 学校衛生
第八節 矯正施設における衛生
第九節 衛生統計
衛生統計の始まり
衛生統計体制の整備
第十節 死体解剖
第三章 衛生行政の発展
第一節 総説
概観
医薬制度の充実
国民体位向上の関心
慢性疾患予防対策の発展
積極的衛生行政の発展
医療保険及び医療保護
第二節 衛生行政機構
第一項 中央衛生行政機構
大正から昭和初期の機構の変遷
第二項 地方衛生行政機構
地方衛生行政機構の推移
保健指導機構の整備
第三項 附属研究機関
第三節 医療制度
第一項 医療関係者
第一 医師及び歯科医師
医師法の改正
歯科医師法の改正
大正から昭和初期の医育
第二 薬剤師
医薬分業問題と混合販売問題
薬剤師法の制定
医薬分業問題の推移
第三 保健婦、助産婦及び看護婦
産婆教育の進展
看護婦規則の制定
保健婦の始まり
第四 あん摩師等
柔道整復術の公認
医業類似行為業
第五 医療関係者団体
医師団体
歯科医師団体
薬剤師団体
第二項 医療施設
診療所取締規則
医療施設経営団体
第三項 医薬品等
第一 一般医薬品
医薬品制度の変遷
売薬取締体制の整備と売薬部外品の取締り
製薬事業の奨励
第二 麻薬
阿片法の改正
麻薬に関する法制の整備
第四項 社会保険
健康保険法の誕生
健康保険制度の概要
健康保険制度の歩み
労働者災害扶助責任保険法の成立
第五項 医療保護等
第四節 公衆衛生
第一項 防疫
伝染病予防法制の改善
第二項 検疫
海港検疫体制の整備
航空検疫
第三項 慢性病予防
第一 結核予防
公立療養所の設置
結核予防法の制定
結核予防対策の前進
第二 らい予防
癩予防法の改正
第三 性病予防
花柳病予防法の制定
第四 その他の慢性疾患の予防
トラホーム予防法の制定
寄生虫病予防法の制定
歯科衛生
第四項 精神衛生
精神障害者対策の推進
第五項 優生保護
優生保護への関心
第六項 母子衛生
母子保護事業の発達
第七項 栄養
栄養改善対策
第八項 国立公園
国立公園法の制定
第五節 環境衛生
第一項 食品衛生
第二項 上下水道
上下水道の変遷
水道条例の改正
第三項 廃棄物処理
第四項 環境衛生関係営業における衛生
第五項 その他
第一 狂犬病予防
第二 ねずみ族・昆虫等の駆除
第三 と畜衛生
第六節 労働衛生
労働保護対策の発展
労働衛生の充実
第七節 学校衛生
第八節 矯正施設における衛生
第九節 衛生統計
第四章 戦時下の衛生行政
第一節 総説
概観
厚生省の誕生
社会保険制度の拡充
戦時下の人口政策
健民政策の強化拡充(一)
健民政策の強化拡充(二)
医薬制度の改革
第二節 衛生行政機構
第一項 中央衛生行政機構
厚生省の新設
戦時態勢機構の拡充
行政簡素化と衛生行政機構
第二項 地方衛生行政機構
衛生事務の内政部移管
保健所の強化拡充
第三項 附属研究機関
国立公衆衛生院
人口問題研究所
第三節 医療制度
第一項 概観
国民医療法の制定
第二項 医療関係者
第一 医師及び歯科医師
国民医療法の制定と医師、歯科医師
戦時下の医育
第二 薬剤師
第三 保健婦、助産婦、看護婦
保健婦規則の制定
国民医療法の制度と保健婦、助産婦、看護婦
戦時下の看護婦
第四 医療関係者団体
医師団体
歯科医師団体
薬剤師団体
第三項 医療施設
国民医療法の制度と医療施設
日本医療団の設立
第四項 医薬品等
医薬品の統制
薬事法の制定
第五項 社会保険
国民健康保険法の制定
被用者保険の拡大
戦時体制の強化と医療保険制度の改革
第六項 医療保護等
医療保護法の制定
第四節 公衆衛生
第一項 防疫
戦時下の伝染病予防
第二項 検疫
第三項 慢性病予防
第一 結核予防
結核予防対策の拡充強化
第二 らい予防
戦時下のらい予防
第三 性病予防
第四 その他の慢性疾患の予防
歯科衛生
第四項 優生保護
国民優生法の制定
第五項 母子衛生
母子衛生の発展
第六項 栄養
戦時下の国民栄養問題
第七項 国民体力管理
国民体力法の制定
健民運動、体力章検定
第五節 環境衛生
第一項 食品衛生
第二項 水道
第六節 労働衛生
戦時下の労働衛生
第七節 学校衛生
第八節 矯正施設における衛生
第九節 衛生統計
第五章 復興期の衛生行政
第一節 総説
終戦直後の諸対策
日本国憲法制定に伴う措置
医事制度の改革
薬事制度の改革
社会保険の新装
公衆衛生体制の整備
社会保障制度への動き
医療保障体制の進展
第二節 衛生行政機構
第一項 中央衛生行政機構
終戦処理の体制
機構改革
各種諮問機関等の設置
第二項 地方衛生行政機構
終戦後の機構改革
第三項 附属研究機関
国立衛生試験所
国立公衆衛生院
国立栄養研究所
国立予防衛生研究所
人口問題研究所
病院管理研修所
国立精神衛生研究所
国立らい研究所
第三節 医療制度
第一項 医療関係者
第一 医師及び歯科医師
実地修練と国家試験制度
引揚者の特例
医師会等の解散
新制度への移行
医師法、歯科医師法の要旨
医師法、歯科医師法の改正
医薬分業問題と医師法、歯科医師法の改正
医育制度の改革
第二 薬剤師
戦後の薬剤師制度
医薬分業問題と薬事法の改正
第三 保健婦、助産婦及び看護婦
保健婦助産婦看護婦法の改正
第四 あん摩師等
終戦に伴う措置
あん摩、はり、きゆう、柔道整復等営業法の制定
第五 歯科衛生士
歯科衛生士制度の創設
第六 診療エックス線技師
第七 医療関係者団体
一 医師団体
二 歯科医師団体
三 薬剤師団体
四 その他の医療関係者団体
日本看護協会の創設
診療エックス線技師団体
第二項 医療施設
戦時体制の転換
医療法の制定
医療法人制度の創設
その後の法改正
国立病院及び国立療養所
公的医療機関
第三項 医薬品
第一 一般医薬品
制度の進展と薬事法の制定
第二 毒物・劇物
取締体制の強化
第三 麻薬及び覚せい剤
終戦後の麻薬取締法制
覚せい剤の取締り
第四項 社会保険
終戦直後における医療保険制度
社会保険診療報酬支払基金の創設
保険経済の危機と再建
社会保障制度審議会の勧告
医療保険の拡大
医療保険関係者のあつれき
第五項 医療保護等
旧生活保護法の制定
現行生活保護法の制定
児童福祉法その他における医療保護
第四節 公衆衛生
第一項 防疫
終戦後の伝染病予防体制
予防接種法の制定
第二項 検疫
終戦直後の検疫
検疫法制の整備
第三項 慢性病予防
第一 結核予防
新結核予防法の成立
第二 らい予防
らい予防法の成立
第三 性病予防
性病予防法の制定
第四 その他の慢性疾患の予防
トラホーム予防
寄生虫病予防
歯科衛生
第四項 成人病対策
成人病の台頭
第五項 精神衛生
精神衛生法の制定
第六項 優生保護
優生保護法の制定
第七項 母子衛生
終戦後の母子衛生
第八項 栄養
栄養改善対策の基礎の確立
第九項 保健所
終戦直後の保健所の再建
保健所法の改正と保健所の拡充
第十項 国立公園及び温泉
第一 国立公園
終戦後の国立公園行政
第二 温泉
終戦後の温泉行政
第五節 環境衛生
第一項 食品衛生
食品衛生法の制定
第二項 水道
第三項 廃棄物処理
清掃法の制定
第四項 環境衛生関係営業における衛生
法制の整備
第五項 その他
第一 へい獣処理
第二 狂犬病予防
第三 ねずみ族・昆虫等の駆除
第四 墓地及び埋葬
第五 と畜衛生
第六節 労働衛生
労働基準法の制定
第七節 学校衛生
第八節 矯正医療
第九節 死体解剖
第十節 衛生統計
衛生統計機構の整備
人口動態調査と生命表
国民の健康及び傷病に関する統計調査
医療施設等に関する統計調査
保健衛生活動に関する統計調査
医療費等に関する統計調査
第六章 経済成長期の衛生行政
第一節 総説
概観
医療体制の整備
薬事制度の展開
国民皆保険の達成
公衆衛生行政の展開
環境衛生の拡充強化
環境行政の独立
第二節 衛生行政機構
第一項 中央衛生行政機構
機構の変遷
各種諮問機関等の動き
第二項 地方衛生行政機構
機構の変遷
地方衛生研究所
第三項 附属研究機関
国立衛生試験所
国立予防衛生研究所
国立公衆衛生院
国立栄養研究所
人口問題研究所
病院管理研究所
国立精神衛生研究所
国立多摩研究所
国立がんセンター
第四項 その他
放射線医学総合研究所
第三節 医療制度
第一項 医療制度の展開
第一 医療制度調査会
医療制度調査会の答申
第二 医療法の改正
公的病院の病床規制
その他の改正
第三 医療基本法案
医療基本法案の内容
第四 その他
医療金融公庫の設立
角膜移植に関する法律
第二項 医療関係者
第一 医師及び歯科医師
インターン制度をめぐる論議
臨床研修制度の創設
沖繩の本土復帰と特別措置
医科大学の拡充
第二 保健婦、助産婦及び看護婦
看護制度の検討
保健婦助産婦看護婦法の改正
沖繩の本土復帰と特別措置
第三 臨床検査技師及び衛生検査技師
衛生検査技師法の制定
臨床検査技師制度の誕生
第四 診療放射線技師及び診療エックス線技師
診療放射線技師制度の誕生
第五 歯科衛生士及び歯科技工士
歯科衛生士法の改正
歯科技工法の制定
第六 理学療法士、作業療法士及び視能訓練士
理学療法士及び作業療法士法の制定
視能訓練士法の制定
その他のリハビリテーション専門職種
第七 あん摩マッサージ指圧師等
昭和三十年以降の法改正
第三項 医療施設
医療機関の整備
国立病院及び国立療養所
第四節 薬事制度
第一項 薬事制度の変遷
第一 薬事法及び薬剤師法の制定
薬事法の改正
薬剤師法の制定
新薬事法の制定
第二 医薬分業
医薬分業問題
第三 薬局等の適正配置
薬局等の適正配置
第二項 医薬品
第一 医薬品等
医薬品の安全対策
医薬品の再評価
第二 麻薬及び覚せい剤
麻薬対策の強化
覚せい剤の取締り
麻薬及び覚せい剤等の国際規制
第三 毒物・劇物等
毒物及び劇物取締法の改正
PCB等の化学物質の規制
第四 血液
採血及び供血あつせん業取締法の制定
献血の推進
第五節 社会保険等
第一項 社会保険
健康保険の赤字問題
国民皆保険の推進
保険診療をめぐる動き
保険財政の悪化
健保特例法
国保七割給付の実現
抜本改正への動き
抜本改正の第一歩
日雇健康保険法の改正
その後の動き
第二項 老人医療費支給制度
第三項 労働者災害補償保険制度の展開
長期補償体系の確立
適正範囲の拡大と給付内容の整備
第六節 公衆衛生
第一項 防疫
第一 伝染病予防
伝染病の推移と対策
予防接種制度の進展
伝染病予防調査会の答申
第二項 検疫
検疫制度の近代化
第三項 慢性病予防
第一 結核予防
新時代の結核対策
第二 らい予防
らいの減少
第三 性病予防
新しい性病予防対策の強化
第四 その他の慢性疾患の予防
トラホーム予防
寄生虫病予防
第四項 成人病対策
第五項 母子衛生
母子保健対策の進展
母子保健法の制定
第六項 歯科衛生
第七項 精神衛生
精神衛生法の改正
精神衛生の進展
第八項 優生保護
優生保護の推移
第九項 栄養
栄養改善対策の進展
第十項 健康増進
第十一項 保健所
保健所の再編成
今後の保健所のあり方
第十二項 難病対策
難病対策の発端
難病対策の拡大
第十三項 原子爆弾被爆者対策
原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の制定
原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の制定
第七節 環境衛生
第一項 食品衛生
食品添加物の規制の強化
食品の安全性の確保
第二項 水道
水道法の制定
第三項 廃棄物処理
汚物処理から廃棄物処理へ
第四項 環境衛生関係営業における衛生
環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の制定
環境衛生金融公庫
環境衛生関係営業の体質強化
第五項 建築物衛生
第六項 家庭用品の安全対策
第七項 その他
第一 へい獣処理
第二 狂犬病予防
第三 ねずみ族・昆虫等の駆除
第四 墓地及び埋葬
第五 水浴場衛生
第六 と畜衛生
第八節 公害と環境保全
第一項 公害と環境保全
公害問題の激化
公害立法の幕開け
公害対策基本法の成立
環境庁の設置
第二項 国立公園と温泉
第一 国立公園
自然公園法の制定
自然環境保全法の制定
第二 温泉
第九節 労働衛生
職業病対策の進展
労働安全衛生法の制定
第十節 学校衛生
第十一節 矯正医療
第十二節 衛生統計
衛生統計組織
人口動態統計と生命表
国民の健康及び傷病に関する統計調査
医療供給体制に関する統計調査
保健衛生活動に関する統計調査
医療費等に関する統計調査
〔別冊〕資料編
一 法令関係
二 衛生統計
三 歴代衛生行政所管大臣及び衛生関係局長一覧
四 厚生省衛生関係局課変遷図
五 主要衛生関係法令の変遷
六 年表
〔付録〕衛生統計からみた医制百年の歩み