ぼくの戦争
- サブタイトル
- 満洲国と同い年だった少年の回想
- 編著者名
- 山田 慶兒 著
- 出版者
- 編集グループSure
- 出版年月
- 2018年(平成30年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 159p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Y19
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 年譜:p158-159
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
1 ぼくは満洲国と同い年だった―誕生
2 無人電車が暴走する―夢と自立
3 東京はなんて暗い町だろう―戦争の最初の記憶
4 校長先生が嘘をついた―御原小学校入学
5 大本営は事実を隠している―真珠湾攻撃の九人の軍神
6 天皇はビンタとめまいの元―『教育勅語』の暗誦と奉読
7 川原へ遊びに行こう―学校脱走
8 赤トンボに憧れる―大刀洗陸軍飛行場
9 同じ都市を二度占領する―大本営がごまかした中国戦線の敗北
10 明治天皇のウンコ―中学明善校入学
11 ビンタの元がまたひとつ増えた―『軍人勅諭』の暗誦
12 爆弾がぼくに向かって落ちてくる―落下体の恐怖
13 大本営発表―太平洋戦線における米軍侵攻の軌跡
14 タケちゃんが南方戦線へ発った―従兄の最後の夜
15 轟音が大気を震わせはじめた―沖縄戦の前夜
16 時空が一瞬凝固した―B29への戦闘機の特攻攻撃
17 熱気の中で生ゴムを硫化する―工場動員
18 下級生イジメの上級生を取り逃した―とんまな憲兵の非国民狩り
19 引き金を引くな―艦載機の機銃掃射
20 不動明王の憤怒と米軍のビラ―久留米大空襲
21 米軍も嘘つきだ―一枚のビラが見せた米国の二つの顔
22 『教育勅語』も、『軍人勅諭』も、教師もビンタも、これでおしまいだ!―終戦の詔勅の玉音放送
23 なにが間違っていたのか―文部省編纂『国体の本義』
24 万人に受け入れられる真理は存在するか―デカルトの『方法序説』
25 科学的に認識するとはどういうことか―寺田寅彦の『物理学序説』
26 沈黙の爆弾を投げつけて、ぼくの長い十五年戦争が終った―天皇の久留米行幸
27 来る風を予感しながら―新しい旅立ち
附録 『物理学序説』とわたし
あとがき
山田慶兒の少年時代
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