図書目録ワガ ジンセイ ノ ウタガタリ資料番号:000065769

わが人生の歌がたり [第1部]

サブタイトル
昭和の哀歓
編著者名
五木 寛之 著
出版者
角川書店
出版年月
2007年(平成19年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
250p
ISBN
9784048839693
NDC(分類)
910
請求記号
910/I91/1
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
表紙のタイトル:The song of my life
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 はじめて聴いた歌
昭和七年の『影を慕いて』
記憶の底で響く『アリラン』
青空に舞うブランコとチマチョゴリ
歳時記と『佐渡情話』
母が歌った歌
ヌクテが鳴く寒村から大都市ソウルへ
ソウルで聴いた流行歌
母と『花嫁人形』
慶応服と軍服
戦時下、外地のモダニズム
昭和十年代の憂鬱(ゆううつ)、『暗い日曜日』
 
第二章 戦時下の流行歌
ピョンヤンに流れる軍国歌謡
父に隠れて聴いた歌
子ども心に感じた戦争の影
大戦直前の叙情的歌謡
南方に見いだしたロマン
戦闘機乗りになりたい!
望郷の歌『誰か故郷を想わざる』
子どもたちの航空機ブーム
戦時下の「裏通り」の歌
 
第三章 極限の悲しみの歌
末期的戦況になって
玉音放送を聞く
呆然とする父
支配する側、される側が逆転する
ソ連軍による襲撃
母の死
父に代わって一家を支える
美しく合唱するソ連兵
共倒れより子どもを手放す
 
第四章 脱出を支えた歌
不安を紛らわしてくれた平和な時代の歌
自力での脱出の試み
ようやく越えた三十八度線
朝鮮半島との別れ
引き揚げ船での演奏会
博多港で検疫のため足留め
『リンゴの唄』がくれた希望の光
温かく迎えてくれた援護の人びと
敗戦から始まる市民の苦しみ
住まいを転々とする
大流行した股旅物と社交ダンス
別れても
 
第五章 貧しい日本で生まれた歌
こんな女に誰がした
歌詞にかきたてられた東京への憧れ
エキゾチックな歌への郷愁
少年の日の憂い
銭湯通いと『湯の町エレジー』
シベリアの復員者と異国の丘
ゴーゴリやチェーホフに触れる
胸をはずませてスタートした高校生生活
若く新鮮な歌手だったひばり
ミルクホールの外で立ち聴きしたタンゴ
異国の地で生き抜く力となった歌の数々
行商のアルバイト
流行歌をリードした「ラジオ歌謡」
教師ものの映画が流行する
大学進学を反対されて
 
第六章 東京の苦学生の歌
早稲田大学のロシア文学科を目指す
家具職人の道をすすめた父
早稲田大学に合格する
神社の床下に泊まる
貧乏学生と美空ひばりの歌声
業界紙配達のアルバイト
「街のサンドイッチマン」のはしり
おもしろかった放浪時代
デモと売血
歌声喫茶の全盛
文学的活動のはじまり
新しいイデオロギーと『津軽のふるさと』
 
五木寛之の歌がたりリスト

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