わが人生の歌がたり [第2部]
- サブタイトル
- 昭和の青春
- 編著者名
- 五木 寛之 著
- 出版者
- 角川書店
- 出版年月
- 2008年(平成20年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 206p
- ISBN
- 9784048839945
- NDC(分類)
- 910
- 請求記号
- 910/I91/2
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 表紙のタイトル:The song of my life 付属資料:録音ディスク(1枚,12cm)
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 貧しさと希望の愛唱歌
昭和三十年代の学生は、みんな貧乏だった
配達をしながら聴いた、いづみやチエミ
世界の矛盾と向き合った若者たち
明るくまぶしかった「太陽族」
音楽が語る時代の移り変わり
「貧困」と「貧乏」とはちがう
漠然と感じていた「文章表現」への道
中野時代 私のベル・エポック
自分と他人を区別しない、おおらかさ
ムード歌謡と革命歌
心ならずも早稲田大学を去る
第二章 凄春漂流の伴走歌
明るい時代を映した『南国土佐を後にして』
可能性を求めて彷徨(さまよ)う日々
潜り込める隙間(すきま)のあった、草創期のテレビ界
はじめてのサラリーマン生活
相次いで上京してきた弟妹
歌の文句が身に染みて
運輸省の広報雑誌の記者に
「凄春(せいしゆん)」と名づけた時代の歌
六〇年代を象徴する『アカシアの雨がやむとき』
歌謡曲は未組織労働者の組合歌
第三章 追い風と共に聴く応援歌
活気あふれるコマーシャルソング業界
脱サラしてフリーライターへ
新しいメディアの「売れっ子」に
マスコミの「底辺」を駆けずりまわって
注目を浴び始めたCMソング
マスコミの多忙な生活に不安も
青春のイメージ鮮やかな吉永小百合(よしながさゆり)
レコード会社の専属作詞家に
CMの影響でリズムの時代に
書いては破る雌伏の時代
ケネディ暗殺・三池炭鉱の大事故
小節の完成までは、十年単位の時間が必要
『ねむの木の子守歌』と〝裏待詩人〟
芽生えはじめた世界放浪の夢
第四章 光と闇の時代歌
幸せの予感あふれるヒットソング
他人事だった東京オリンピック
発展を支えた地方出身者の応援歌
日本の流行歌の三つの流れ
一斉に開花した「艶歌」の星たち
自分のために書いた「厭戦(えんせん)歌」
作詞の世界にも新しい才能たちが
第五章 荒野への旅立ちの歌
外国へ行ってみたい
旅へ導いた詩人歌手
若者の夢を乗せたナホトカ青春航路
フィンランドに魅せられて
衝撃的なムンクとの出会い
古都金沢の休日の時間
蘇(よみがえ)る蓮如、親鸞の記憶
『さらばモスクワ愚連隊』を書き出す
五木寛之の歌がたりリスト
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