愛の手紙は幾歳月

はじめに
　
第一部　さと子への手紙
　
第二部　正巳への手紙
　
第三部　この三十年(川島さと子)
綾部駅の軍用列車
千人針に祈りをこめて
父のマラリヤ
泣きぬれて
母とともに
大東亜戦争はじまる
七年ぶりの対面
食糧営団につとめる
警報下のお点前
テニアン玉砕のニュース
入浴も死にものぐるい
敗戦の日
母子三人で三河へ
兄は生きていた
山頂の風
　
第四部　満洲からロタ島まで(川島正巳)
入営
初年兵
最初の戦闘
教導学校
二度目の渡満
和親団結
クリーク戦
大場鎮の激戦
蘇州河の攻防
南京へ向う
漢口攻略戦
信陽地区警備
花谷旅団長
特別極秘情報
縁談
士官学校
遼陽からテニアンへ
ロタ守備隊
　
あとがき