図書キンダイ ニホン ノ センショウビョウシャ ト センソウ タイケン000065589

近代日本の戦傷病者と戦争体験

サブタイトル1~10
編著者名
松田 英里 著
出版者
日本経済評論社
出版年月
2019年(令和1年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
iv,146p
ISBN
9784818825444
NDC(分類)
369.39
請求記号
369.39/Ma74
保管場所
閉架一般
内容注記
博士論文(一橋大学,2016年度提出)を加筆・修正したもの
和書
目次

序章 なぜ戦場・戦争体験の固有性を問うのか
問題の所在―なぜ日露戦争の「癈兵」をとりあげるのか
本書の課題と分析視角
 
第一章 「社会復帰」と待遇改善運動―一九二〇年代
はじめに
「社会復帰」における格差
「特権意識」と「棄民意識」
おわりに
 
第二章 「癈兵」の名誉と抑圧
はじめに
「名誉」と「自活」の論理
『戦友』と『後援』における「癈兵」のとりあげ方
国家・社会との相克
おわりに
 
第三章 慰霊旅行記にみる「癈兵」の戦争体験
はじめに
障がい者としての「癈兵」
「帝国意識」と戦死者への「負い目」
おわりに
 
第四章 増加恩給獲得運動と傷痍軍人特別扶助令
はじめに
恩給制度・軍事援護制度の問題点
「一時賜金癈兵」による運動
断食祈願の弾圧と傷痍軍人特別扶助令の制定
おわりに
 
終章 日本社会は「廃兵」をどのように扱ったか
 
あとがき
索引