図書カフウ ト センソウ000065582
荷風と戦争
サブタイトル1~10
断腸亭日乗に残された戦時下の東京
編著者名
百足 光生 著
出版者
国書刊行会
出版年月
2020年(令和2年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
435p
ISBN
9784336065735
NDC(分類)
915
請求記号
915/N14
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
参考文献:p428-431
和書
目次
はじめに
第1章 開戦前夜に思うこと―昭和15年
ヨーロッパ戦線に思いを馳せる
紀元二千六百年に浮かれ立つ東京と生活物資の不足
じわじわ迫る食糧不足
昭和十五年の「援助交際」
昭和二十年発刊の全集を契約
第2章 ついに日米開戦す―昭和16年
突然の南進政策とアメリカの反発
規制が続く東京の街
続く食糧不足
素人女性の不可解さ
日米開戦の日に小説「浮沈」起稿
第3章 早くも転換する戦局―昭和17年
戦争への関心がうすくなる荷風
配給制度が次々に始まる
貰い物に助けられる食生活
荷風は元気である
復活した創作欲
第4章 ますます悪化する戦局と窮乏生活―昭和18年
ヨーロッパ戦線に微かな希望
次第に窮屈さを増す日常生活
食糧を求め東京を彷徨う荷風
さすがに衰えを見せる荷風
読書欲と創作欲は旺盛な荷風
第5章 敗戦必至の抵抗―昭和19年
遂に空襲がやって来る
今度はオペラ館を失う
この年も貰い物でしのぐ
浅草の踊子・俳優に慕われた荷風
ますます創作意欲に駆られる荷風
終章 暁四時わが偏奇館焼亡す―昭和20年
参考文献
あとがき