マイホームの彼方に
- サブタイトル
- 住宅政策の戦後史をどう読むか
- 編著者名
- 平山 洋介 著者
- 出版者
- 筑摩書房
- 出版年月
- 2020年(令和2年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 368,8p
- ISBN
- 9784480879097
- NDC(分類)
- 365.31
- 請求記号
- 365.31/H69
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに 大衆化から再階層化
第1章 住宅所有についての新たな問い
持ち家/賃貸/親の家世代
住宅資産の不均等分布
ネオリベラル・システム
福祉国家の持ち家依存
住宅所有と社会変化
第2章 住宅システムの分岐/収束
歴史と比較
住宅と福祉レジーム
デュアリズム/ユニタリズム
イースト/ウエスト
ネオリベラル・モデル
グローバル/ローカル
第3章 持ち家の時代、その生成-終戦~一九七〇年代初頭
時代区分について
焦土に住まいを
戦後住宅政策の形成
住宅テニュアの変化
経済成長と持ち家促進
人口増と住宅建設
住宅政策の資金構造
家族主義のマイホーム
企業社会の持ち家
公営住宅制度の創設
残余化する公営住宅
デュアリスト・システム
開発主義と住宅システム
第4章 もっと大量の持ち家建設を―一九七〇年代初頭~一九九〇年代半ば
住宅政策と景気刺激
金融化するマイホーム
保守政治と住宅所有
財産所有民主社会の持ち家
マイホーム主義をどうみるか
日本型福祉社会の持ち家
行政改革と住宅政策
テニュア・ディバイド
居住水準について
住宅バブルをつくる
破綻の果てに
第5章 市場化する社会、その住宅システム―一九九〇年代半ば~
危機と改革
人口・経済の転換
減少する住宅需要
住宅政策から住宅市場へ
特殊法人改革と住宅政策
自壊する住宅政策
金融化を市場化する
開拓する公共賃貸セクター
家賃補助制度について
純化するデュアリズム
ネオリベラル・セーフティネット
カテゴリー化という技術
都市再生の推進
ホット/コールドスポット
地方分権と住宅政策
大災害と住宅復興
新自由主義と住宅システム
第6章
成長後の社会の住宅事情
1 住まいとライフコース・モデル
2 ぐらつく「はしご」
住宅テニュアの新たな変化
増大する持ち家負担
目減りする住宅資産
減少する低賃貸住宅
アフター・ハウジング・インカム
3 若年層の住宅資産保有
住宅資産型福祉について
セキュリティ・ディバイト
「トップ一割」の占有率
住宅資産とキャッシュフロー
5 住まいの世代間継承
おわりに 新たな「約束」に向けて
ふたたび階層化する社会
住宅不平等と政策・制度
ネオリベラル・ファンタジー
成長後の社会の住宅システム
脱商品化領域を再建する
マイホームの彼方に
あとがき
引用文献
索引
カバー写真 ホンマタカシ 湘南国際村(神奈川県三浦郡)/『東京郊外TOKYO SUBURBIA』
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