近代日本の思想動員と宗教統制

序─問題と構想
　
第一章　教化動員政策の展開
はじめに
第一次大戦後の教化政策
修養思想の諸相
教化総動員
おわりに
　
第二章　大正デモクラシーと神社
はじめに
神社批判の新段階
神職問題の浮上
特別官衙設立問題の転回
神道の宗教性
おわりに
　
第三章　「信教の自由」とその限界
はじめに
第二次宗教法案
第一次宗教団体法案
おわりに
　
第四章　反宗教運動
はじめに
三木・服部論争
日本戦闘的無神論者同盟
　
第五章　日本ファシズムと神社
はじめに
戦争と神社
日本主義の性格
神祇院の設立
おわりに
補論　宗教団体法の成立
　
第六章　宣伝と娯楽
はじめに
前史─宣伝・娯楽政策の登場
総力戦理論と宣伝・娯楽観
太平洋戦争下の宣伝・娯楽観
おわりに
　
あとがき
索引