小型・軽トラック年代記
- サブタイトル
- 三輪自動車の隆盛と四輪車の台頭1904-1969
- 編著者名
- 桂木 洋二 著
- 出版者
- グランプリ出版
- 出版年月
- 2020年(令和2年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 215p
- ISBN
- 9784876873722
- NDC(分類)
- 537
- 請求記号
- 537/Ka88
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 改訂版 1960年代までの主なメーカーの沿革一覧: p208-215 主要参考文献: p215
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 小型トラックの歴史・戦前編
揺籃期の国産小型車
自動車と法律
国産小型車の登場
日本の自動車事情とトラック
日本独特のオート三輪車の登場
小型自動車規格の誕生による影響
小型車規定の改定と社会状況
国内自動車メーカーの勃興と小型四輪車
小型四輪車の登場
太田の小型自動車
京三号その他の小型四輪車
エンジン開発とオート三輪車の隆盛
国産エンジンによるオート三輪時代の到来
ダイハツもエンジンから始める
東洋工業によるオート三輪車部門への参入
750ccに拡大される小型車規定
戦前のオート三輪のピークは1930年代の後半
時代を映す小型車生産
小型車の売れ行き好調
戦時色の強化につれて生産減退
戦時中の生産状況
第2章 戦後の10年間におけるオート三輪と小型トラック
自動車メーカーの動向とトラック生産
敗戦直後の状況
戦後の新しい小型車の規定
三メーカーによる小型トラックの生産
戦後5年目の朝鮮戦争をきっかけとする成長
主要オート三輪メーカーの動向
販売を伸ばすオート三輪車
着実に売り上げを伸ばすダイハツ
意欲的な取り組みでトップとなるマツダ
第三勢力としての日本内燃機(くろがね)
新規参入メーカーの動向
愛知機械工業のヂャイアント
三井精機のオリエント
戦後にゼロからスタートしたサンカー
川西航空機から分離した明和自動車のアキツ
ターニングポイントとなった1955年
第3章 オート三輪車のピーク到来と小型トラックの台頭
神武景気による好況と自動車メーカーの動向
トヨエースの登場とその普及
各メーカーの小型トラックの登場
プリンス自動車のトラック開発
進むオート三輪車の高級化
日本独特の技術進化を見せるオート三輪車
1950年代後半のマツダ車の動向
特装車にも力を入れるダイハツ
東急資本により再生を図るくろがね
生産中止に追い込まれた三菱みずしま
ヂャイアント及びオリエントの動向
1957年にオート三輪の販売が小型四輪トラックに逆転される
オート三輪メーカーの四輪部門への進出
第4章 軽三輪及び軽四輪トラックの時代
草創期の軽三輪車及び軽四輪車
日本独特のクラスである軽自動車の誕生
初期の軽自動車の動向
ミゼット以前の軽三輪車
スバル360登場以前の軽四輪自動車
ミゼットの登場と相次ぐオート三輪メーカーの参入
ホープスターの健闘
ミゼットの登場とその成功
マツダK360の登場
第三勢力の軽三輪メーカーの動向
短期間に終わった軽三輪車ブーム
戦国時代ともいえる軽四輪車市場
さまざまな機構を持つ軽四輪自動車
くろがねベビーの場合
ユニークな活動で注目されたコニーとその車両開発の中止
独自性を示したホープスターだったが......
富士自動車から軽のミニバンが登場
実績を持つ自動車メーカーの強さ
パイオニアとしてのスズキの軽トラック
スバルの2番目のヒットはスバルサンバー
ホンダも四輪デビューはトラックだった
第5章 1960年代を中心とした小型トラックの動向
自動車メーカーの再編と車両開発の関係
貿易自由化を前に強まる圧力
トラックの棲み分けの進行
トラックメーカーの強みを発揮したいすゞと三菱
ディーゼルエンジンで成功したいすゞエルフ
いすゞディーゼルエンジンの改良プロセス
三菱の小型トラックの動向
マツダとダイハツの車両開発
意欲的に新モデルを登場させたマツダの東洋工業
順調とは行かなかったダイハツの小型トラックの動向
業界をリードする日産とトヨタ
日産及びプリンスの小型トラックの動向
日野自動車の車両開発
豊富な車種展開で王座をキープするトヨタトラック
1960年代までの主なメーカーの沿革一覧(50音順)
いすゞ
オオタ/くろがね
ダイハツ
トヨタ
日産/日産ディーゼル
日野
プリンス
ホンダ
マツダ
三菱/三菱ふそう
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