図書ケンコク シンワ ノ シャカイシ000065436

建国神話の社会史

サブタイトル1~10
中公選書 102 史実と虚偽の境界
編著者名
古川 隆久 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2020年(令和2年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
262p
ISBN
9784121101020
NDC(分類)
210.01
請求記号
210.01/F93
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

プロローグ 史実と虚偽の境界
 
第一講 神話が事実となるまで
日本の建国神話とは
なぜ「事実」になったのか?
教科書で「事実」とされたのはなぜか?
 
第二講 「事実」化の波紋―国際協調の時代
学校の外ではどうだったのか?
教室のなかではどうだったのか?
 
第三講 建国祭と万国博覧会
政治にどう活用されたか?
経済にどう活用されたか?
 
第四講 「事実」化の矛盾―満洲事変の影響
教室外でも始まる建国神話の「事実」化
建国神話教育への影響
 
第五講 「紀元は二千六百年」―戦時下の建国神話
オリンピックの返上と万博の延期
社会はどう受け止めたか?
 
第六講 「事実」化の破綻―敗戦とその後
国史教育のその後
効き目はあったか?
その後
 
エピローグ 「建国神話の社会史」の旅を終えて
あとがき