図書目録コクサク ラクゴ ワ コウシテ ツクラレ キエタ資料番号:000065421
国策落語はこうして作られ消えた
- サブタイトル
- 編著者名
- 柏木 新 著
- 出版者
- 本の泉社
- 出版年月
- 2020年(令和2年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 255p
- ISBN
- 9784780719598
- NDC(分類)
- 779
- 請求記号
- 779/Ka77
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 参考文献: p254-255
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
はじめに
第一部 国策落語の成立過程と時代的背景
戦争開始とともに始まった落語界への接近
松井眞二少佐とはどういう人物か
日中戦争・太平洋戦争と国策落語の本格化
戦前の情報機構と国策落語
皮肉な国策落語量産の土壌
第二部 戦争に協力した落語の「あらすじ」
「出征」などを名誉とした軍人賛美の落語
「隣組」「防空演習」など国民の戦時体制の落語
戦費確保のために「貯蓄・債券購入・献金」を奨励する落語
国民に耐乏生活を強いる国策に順応した落語
食糧増産を奨励する落語
金属類回収にかかわる国策落語
「生めよ育てよ(産めよ殖やせよ)国の為」に順応した落語
戦争のための「国民の体力向上」に順応した落語
「防諜・スパイ防止」に順応した落語
日本軍を賛美する落語
侵略戦争を正義の戦争とする落語
日独伊三国同盟を歓迎する落語
古典落語を国策用に改作したもの
国策落語の特徴とその本質
第三部 こうして国策落語は消えた
終戦とともにその役割も消滅した
消えた国策落語が現代に伝えるメッセージ
七代目正蔵の国策落語「出征祝」をめぐって―金語楼の国策落語を改作したもの―
【資料編】
《その一》 禁演落語五十三種
《その二》 「はなし塚」の裏面(由来と発起人の名前)
《その三》 国策落語四題
あとがき
参考文献
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