図書オキナワ センソウ マラリア000065397

沖縄「戦争マラリア」

サブタイトル1~10
強制疎開死3600人の真相に迫る
編著者名
大矢 英代 著
出版者
あけび書房
出版年月
2020年(令和2年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
221p
ISBN
9784871541664
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/O94
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに―もうひとつの沖縄戦
 
1章 住民3600人の死の真相を追って(2009年夏~2010年夏 石垣島)
65年前の今日
地上戦なき島々の沖縄戦・戦争マラリアとの出合い
軍国少年 潮平正道さん
沖縄戦までのカウントダウン
移住開始
死者たちが眠る山
日本軍はマラリアの危険性を知っていた
政治的解決
慰謝事業で手に入れたものとは
戦争マラリアは本当に解決したのだろうか
 
2章 島で暮らしながら撮る(2010年冬~2011年夏 波照間島)
さよなら、東京
「今日から家族として、苦楽を共にしましょう」
初めてのサトウキビ刈り
ベスマムニ
戦争マラリアが孝子おばあから奪ったもの
波照間の強制移住
「あんたには分からないよ」
謎の男・山下虎雄
慰霊の日
さよなら、波照間
 
3章 戦争マラリアはまだ終わっていない(2017~2018年 東京、米国、波照間島、石垣島)
ドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』制作へ
沖縄戦参戦米兵のロバートさん
浩おじいの死
山下の影を追う
最後の挺身隊員と死ぬための訓練
「波照間島民は犠牲になっても構わない」
監視下に置かれた住民たち
山下の肉声
三線と孝子おばあの涙
 
最終章 なぜ今、戦争マラリアなのか(2018年 与那国島、石垣島、米国)
日本最西端の自衛隊基地・与那国島
自衛隊誘致したけれど・・・
島民に秘密で弾薬庫配置
「自衛隊員と心中する覚悟を」
在沖米軍の意味
米国による日本の再軍備化
「また戦争をするんかやぁ」
 
おわりに―みんなが生きてきた証を残す(2020年 米国)
主な参考文献・資料・論文