中国料理と近現代日本
- サブタイトル
- 慶應義塾大学東アジア研究所叢書 食と嗜好の文化交流史
- 編著者名
- 岩間 一弘 編著
- 出版者
- 慶應義塾大学出版会
- 出版年月
- 2019年(令和1年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- v,381p
- ISBN
- 9784766426434
- NDC(分類)
- 383.8
- 請求記号
- 383.8/I94
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
日本の中国料理はどこから来たのか(岩間一弘)
第Ⅰ部 近現代日本の中国料理
戦前期日本の「支那料理」―家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況(川島真)
日本における中国料理の受容:歴史篇―明治~昭和30年代の東京を中心に(草野美保)
日本における中国料理の受容:料理篇―明治~昭和30年代の東京を中心に(草野美保)
日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ―神戸・大阪を中心として(陳來幸)
京都の中国料理―伝統の創造と料理の帰属(岩間一弘)
熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える―素材と文脈、文化を「囲い込む」こと、開くこと(田村和彦)
日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化(陳嘉適)
第Ⅱ部 越境する中国料理
料理人と料理教育者―台湾が日本に輸出した「中国料理」:1945年から1970年を中心に(陳玉箴/持田洋平訳)
チャジャン麺ロード―20世紀東北アジア,チャジャン麺流浪の旅(周永河/丁田隆訳)
朝鮮半島における「中国料理」の段階的受容―分断後の韓国までを視野に(林史樹)
グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出(呉燕和/大道寺慶子訳)
中国語教育と中国の「食文化」に関する考察―中国語テキストにおける事例を中心に(浅野雅樹)
第Ⅲ部 中国料理の文化と政治
「中国料理」はいつ生まれたのか―『申報』に見える料理の語彙の分析を通して(西澤治彦)
1920-30年代における上海の調味料製造業と市場競争―中国の味精と日本の味の素に着目して(李培徳/湯川真樹江訳)
太平洋戦争下の食と健康―中国の日本人俘虜は何を食べていたのか(貴志俊彦)
北京老字号飲食店の興亡―全聚徳を例にして(山本英史)
後記
執筆者・翻訳者紹介
付録
資料① 東京(都心)有名中国料理店地図
資料② 中国料理関連文献目録(Web公開)(草野美保)
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