橋本欣五郎一代

はしがき
　
第一章　大鵬の志
　
第二章　ケマルの革命
　
第三章　「桜会」の結成
武力も辞せず
草刈少佐の自決
　
第四章　三月事件
彫刻家とのめぐりあい
手をむすぶ小磯と大川
宇垣陸相の変身
　
第五章　満洲事変
中央入りの荒木中将
事変前夜
参謀本部は露班にあり
燦たる満洲帝国
　
第六章　十月事件
戦略家と革命家
早朝の一斉検束
省部首脳と荒木の睨み
　
第七章　ハルビンから三島への道
配所の月
二・二六の雄叫び
　
第八章　大日本青年党の活躍
　
第九章　レディバード号の砲撃
　
第十章　ハムレット・近衛
　
第十一章　落日の帝国
清水の舞台から
独裁と弾圧
一億の号泣
　
第十二章　戦犯逮捕
現れた警察署長
拘置所の日々
　
第十三章　東京裁判とは何だったか
勝者はさばく
現状維持派を糾弾
苛酷な判決
筋書きどおりの芝居
　
第十四章　晩年と天涯孤独
　
終章　心に拠って偉大であること
　
年譜
参考文献