にっぽんのヒトラー東条英機 下巻
- サブタイトル
- 編著者名
- 亀井 宏 著
- 出版者
- 光人社
- 出版年月
- 1981年(昭和56年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 271p
- ISBN
- 4769801556
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/To27/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第十章 松岡の退場
松岡洋右の訪欧出発
松岡、スターリンと会う
松岡・ヒトラー会談
再度スターリンと会見
日ソ中立条約締結
対米交渉の布石
海のかなた米国の事情
日米諒解案
〝ハル・四原則〟の欠落
日米諒解案、日本に届く
松岡の帰国
松岡、日米諒解案に反発する
松岡、日米中立条約を提議
米、日米中立条約を拒否す
野村駐米大使より「ハル・四原則」届く
日米諒解案に対する修正案を打電す
日本側の情報、暗号解読により米側に筒ぬけ
ハル国務長官のオーラル・ステートメント(米対案)
独ソ開戦
南部仏印進駐決定す
米対案に松岡洋右激怒す
日本側第二対案
松岡追い落としの内閣総辞職
第十一章 東條内閣と開戦
第三次近衛内閣
三国同盟の既定方針動かず
南部仏印進駐計画、米側に洩れる
窮地に立つ野村大使
米、対日資産凍結と対日石油の全面停止を断行
フィリピンに米陸軍司令部新設、ダグラス・マッカーサー極東総司令官に就任
海軍、対米戦を主張
日本政府、対米戦回避の模索をつづける
近衛、日米首脳会談を提唱
海軍「帝国国策遂行」を提案
「国策遂行」御前会議において採択さる
米、日米首脳会談を拒絶
荻窪会談
東條陸相の提言で内閣総辞職
東條、皇族(東久邇内閣)を提言
組閣の大命東條英機に投下
東條内閣組織の経緯
東條内閣、対米戦回避へ努力す
来栖三郎新大使の渡米
大本営陸海軍部、対米英蘭戦準備
真珠湾奇襲攻撃計画
米英撃つべしの強硬世論
潰え去った米側暫定協定案
運命の「ハル・ノート」到着
大本営・政府連絡会議、対米英蘭戦を決定
聖断くだる
ルーズベルト大統領の天皇宛親電と称するもの
開戦
第十二章 挂冠まで
緒戦の勝利
第一段作戦の概況
「今後採るべき戦争指導の大綱」
くいちがいをみせる大本営陸海軍部の攻戦略
独自の方針を抱く山本連合艦隊司令長官
ミッドウェー島攻略作戦計画
ドーリットル隊の東京初空襲
ポートモレスビー海路攻略作戦(MO作戦)
珊瑚海海戦
MO作戦の中止
ミッドウェー海戦の敗北
米軍ツラギ、ガダルカナル島へ上陸
日米、戦争終末捉進案の相違
ヨーロッパ戦線
ガ島、半年間にわたる争奪戦
ポートモレスビー陸路攻略の失敗
中央、輸送船舶問題で紛糾す
ガダルカナル島撤退決定
山本連合艦隊司令長官の戦死
アッツ島玉砕
キスカ撤収
インパール作戦発動に到る経緯
チャンドラ・ボース
大東亜省の設置
東郷茂徳外相、単独辞任
大東亜会議開催と大東亜共同宣言
ふたたびヨーロッパ戦線
ムッソリーニ失脚
イタリア・バドリオ政権、無条件降伏受諾
ヒトラーのムッソリーニ救出作戦
カイロおよびテヘラン宣言
スターリン、テヘランにおいて対日参戦を約す
学徒出陣絶対国防圏
マキン、タラワの日本軍守備隊全滅
米軍、クェゼリン、ルオットに上陸
トラック、米軍機と艦砲に蹂躙さる
東條、参謀総長を兼任する
東條打倒の動き
サイパン失陥
インパール作戦頓挫す
連合軍、ノルマンディー上陸作戦実施
東條挂冠、予備役に編入さる
第十三章 原爆投下
大本営の捷号作戦構想
米軍のレイテ湾来攻
捷一号作戦発動さる
神風特別攻撃隊
栗田艦隊の反転
米軍、ミンドロ島に上陸開始
レイテ作戦の終熄
ヤルタ会談においてスターリン、対日参戦を確約
米軍、ルソン島・リンガエン湾に上陸
天皇、各重臣より意見を徴す
近衛の上奏文
東條、参内し強気の上奏を行なう
硫黄島陥落
米軍、沖縄に進攻
小磯国昭内閣総辞職
鈴木貫太郎の後継首班
ソ連、中立条約破棄を通告しきたる
鈴木内閣組閣の経緯
沖縄地上軍・第三十二軍の苦悩
連合艦隊、菊水一号作戦実施(戦艦「大和」以下出撃)
「大和」沈没
ルーズベルト大統領の死
トルーマン副大統領の昇格
ムッソリーニ処刑さる
ヒトラーの自殺とドイツの無条件降伏
日本政府、ソ連に戦争終結の仲介を期待する
大本営、本土決戦を呼号
沖縄作戦の終焉
日本政府、近衛を特使としてソ連に送ることを決定
本土決戦計画案の内容
米の日本本土進攻計画
ポツダム会談
米、原爆実験に成功
〝冷戦〟のはじまり
ポツダム宣言の内容
外務省、ポツダム宣言受諾に一致
鈴木首相のポツダム宣言「黙殺」談話
広島、長崎に原爆投下さる
ソ連参戦
第十四章 逮捕
ポツダム宣言受諾決定までの経緯
天皇直接の御前会議召集
終戦の聖断と詔書発布
玉音放送
一部将校によるクー・デター計画
厚木航空隊の騒擾事件
陸相阿南惟幾以下自決者相つぐ
東久邇新内閣成立
連合軍の進駐開始
ダグラス・マッカーサー、連合国最高司令官として厚木飛行場に到着
米戦艦ミズーリ号艦上における降伏調印式
米人ジャーナリストの眼に映った焼土日本
マッカーサー、対日政策の冒頭に戦争犯罪人の選定と逮捕を指示
東條、A級戦犯第一号に指名さる
東條、自決に失敗
東條の遺書と称されるもの
あいつぐ自決者
天皇、マッカーサーを訪問
逮捕者つづく
近衛文麿の死
主席検事キーナン一行到着
第十五章 その死まで
巣鴨拘置所
米の〝東京裁判〟に対する方針
オーストラリア代表判事ウェップ、裁判長に任命さる
ソ連の横ヤリ
起訴状の手交
起訴状の内容
日本人および米人弁護団と担当被告
日本人弁護団副団長清瀬一郎、東條の主任弁護人となる
日本人弁護団各人の内情
開廷の日
大川周明の狂態
大川のその後
清瀬弁護人、裁判長忌避の申し立てを行なう
各被告の罪状の認否
清瀬弁護人、極東国際軍事裁判所の管轄に関する動議を行なう
病状悪化の松岡洋右、米陸軍病院に収容さる
広田弘毅夫人の自殺
米人弁護士数名、辞任して帰国する
松岡の死亡
元満州国皇帝溥儀証人席に坐る
ニュールンベルグ裁判、判決下る
ゲーリング自殺の余波、巣鴨拘置所におよぶ
元軍令部総長永野修身、死亡
検察側の立証段階終了
弁護団側の公訴棄却動議
弁護団側の冒頭陳述の内容
弁護団側の各段階における反証
元関東軍作戦参謀石原莞爾に対する出張尋問
個人反証
一人の証人喚問もない東條部門
「東條口供書」の朗読
主席検事キーナンの東條に対する反対尋問
弁護側の補充立証
検事側の最終論告
弁護側の最終弁論
判決の内容
一部判事の少数意見
ウェップ裁判長の個人意見
刑の宣告をきく各被告の粗描(デッサン)
刑の執行に関するマッカーサーの声明
急変する当時の国際情勢
刑執行
あとがき
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