図書カラフト チジョウセン000065214

樺太地上戦

サブタイトル1~10
NHKスペシャル 戦争の真実シリーズ 2 終戦後7日間の悲劇
編著者名
NHKスペシャル取材班 著
出版者
KADOKAWA
出版年月
2019年(令和1年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
157p
ISBN
9784041067383
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/N69
保管場所
閉架一般
内容注記
樺太、北方領土問題の歴史 (1855年~1951年): p12 樺太地上戦の推移: p26-27 主要参考文献: p157
和書
目次

はじめに
太平洋戦争の戦線
樺太、北方領土問題の歴史
 
序章 「樺太地上戦」とは何だったのか
わずか2週間で失われた「宝の島」
戦いは初めから絶望的だった
犠牲は〝終戦後〟に拡大していった
樺太地上戦=光を当てられてこなかった歴史
 
第1章 8月15日 「なぜ戦争は終わらなかったのか」問い続ける元住民たち
8月15日 戦争は終わったはずだった
なぜ父は犠牲になったのか
 
第2章 8月16日 終戦後の〝先制攻撃〟
知られざる〝先制攻撃〟
「終戦したとは知らなかった」
 
第3章 そして〝戦闘命令〟は下された
終戦を受け入れていた樺太の日本軍
混乱を拡大させた「自衛戦闘」
ジレンマに直面した樺太師団
 
第4章 樺太で現実化した「本土決戦」という悪夢
「本土決戦」とはどのようなものだったのか
住民を戦闘員に仕立て上げた日本軍
樺太戦と沖縄戦
 
第5章 少年はゲリラ戦に身を投じた
当事者が語った「国民義勇戦闘隊」
 
第6章 住民たちは地獄を見た・・・・・・「死の逃避行」
恵須取の戦闘から必死に逃げた
道は二つ。しかしどちらも地獄だった
走り去っていった軍のトラックは・・・・・・
東海岸「内恵道路」の悲劇
脳裏に刻まれた『地獄絵図』
 
第7章 停戦ならず。樺太最大の地上戦「真岡の悲劇」へ
それでも戦いは終わらない。停戦探る師団のジレンマ
その時、ソビエト軍では・・・・・・
 
第8章 8月20日 ソビエト軍の艦砲射撃が真岡を襲う
早朝の町を襲った艦砲射撃
 
第9章 相次ぐ集団自決。「北のひめゆりの悲劇」
相次いだ集団自決
「北のひめゆり」の悲劇
乙女たちの最後の叫びを聞いた交換手
 
第10章 8月22日 〝終戦〟から1週間、ようやく戦いは終わった
停戦を促したものとは?
多くの犠牲、曖昧な責任
 
第11章 帰れぬ遺骨
今も樺太に眠る遺骨
戦後72年の遺骨収集
 
終章 樺太地上戦は何を残したか
元住民たち、それぞれの戦後
72年ぶりの樺太再訪
「地獄」の記憶を封印してきた人たち
 
おわりに
主要参考文献
執筆者一覧