図書キエタ リソウキョウ000064995
消えた理想郷
サブタイトル1~10
先端コンビナート都市・撫順の成長と「終末」
編著者名
未里 周平 著
出版者
丸善プラネット
出版年月
2010年(平成22年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
xxii, 238p
ISBN
9784863450523
NDC(分類)
509
請求記号
509/Mi51
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献: p227-234
和書
目次
序にかえて
第1章 撫順の歴史―とくに明清交替期と日露戦争・奉天会戦期
明朝とそれ以前
明清交替期
ロシア帝国の進出と日露戦争
奉天会戦期
第2章 炭鉱の成長―炭鉱長の足跡と重ねて
歴代炭鉱長の足跡
炭鉱の機械化
炭鉱技術の展開・技術センター化
第3章 大連・満鉄中央試験所―先端コンビナート実現への基礎づくり
大連中試の活動と成果
撫順への展開
第4章 頁岩油―代表的な成功例
当時の石油事情
頁岩油開発の経緯
頁岩油の製作方法
頁岩油の組成
技術者たちのプロフィール
頁岩油の今後
炭鉱研究所
化学工業所
日本精蝋―唯一の生き残り会社
第5章 石炭液化―渇望された未完の技術
海軍燃料廠の活動
満鉄の石炭液化事業
石炭液化の概略
事業化困難の理由は
石炭液化の研究者
第6章 軽金属―大陸に輝いた白銀の光
アルミ国内生産の気運
アルミニウムの製造工程
工場の建設
軽金属で活躍した人たち
戦後のアルミニウム生産
第7章 特殊鋼―もうひとつの成功例・誇るべき成果
還元法による製鉄
撫順の「製鉄工場」
戦後の製鉄工場
特殊鋼工場の登場人物
第8章 関連工業―発電所・機械工場・電気鉄道など
発電所
機械工場
電気鉄道
技術者たちの戦後
第9章 都市の建設と厚生施設―「理想都市」の出現
新都市の建設
関連した施設など
病院と厚生施設
米軍の空襲
第10章 戦後の撫順―避難港として
撫順炭鉱の終戦対策
ソ連軍の進駐
八路軍・国府軍の統治へ
引き揚げの経緯
第11章 進歩の跡を振り返って―大陸に開いた大輪の花
憧れの工業都市、撫順
その技術的な評価
見果てぬ夢
参考文献
謝辞
顧みて