図書キョウ ノ カタリベ000064968

京の語り部

サブタイトル1~10
45年目のヒロシマ・ナガサキ
編著者名
京都原水爆被災者懇談会 編
出版者
京都原水爆被災者懇談会
出版年月
1991年(平成3年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
181p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ky6
保管場所
閉架一般
内容注記
被爆四五周年(一九九〇年)「語り部」の記録: p174-175 京都原水爆被災者懇談会略年譜: p176-181
和書
目次

まえがき(京都原水爆被災者懇談会)
 
第Ⅰ部 語り部の記録
広島市被害状況図 長崎原爆関係図
いま、なぜ被爆者援護法か(永原誠)
ヒロシマ・ナガサキの語り部を聞いて(生協組合員)
子どもたちに語り継ぐ被爆体験(岩崎謙護)
ヒロシマ・ナガサキの語り部を聞いて(高校生)
原爆死を免れて(丸岡文麿)
十七歳少年志願兵の体験(大坪昭)
ヒロシマ・ナガサキの語り部を聞いて(大学生)
集団証言
五歳の記憶(東山区 三佐尾高行)
兄姉を探す(伏見区 志治トメヨ)
水を下さい(南区 大坪昭)
究極まで苦しめる悪魔(伏見区 丸岡文麿)
 
第Ⅱ部 私の被爆体験
ひとことふたこと(福知山 常石完治/亀岡 男六二歳/田辺 小野忠熈/右京 女六四歳/右京 目方勇/城陽 森本大吉/西京 山田峰男/伏見 久保太男/左京 女六一歳/左京 福原義彦/綾部 岩田茂美/長岡 越川喜之助/左京 上山力/左京 上仲太一)
あの日のにおいは今も(北区 大槻直弥)
幾日も死体焼く煙が(宇治市 寺村貞一)
乳を含んだままの姿で(左京区 中西浩)
兵隊さん水を下さい(網野町 久岡博)
その声は今も胸に(向日市 男六一歳)
不眠不休で看護を(東山区 中村しも)
爆風でとばされ隣の庭(南区 小高美代子)
爆死した方の冥福を祈りつつ(下京区 男八〇歳)
生きている者はおらんのか(左京区 若森不二夫)
両眼失明、補償もなく(東山区 堀井久治)
腫れ上がりはじける顔(東山区 男七六歳)
広島が白衣生活の原点(右京区 木之下フジノ)
市内は火の海だった(丹波町 梶本滋)
黒い油のような雨(伏見区 男五二歳)
薬や治療の処置もなく(右京区 鶴藤利夫)
手足にガラスの破片が(伏見区 女六八歳)
まだ三歳だった僕(宇治市 山脇永二)
ピカドンに川にとびこみ命助かる(左京区 男八五歳)
柱に押しつぶされ(西京区 秋山ハツ)
長男の結婚のときに(中京区 木全晃子)
人の子をかかえて(伏見区 女八〇歳)
母に守られて(伏見区 大牟禮恵美子)
家族のお骨もわからず(宇治市 永久貞子)
連日下痢症状が続いて(左京区 男六四歳)
新種爆落とすとVOA(城陽市 男七四歳)
父を探して十四歳の兄と(伏見区 吉田広子)
薬なく助かる人も死んで(伏見区 男六八歳)
昨日のようにいつまでも(北区 松居英子)
ガラスの混じったおにぎり(山科区 高見春子)
爆心一・二キロの体験(伏見区 米倉慧司)
今でも大きな音には(上京区 須川玲子)
おばちゃん連れていって(右京区 松野チズエ)
初めて人前で体験談を(伏見区 清水正)
 
資料編
被爆四五周年(一九九〇)「語り部」の記録
京都原水爆被災者懇談会略年譜