図書目録マゴタチ エノ ショウゲン資料番号:000064850

孫たちへの証言 第31集

サブタイトル
記録することで戦争抑止へつなげよう
編著者名
福山 琢磨 企画・制作
出版者
新風書房
出版年月
2018年(平成30年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
242p
ISBN
9784882698708
NDC(分類)
916
請求記号
916/F85/31
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

体験編
◆第一部 国内での体験
先生も、我々少国民もマインドコントロールに嵌っていた(大阪府河内長野市・池西健剛)
同じ年ごろ、特攻隊「九段隊」の人々(神奈川県川崎市・神力忍)
富田村の名誉をかけた第一次女子挺身隊員の手記(岡山県矢掛町・三宅正登)
ヤミ米のカツギ屋にされかかったボク(京都市・波多野茂男)
水戸空襲、母がいなければ生きられなかった(水戸市・小滝昭子)
工事中の盛り土で呼吸し生き延びる(東京都・伊佐ミチ)
東京大空襲、翌日目にした浅草附近の惨状(神奈川県川崎市・榎本博子)
四月十五日の東京空襲で祖父と妹帰らず(埼玉県上尾市・築根喜美江)
体が覚えていた空襲の恐怖「けかけほ」(さいたま市・飯田信子)
防空壕を出ると目の前は「火の海」だった(大津市・佐藤厚子)
大阪大空襲の夜、炎の中を逃げのびる(大阪市・岡本唯嗣)
教師の証言 学童疎開と卒業式前夜の大阪大空襲(大阪市・大熊辰夫)
『日本橋梁』への学徒勤労動員と堺市大空襲(奈良県生駒郡・久井啓二郎)
グラマン急降下、機銃掃射の恐怖(神戸市・藤井治男)
長崎「ピカッ・ドン」で被爆するも奇跡的に助かる(さいたま市・加藤高明)
長崎原爆、爆心地から一・六キロ地点で被爆するも生還(長崎県大村市・六田正英)
我々の掘った防空壕がやられ女学生の死体を掘り出す(鳥取県大山町・石橋敏夫)
幼童期に刻まれた数々の戦争の風景今も(千葉県茂原市・篠田基行)
軍需工場となった女学校で兵隊さんの衣服などを作る(埼玉県川越市・山田園子)
軍国少女だった私が敗戦から学んだこと(千葉市・森本邦子)
母は頭部をやられ即死、弟は栄養失調で逝く(福島県いわき市・堀内信幸)
「終戦」天に向かって万歳叫ぶ(長野市・飯島もとめ)
祖母を押しのけ防空壕へ入った罪悪感(大阪府四条畷市・西山徳子)
館山湾桟橋で見た戦闘機の〝水葬〟(茨城県守谷市・伊藤守男)
長岡空襲、喧騒の中、姉の呼び声に気づき助かる(千葉県流山市・黒崎茂生)
軍港の町「横須賀」で戦中、戦後を過ごす(栃木県佐野市・藤倉万里子)
終戦一か月前の平塚空襲で学校も我が家も焼失(大阪府堺市・野崎務)
◆第二部 国外での体験
「満州開拓青少年義勇軍」で死闘、一つの飯盒で生還(和歌山県紀の川市・上村正次)
熊笹峠戦の北島大尉と三十六年ぶりに出会う(茨城県取手市・小野雄次)
樺太敷香から「第二新興丸」沈没寸前に留萌港へ(仙台市・佐々木嘉代子)
満鉄勤務の父は現地召集され十年後に戦死公報届く(京都市・三原功二)
平壌で敗戦地獄をよくぞ生き抜く(島根県鹿足郡・水津美保子)
満州での苦難乗り越え私たちを育ててくれた母に感謝(北海道小樽市・高坂啓子)
両親は奉天で死去、孤児となった姉妹の人生(東京都八丈島・菊池淑子)
歩兵六〇連隊(祭七三六八部隊)初年兵ビルマ従軍記(京都市・澤田源一)
終戦時の満蒙開拓団の悲劇、父と母の言葉忘れない(仙台市・小磯清光)
咸鏡北道からの引揚行、一児失うも奇跡の帰郷(東京都町田市・佐藤美子)
姉は満州の土となるも私たちは奇跡の帰郷(滋賀県栗東市・奥村浩美)
私は見た、戦争に敗れた国民の地獄を(大阪府高槻市・髙木静枝)
母は強し、収容所で使者の列から生還(新潟県十日町市・山田靜子)
台湾の引揚げが早くなり、荷物が多かったのはなぜか(東京都・廣繁喜代彦)
何のための満州だったのか。忘れ得ぬ逃避行の日々(東京都小平市・広谷トシエ)
◆第三部 亡き人たちの証し
「特攻」で散った長兄と十五歳で戦死した次兄(兵庫県宍粟市・山下直昭)
被爆死した一歳違いの従妹「和ちゃんへの鎮魂詩(レクイエム)」(広島県府中市・鈴木恒昭)
ビルマ戦に参戦、父の顔に残っていた傷痕(高松市・中井千代栄)
農作の道目指すも戦病死した「義兄・豊田清一さん」(高松市・坂井幸治)
船で漁に出ていて父と叔父、機銃掃射受け死亡(東京都・長谷部トヨ子)
◆第四部 戦後、それからの私たち
同窓会で先生から返された懐かしの絵画(さいたま市・蓮村静子)
もう一つの戦争「朝鮮動乱」、九州で見た黒人兵の脱走(福岡県北九州市・原和義)
北も南もなく、すべての国が核廃絶の道を(兵庫県赤穂市・黒田堯)
◆第五部 特別編
奇跡・硫黄島へ決死の「物資輸送特攻隊」(兵庫県西宮市・藤田馨)
回天は海の棺桶、志願するも苛酷で悲惨(徳島市・佐藤明芳)
平塚の航空工場で新鋭機「疾風」を製造(埼玉県川越市・吉田朗)
父の戦死や遺族の思いを世界平和に生かしたい(岡山県・周藤忠男)
母の遺品「罹災者物資購入券」で知る戦中戦後の暮らし(大阪市・坂本映子)
君たち石垣島民のことは決して忘れない(東京都・宮良幸宏)
勝つと信じ悲壮感みなぎらせた対馬の愛国少女(長崎県対馬市・高田栄子)
四歳で別れた父をラブアン島に墓参し感無量(福岡県芦屋町・徳島光子)
五歳の体験、闇市の光景と疎開先での暮らし(京都市・渡辺美智子)
被弾直後の長柄橋を渡り河川敷の地獄を目撃(大阪市・坂上貞夫)
 
伝承編
◆第一部 国内での体験
初年兵教育という名の暴力(大阪府岸和田市・篠本和男)
脳裏に焼き付き離れない長崎原爆の地獄絵図(京都市・寺山直子)
宝塚劇場で行われた風船爆弾作り(秋田市・吉田仁美)
◆第二部 国外での体験
本土決戦に向けての動員下令と屈辱の軍旗奉焼(岩手県宮古市・佐々木冨治)
魚雷に撃沈されるも九死に一生を得る(東京都八王子市・秋間満)
ニューギニア戦から生還した祖父は語らず(岡山市・坂本青子)
シベリア抑留、栄養失調で生死の境をさまよう(東京都・與田祐太朗)
三十年前に聞いた父のシベリア抑留(大阪府豊中市・伊藤裕美)
生前の父が語る戦争の情景(高知県高岡郡・渡邉俊平)
悲劇のバカン島、爆撃と飢えに苦しむ(埼玉県上尾市・北野猛)
泥水のなかを何日も行軍した輸送作戦を想う(神戸市東灘区・下里年子)
◆第三部 亡き人たちの証し
無線傍受で戦艦大和の最後を知る(山口市・武田康彦)
ネグロス島で戦死した兄を想う(埼玉県羽生市・岸律子)
たった一度の祖父の証言(福岡市・宇野拓代)
 
あとがき(福山琢磨)

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