戦争を知らない子どもたちへおとなたちへ
なぜ戦争児童文学を書き続けるのか
『おいで おいで』までの道(松谷みよ子)
私と戦争児童文学(来栖良夫)
私と戦争児童文学(今西祐行)
はじめに(赤木由子)
Ⅰ 私が選ぶ戦争児童文学この一冊
今も続く軍国主義教育の精神(あほうの星)(池田夏子)
民話の語りに託す母の悲しみ(おかあさんの木)(梶田典代)
脳裏に焼きつく地蔵の顔(おこりじぞう)(小嶋雄二)
朝鮮民族の国を奪った日本(消えた国旗)(卞記子)
民族の誇り(国境)(赤木由子)
被爆のことを語る勇気(つるのとぶ日)(真実井房子)
父親が描いた世界の美、平和(トミーが三歳になった日)(法元豊子)
名も無い民の温もりと人生の詩(二十四の瞳)(いずみたかひろ)
母の歴史は二度とふまない(猫は生きている)(佐藤信子)
沖縄戦から学ぶこと(はだかの捕虜)(石塚黎子)
「銃後の母」の苦しみ(はらぺこの歌)(伊東公子)
一本のコスモス(一つの花)(新井竹子)
国際的舞台で訴えるヒューマニズム(柳のわたとぶ国)(久保喬)
過去と現在を結ぶ椅子(ふたりのイーダ)(越智由圭)
現代っ子がみた戦争のむごさ(街の赤ずきんたち)(木村研)
犬まで殺す戦争がにくい(マヤの一生)(新井竹子)
「山が泣いてる」いまもなお(山が泣いてる)(石塚黎子)
Ⅱ テーマで選ぶ戦争児童文学
戦争とは何か(長谷川潮)
戦場の兵士たち(本木洋子)
学童疎開を考える(青山和子)
空襲(広瀬恒子)
再び原爆をくり返さないために(中島信子)
戦争と動物の物語(桜井信夫)
「ほろびた国」はほろび去ったのか?―植民地戦争文学をめぐって―(しかたしん)
沖縄戦―ヌチドウタカラ(白根厚子)
外国の戦争児童文学(高橋美代子)
戦後の生活と孤児・基地(山田あおい)
戦争と平和をうたう詩(渡辺増治)
戦争児童文学リスト(長谷川潮編)
執筆者紹介