ドキュメント皇室典範
- サブタイトル
- 幻冬舎新書 557, た-24-1 宮沢俊義と高尾亮一
- 編著者名
- 高尾 栄司 著
- 出版者
- 幻冬舎
- 出版年月
- 2019年(令和1年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 255p
- ISBN
- 9784344985537
- NDC(分類)
- 323
- 請求記号
- 323/Ta48
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献: 巻末
- 昭和館デジタルアーカイブ
プロローグ 「生前退位」を演出したNHK
第一部 わずか二日間で書かれた天皇条項
毎日にスクープされた憲法草案宮沢案が発火源
憲法の虜になったサイラス・ピーク
宿泊先の食堂で夕食をとっていると
ピークからホイットニーへ
マッカーサーの顧問弁護士・ホイットニー民政局長
極東諮問委員会か極東委員会か?
国務省の電信をマッカーサーが傍受
マッカーサー・ノートと三つの要点
自由裁量権を与えられたホイットニー
二月四日、民政局員に突然の集合命令
起草作業締め切りは八日後
天皇条項のガイドラインSWNCC228文書
POLAD代表は天皇処刑派
プールが書いた天皇条項第一章
SWNCC228文書の生い立ち
「象徴」はマッカーサーが命名した
革命的な一言を加筆
天皇制廃止を推奨する文書
任務列挙の理由
経済的自由のない皇族
国民主権は削除
権能を持たない天皇
内閣の「補佐」から「承認」へ変更
金縛りにあわされた天皇
一銭一文の金でも国会の承認を
POLADに協力した日本人
第二部 天皇条項担当大臣、現場から退室
松本委員会の甲案と乙案
スクープ報道で漏れる
松本草案を知っていたマッカーサー
消えた松本草案(乙案)
さらなる日本政府案の要請
外相官邸での強談判
天皇の身柄は保障できない
追い詰められた松本国務相
民政局草案、漏洩は軍法会議の対象に
幣原首相、マッカーサーを訪問
突貫工事の日本案作成
松本国務相の天皇条項
松本側の応答に激怒したケーディス
「これはひとつ帰ろう」
うろたえた法制官僚
民政局は、これを求めていた
見たこともない「天皇条項」を担当
「承認」を命じたケーディス
「国務」と「政治」も認めない
「国会の制定する」を入れさせられた
社会党の要望を受け入れたケーディス
一切の皇室財産は国(国会)の管理下に
天皇の国事の中に外交がない
日本案の審議は、第一章のみ
内閣法制局百年史に書かれた汚点
マッカーサーの手法を借りた入江次長
「究極の口実」で勅語を得る
強い不安を抱いた侍従次長
説明を拒否した法制官僚
「猿回しの猿」を自認した幣原首相
影の起草者
第三部 一参事官の双肩に懸かった皇室典範
手渡された真相はこうだ
周章狼狽教授、天皇退位論者に接触
〝有名無実の憲法研究委員会〟設置
男系論者だった宮沢
民政局による追放を恐れ豹変
米国務省に利用された野坂参三
厳しさ増す公職追放
憲法研究委員、貴族院議員となる
壇上の乙案起草者
GHQによる宮内省機構の縮小、八割削減
高まるGHQの宮内省攻撃
宮内官僚・高尾亮一が見抜いた天降りの指令
皇室典範の真の作者
一参事官の双肩に懸かった皇室典範
偶然からの宮仕え
皇居の新宮殿をつくる
起草を任された小参事官
皇室典範会議
松本委員会同様の小委員会
宮沢提案の狙い
宮中席次をめぐり混乱
内親王も天皇に
皇位は例外規定
退位と皇嗣をめぐる内なる闘争
「天皇」と呼ばれていた男
退位も自由意思
佐藤達夫も危機感
皇室典範を日本側に委ねた民政局
井手成三、高尾亮一に相談す
通訳・寺崎英成御用掛
最後の壁「皇室会議」の設置
天皇、皇族が排除される
秋篠宮家婚約問題と制約
苦肉の皇室典範第十五条
今、求められていること
参考文献
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