図書アマノジャク ノ ススメ000064675

天邪鬼のすすめ

サブタイトル1~10
文春新書 1215
編著者名
下重 暁子 著
出版者
文藝春秋
出版年月
2019年(令和1年)5月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
232p
ISBN
9784166612154
NDC(分類)
914
請求記号
914/Sh52
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

はじめに 頼れるものは「私」だけ
 
第一章 敗戦こそわが原点
機密書類
白い薬
父に救われた命
わが家崩壊
母の郷里へ
軍人の娘ゆえに味わった不条理
生き延びてしまった恥
反省なき回帰
兄の秘密
 
第二章 軍人家族に生まれて
二・二六事件
旅順への手紙
颯爽とした父の姿
デラシネの家族
見よ東海の・・・・・・
仇名は「転校生」
あの時の少女
結核
クモの巣
信貴山への疎開
大阪大空襲
 
第三章 個の目覚め
おませな十三歳
自立を教えてくれた恩師の死
詩への目覚め
歌手の夢
ひとり大和川を下る
気詰まりな大家族
黒田夏子さんとの出会い
自己に向き合うしかなかった
小悪魔
黒塗りの車で現れた辻政信
 
第四章 NHK第三十五期
アナウンサー
初任地は名古屋放送局
四畳半一間の独身寮
荒田のおろち
野際さんとの出会いで悟った「私は私」
伊勢湾台風の現場を行く
失敗が次のチャンスに
ネタ探しの愉しみ
はじめての海外おんな一人旅
活字デビュー
 
第五章 大失恋
宿命
音楽の縁
内幸町での再会
惚れる苦しさ
焦燥の雪原
恋の終わり
フリーへの道
消えた「音楽の神様」
 
第六章 時代の息吹きを身に浴びて
民放の世界
物書きの道は諦めない
新宿西口解放区
山﨑博昭さんの死
最後の瞽女
「いい人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修業」
純愛
女性の人生
鈴木健二さんの教え
旅の日常
南米そして中近東へ
旅も一人、読書も一人
 
第七章 「家族」からの解放
川沿いの落ち着き
等々力の家
「生活」の重み
つれあいとの補完関係
内戦下のベイルートへの赴任
カイロの時間感覚
砂漠のやすらぎ
父の死
麻布への逃避
重たかった「暁子命」
母逝く
父母なき後の覚悟
 
第八章 転機はいつも突然に
青天の霹靂
会長就任
五輪種目「ケイリン」
ガールズ登場
四十路からのバレエ
古美術の味わい
私の「妹」
3・11
日本人は震災に学んだのか?
 
第九章 ひとりでも大丈夫
軽井沢の静謐
元気の訳
ベストセラー誕生
個をつくる孤
一人遊びの宵っぱり
書くしかない