図書キタ ノ ウミ エ000064668
北の海へ
サブタイトル1~10
新潟港の明治・大正・昭和
編著者名
みなとさがんプロジェクト実行委員会『北の海へ』編集会議 著
出版者
新潟日報事業社
出版年月
2019年(令和1年)7月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
122p
ISBN
9784861327162
NDC(分類)
683
請求記号
683/Mi39
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
参考文献: p122
和書
目次
序に代えて―新潟という場所
一 開港前夜―一八六八年の新潟
新潟港と会津藩/戦火、新潟に迫る/諸国垂涎の地/官軍上陸
二 新潟開港
九日前の開港通告/原野に建った擬洋風/河川港の悲哀
三 新潟のまち
河川港の利得/町の構造/新潟商人
四 北洋へ
新潟港歴史上最も記録すべき年度/ウラジオストクと伏見半七/もう一つの先駆/北洋漁業基地・新潟/明治二二年 新潟市の誕生
五 漁の実際
南下するロシア/鉄砲と漁網/カムチャツカ/漁場の先住者/「買魚」という漁/太陽が沈まない場所で
六 石油と鉄道―変わる新潟
工業の始まり/ウラジオストク定期便―乗員四七名に乗客七名/廻船問屋の終わり/駅をめぐる騒動
七 日露戦争と北洋漁業―オホーツクの海賊
戦時下の「自由出漁」/カムチャツカの殺戮/東丸乱闘事件
八 北洋漁業最盛期
日露漁業協約/漁区競売制のスタート/露領沿海州水産組合の設立/新潟支部と新潟政財界/新潟の堤商会
九 明治後半の新潟
ウラジオ直航便再び/穴あき突堤/市街の様変わり
一〇 北洋漁業の裾野
サケマス新潟に二〇〇〇万尾/漁夫の供給地/船員と附船宿/船員の団体交渉/大日丸事件
一一 新潟市の大正三年
新潟沼垂合併/活動写真の登場/築港計画
一二 ロシア革命と北洋漁業
シベリア出兵/北洋漁業の企業化/漁業協約改定と尼港事件
一三 開港五〇年の新潟
「互救会」と積善疑獄/新潟築港
一四 北洋漁業の終わり
日ソ漁業条約/国家対個人から国家対国家へ/新潟港の昭和
一五 新潟の漁業家
高橋助七/立川甚五郎/鈴木佐平/田代三吉/片桐寅吉/付記
あとがき―日本海という内海