図書タクホク ノウヘイタイ000064646

拓北農兵隊

サブタイトル1~10
戦災集団疎開者が辿った苦闘の記録
編著者名
石井 次雄 著
出版者
旬報社
出版年月
2019年(令和1年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
239p
ISBN
9784845115990
NDC(分類)
611
請求記号
611/I75
保管場所
開架一般
内容注記
日本国憲法施行70年を迎える年に自費出版したものに加筆・修正し新たに刊行したもの  参考文献: p227-234
和書
目次

プロローグ―1945年・夏景色
 
1章 その名も拓北農兵隊
祖国の危急救わんと
米軍B29爆撃機による大空襲
戦禍・戦災者、そして集団帰農へ
産みの親・黒澤酉蔵の意図したもの
送出に当たった詩人・更科源蔵の想い
 
2章 集団帰農はどう推し進められたか
動き出した内務省と送出目標
問答集を作成して募集を開始
送出計画と集団帰農のねらい
横浜大空襲によって戦争難民となる
長沼村への入植が決まるまで
さらなる戦火の中の逃避行
青函連絡船の埠頭で
 
3章 入植者が語る苦闘の記録
石狩・空知支庁へ入植した第一次農兵隊
十勝支庁へ入植した第二次農兵隊
上川支庁へ入植した第三次農兵隊
空知支庁へ入植した神奈川隊
上川・空知支庁へ入植した第四次農兵隊
十勝支庁へ入植した第五次農兵隊
後志・石狩支庁へ入植した第六次農兵隊
 
4章 入植地・長沼での体験
馬追原野の地へ
間もなく敗戦、そして出面の日々
馴れない農作業に明け暮れて
新しい息吹の中で
無医村にて
懐かしき想い出の人たち
収穫のよろこび
ふたたび戦争と地震に遭遇する
 
5章 戦争に翻弄された戦災集団疎開者
北の果てオホーツク沿岸に入植した大阪隊
『ロビンソンの末裔』が描いた拓北農兵隊
拓北農民団となって戦後開拓へ
結局は「棄民」であった
いま、戦争体験者が伝えたいこと
 
エピローグ―2016年・冬景色
参考文献・資料
あとがき