撤退
- サブタイトル
- 吾等かく戦えり
- 編著者名
- 斉藤 芳郎 著
- 出版者
- 田中書店
- 出版年月
- 1975年(昭和50年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 344p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Sa25
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序(室谷忠一)
前承(著者)
第一章 ラエ、サモラアへの道
岡部支隊の編成/しゅら場と化した輸送船団/第二回目の空襲/魚雷は交したが爆撃弾を受ける/日竜丸ついに炎上/猛爆をくぐってラエ沖に至る/必死の上陸を敢行/銃撃下の揚陸荷物集積作業/集結完了/先遣隊サラモアへ向かう/支隊本部のサラモア上陸
第二章 ジャングルの中を行く
惨たりブナ支隊/カミアタム高原/田中中佐サラモアに引返す/暗夜の行軍/ウエパリ山頂/落伍者が出る/進むべきか退くべきか
第三章 ワウ攻略戦
攻撃命令/ワウ市突入に失敗/食糧捜し/ワウ市占領?/銃砲撃で括約筋がゆるむ/戦友のバラバラ屍体収容/ジャングルで岡部閣下と再会/岡部支隊食糧なし/射殺した敵兵と添寝する/命がけの芋堀りそして撤退/磯中尉の差し出す芋で救われる
第四章 ワウ撤退
撤退準備/拳銃自殺を図る/悲惨な入院生活/ナッソウ湾に単独行/原住民の人質となる/人質になっている間の大発見/濠州ブタ/岡部閣下ペン地雷で負傷/主を失った歩兵団司令部/死者続出
第五章 玉砕命令
米軍大部隊の上陸/戦線縮少してサラモアを死守/肉弾戦で兵力三分の一に減る/玉砕命令受領後の心境/バングまで撤退せよ/バング到着/森田中尉との再会/鈴木参謀の奇策
第六章 サラワケット踏破行
ラエ撤退/ジャングルをさ迷う/濠兵歩哨に助けられる/天運か豪雨で架橋に成功す/夢遊病者のように歩き続ける/自決者そして発狂者も出る/得体の知れない肉のスープ/太平洋が見えた/最後の食事/キャリ到着
第七章 内地送還
血便との闘い/極楽のような船旅/輸送船轟沈さる/漂流そして救われる/パラオから台湾に後送/四年ぶりの内地/復職、終戦そして戦犯容疑
結び
思い出集 寄稿者
(第五章八) 敵船団の間隙を突破した舟艇輸送(鈴木元明氏)
(第五章七) ラエよりの後送中斉藤君との邂逅(森田栄樹氏)
(第三章十一) ワウ撤退中斉藤君との邂逅(磯静波氏)
(第二章一) ブナ支隊救援のためサラモア出発(岸寛氏)
(第六章三) サラモアに取り残され撤退友軍を追及する(吉川正芳氏)
(第三章一) ワウ攻略戦の展望(堤惣平氏)
―社団法人日本パプアニューギニヤ友好会―
後記
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